いよいよ夏も終わりか、と思う涼しさがやってきましたね。
毎年最低気温が10度台になっているのを見ると、
冬服を買わなきゃ…と焦り始めています。
感染症も流行り始めているので体調管理にお気を付けください。
それでは、今月もメルマガスタートです!
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☆秋季学位記授与式・入学式が行われました。
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■編集長からのメッセージ
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今年2ヶ月以上も残していますが、
AIまわりの進化の足が速すぎてめまぐるしい1年でした。
AIでうまく行った話しはいろいろしましたが、
今日はいまのところうまく行かなかった話をします。
昨年の論文で、(JACN EBOT で検索可能)
直交性を優先するネットワーク描画手法の提案
Elastic Box and Orthogonal Thread(EBOT)法
を学生と書きました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jacn/27/1/27_191/_article/-char/ja/
この論文では、2ページの図1、2、3において、
従来法からEBOT表記へネットワーク図を初期状態から不変の
物理設定を調整すれば、あとは物理現象だけで自然変形できる
ことを期待しています。※その検証まで論じていませんでした。
図のスクショと物理シミュレーションの目的と概要をプロンプトに
数回に分けて入力したところ、物理シミュレータが作れるというので、
やらせてみました。20分ほど掛かりましたが、これがまたのっけから、
指示した本人の数段上をいく予想以上のシミュレータを作ってきます。
バネ係数、滑り係数、重力、反発係数・・・など、
十種類以上のパラメータを設定できるものでした。
すなわち、設定できる物理環境の組み合わせは無限です。
人間技でパラメータ値の探索を行い、図1は比較的あっさり攻略できましたが
同条件で図2を解くとEBOTとは異なるネットワークで安定してしまいます。
共通の物理設定で図1と図2を解けるパラメータの探索をしばらく手作業で
切り替えながらシミュレータを動かしていましたが、埒(らち)が明きません。
ここからがAIの真骨頂なのですが、いくつかの手作業結果の報告を添えて、
解決できる共通のパラメータを見つけて欲しいとお願いしてみると、
20分ほど計算を続けて、100通りの初期値から98パターンで図1と図2を
成功させる共通のパラメータの特徴を見つけました、と来ます。
あるパラメータ値が欲しいのではなく、特徴が欲しいとも理解しています。
HITL(ワークフロー人間が介在)しても、ここまでに要した時間はわずか
4時間ほどでした。図1と図2は攻略できましたが、図3には箱の縦伸びがあり、
これは共通の物理設定ではうまくいきません。追加条件を課したいところですが、
図1と図2の成功に影響を与えるのは明らかです。
半分以上はうまくいきましたが、仮説の完全検証には至りませんでした。
完全な失敗と判断するには惜しいので、もう少し検証を進める予定です。
最後に、この物理シミュレーションを通して思ったのですが、
AIは自分が創造したシミュレータを使って何度も検証しているわけです。
つまりは創造物の挙動を把握できてはおらず、検証を猛スピードで
実行して結果をまとめているに過ぎません。
シミュレータだから当たり前ではありますが、
AIは自分の創造物の全てを理解しているわけではないことを、
身をもって体験できたような気がします。
(長谷川センター長)
■WWP便り
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https://wwp.shizuoka.ac.jp
現在のWWPサイトは合計544件です。(直近30日新設サイト:1件)
☆PICK UP!☆
静岡大学ヒコーキ部
https://wwp.shizuoka.ac.jp/suac/
代替わりがありました。前代は飛行会での優勝を果たしており、
それをも超える活躍に乞うご期待です!
■静大TV新着番組
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鮫島編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします!
◇◇静岡大学情報学部30周年記念式典 ダイジェスト
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/170/3346
2026年7月18日(土)に開催された静岡大学情報学部30周年記念式典の動画です。
来賓の方々からの祝辞や30年のあゆみの紹介、学長からのご挨拶、
情報学部イメージキャラクター公募の表彰などを撮影させていただきました。
◇◇静岡大学 工学部 電子物質科学科 夏季オープンキャンパス2026
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/426/3350
2026年度夏季オープンキャンパスで行われた、
工学部電子物質科学科の説明・模擬講義の動画です。
他の学部・学科の動画も公開しているため、そちらも是非ご覧ください。
◇◇夏休み子どもサイエンス2026 in 静岡大学 ダイジェスト
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/414/3330
技術部主催のイベントです。子どもたちが様々な実験を行いました。
参加者へのインタビューも行っています。
■クラウド便り
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大学全体のパブリッククラウドサーバ活用台数は115台です。
■イベント実績
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◇◇日本ソーシャルデータサイエンス学会
2026年度第5回(10月8日) DSカフェ(オンライン開催)にて、
長谷川センター長が講師を務めました。
ChatGPT Codex によるナーススケジューリングのアプリ開発を
デモストレーションしました。
長谷川報告:自身と同じ興味・驚き・疑問(質問)を多くいただきました。
皆さん思うことは同じなのだと改めて思ったしだいです。
https://www.jsdss.org/event/1560/
◇◇秋季学位記授与式
浜松:9月8日(火)、静岡:9月9日(水)
静岡大学テレビジョンで番組を公開予定です。
◇◇日本オペレーションズ・リサーチ学会 2026年秋季大会
https://orsj.org/2026f/
日時:9月9日(水)~11日(金)
会場:京都大学 吉田キャンパス
伊藤賢(静岡大学情報学部)・長谷川孝博センター長が
『汎用デバイスとAIを活用した現場で発生する記録の支援ツール』
の研究発表を行いました。
看護現場などで業務中に発生する情報を、
スマートフォン等の汎用デバイスとAIを活用して効率的に
記録・転記するための支援ツールを提案するものです。
長谷川報告:伊藤賢先生には連日の学会発表大変ご苦労様でした。
◇◇第17回せいれい看護学会学術集会
https://www.seirei-sons.com/seiconf/seiconf-17
日時:9月12日(土)
会場:聖隷クリストファー大学
にて、伊藤賢(静岡大学情報学部)・長谷川孝博センター長が
『既存の汎用デバイスとAIを活用した看護申し送り支援ツール
「Voice Note Flow」の開発と試行に向けた検討』
の研究発表を行いました。
AIプログラミングで開発した小型アプリを
高セキュリティのクラウドストレージで連携し、
看護現場の機微な情報を安全に通信し、
自動文字起しとAI要約で申し送りを完成します。
長谷川報告:会場配信も併せてうまく行きました。
◇◇第73回日本栄養改善学会
https://kaizen73.umin.jp/
9月11日(金)~13日(日)別府大学石垣キャンパス
鈴木睦代(長谷川研究室)・長谷川センター長が
『児童福祉施設におけるExcel機能を活用した
栄養管理業務のDX化と実用性の検証』
の研究発表を行いました。
モダンExcelを駆使した
データ入力・指標の算出・月別集計の自動化により
栄養管理業務の改善を図りました。
長谷川報告:睦代さんから講評だったの報告を受けました。
これまでスピル式の活用事例が増えることを期待します。
◇◇第30回学術情報処理研究集会 CACN2026
https://cacn2026.kiban.kyutech.ac.jp/
9月17日(木)〜18日(金) 九州工業大学 戸畑キャンパス
にて、次の3件の発表を行いました。
【1】長谷川センター長が研究発表をいたしました。
『NIPC調査書の改善と活用について』長谷川孝博
モダンExcelのPower Query機能を用いて、
76国立大学法人の情報基盤ベンチマークDBを開発しました。
【2】永田正樹副センター長が研究発表いたしました。
『サーバ証明書自動更新支援システムの検討』
永田正樹、山崎國弘(客員教授)、長谷川孝博
ACMEを用いた検証システムにて低コストおよび目標期間内の
証明書更新手順を検証しました。
【3】山崎國弘客員教授が研究発表いたしました。
『UKPIサーバ証明書のルートCA証明書世代更新による
無線LAN接続エラー多発と対応状況について』
山崎國弘、永田正樹、長谷川孝博
エラー原因の検証について、検証システムを構築して、
再現試験と正常動作必要条を確認しました。
長谷川報告:
九州工業大学のAI活用がとても先駆的で勢いがあり
大変参考になりました。
情報基盤センターの複数の教員がAI活用の全学推進の
中核にいることが印象的でした。
◇◇秋季入学式
静岡:10月1日(木)、浜松:10月2日(金)
静岡大学テレビジョンで番組を公開予定です。
■イベント予定
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◇◇静大祭・キャンパスフェスタ・テクノフェスタ
静岡:10月30日 (金) 、10月31日(土)、11月1日(日)
浜松:11月7日(土)、8日(日)
https://wwp.shizuoka.ac.jp/festa/
静岡大学テレビジョンで番組を公開予定です。
■教員近況
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◇◇田住 一茂 客員教授
みなさま、ご無沙汰しております。
大分過ごしやすい季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
個人的には相変わらず在宅勤務中心の生活を過ごしております。
昨年7月から組織変更があり Microsoft Asia へレポートすることになり、
昨年はマレーシア (クアラルンプール) でオフサイト ミーティングに
参加しましたが、今年は先月ベトナム (ハノイ) に出張してきました。
アジアのベストプラクティスを日本にも共有できればと思っています。
今年も来月日本時間 11/18-21 に Microsoft Ignite が開催されます。
Your home for Microsoft Ignite
https://ignite.microsoft.com/en-US/home
生成 AI / AI エージェントの活用やクラウド基盤など幅広いテーマで
数多くのセッションをお届けしますので、参考になる内容も多いかと思います。
Microsoft Ignite オンライン視聴は無償ですので、
ご興味ありましたらご視聴ください (日本語字幕付き)。
またお会いできる日を楽しみにしております。
◇◇柴田 昌幸 客員教授
皆様、大変ご無沙汰しております。
私は現在、愛知県名古屋市に在住し、こちらを拠点に生活・活動しております。
このたび、愛知県・名古屋市を中心にアジア競技大会・アジアパラ競技大会が
開催され、選手たちの活躍を通じて、
改めてスポーツの素晴らしさを実感いたしました。
選手一人ひとりのひたむきな姿は、多くの人々に感動と勇気を与えてくれた
ことと思います。
もっとも、私自身の感想も、皆様と同様、
テレビをはじめとするメディアを通じて得たものが中心となりました。
地元で国際大会が開催されることで、
街全体が大いに盛り上がるものと期待しておりました。
しかし、競技会場が愛知県内各地に分散していることに加え、
県外の会場でも開催されていることから、地元開催でありながら、
今ひとつ身近に感じられなかったというのが率直な感想です。
個人的には、静岡で体感した2019年のラグビーワールドカップのような、
国際的なスポーツイベントならではの高揚感を期待していただけに、
少々物足りなさを感じたことも否めません。
せっかくの地元開催ですので、ぜひ生観戦したいと思い、
チケットの購入にも臨みました。
しかし、体操や柔道などの屋内競技は早々に完売となり、
開会式のチケットも満席で、直前に追加販売が行われる状況でした。
さらに、天候にも恵まれず、結果的にはテレビ観戦が中心となりました。
チケット販売や大会運営の面では、今後、
さまざまな課題が検証されることになるかもしれません。
一方で、選手たちが正々堂々と競い合う姿からは、
スポーツが持つ普遍的な価値と、
人々の心を動かす力を改めて感じることができました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
◇◇永田 正樹 副センター長
【フルート奮闘記:その21 竹の観察】
その20は竹の観察の話題でした。その後、休日に大谷キャンパスを
歩くことがあり、いろいろ見回ったところいろいろな場所に竹が生えています。
ちなみに、笛の材料にできる竹は限られているのですが、
たまたま大谷キャンパスには材料にいい感じのものが多く、
ある程度目星をつけています。
まだ担当部署へは相談していないのですが、候補となる竹に紐を巻いておき、
今後の生育状況を観察したいと思います。(つづく)
■人事
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◇◇異動
今秋で、情報基盤センターから異動された職員です。
これまで情報基盤の発展にご尽力いただきました。
心より感謝申し上げます。
・パート技術職員(矢入)
いつの間にか出戻ってきていた編集員Yこと、矢入です。
出戻ってから2年半、これまでの在籍期間を合わせると約7年間、
情報基盤センターの両キャンパスでお世話になりました。
振り返ってみると、さまざまな業務に関わる中で、
本当に多くのことを学ばせていただいた7年間だったと感じています。
このたび、10月より静岡大学情報企画課で正規職員として勤務することとなり、
情報基盤センターを旅立つことになりました。
少し寂しさもありますが、これまでセンターで培った経験を生かし、
新しい場所でも頑張っていきたいと思います。
これまで関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
所属は変わりますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
■編集後記
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最近、アメリカでは、ゲームをやり込んだ実績を
奨学金の選考対象とする大学が登場しています。
単にゲームが上手いというだけではなく、
複雑な仕組みを理解し、長い時間をかけて目標を達成したことを、
継続力や問題解決力として評価するというものです。
また仕事の世界でも、オンラインゲームの中で大人数をまとめていた経験が、
リーダーシップの経験として評価された例があります。
もちろん、ゲームを長くやっていれば、
それだけで評価につながるという話ではありません。
「ゲームをしていた」だけで終わるのではなく、その中で何を考え、どう工夫し、
人とどう関わってきたのかまで見ると、
そこには現実社会での評価につながるものがあるのだと思います。
何が将来の役に立つかは、その時には分からないものです。
一見すると役に立たなそうなことでも、好きでとことん続けてきた経験には、
思わぬところで価値が生まれることもあるんだなと、あらためて感じました。
「将来のためになること」だけではなく、好きなことを深く掘っていく。
そんな経験も大切なのかもしれません。
(編集員:スタッフY)
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また来月号でお会いしましょう!