1) 昇圧回路(スイッチとキャパシタで高電圧を発生させる回路)の回路理論の発展と最適設計の研究


昇圧回路設計理論の構築
昇圧回路は、インダクタを用いずに低い電源電圧から高い電圧を発生する回路である。デバイスのスケーリングに従って集積回路の電源電圧は低下すると、昇圧回路を小さな回路面積で高い電力変換効率を実現するように設計するのが困難になる。著書
(b15a, b13a)や一連の学術論文(p17a, p16a, p14a, p12a, p11b, p10b, p10a, p01a, p99b, p97c)では、デバイスや回路パラメータが昇圧回路の電気特性をどのように決めるのか、あるいは回路の面積、パワー、高電圧立ち上がり時間を最小にするために設計パラメータをどのように決定すればいいか、といった昇圧回路の回路理論と設計最適化を議論している。

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