教員
専⾨
機械⼯学、熱弾性⼒学
主な研究内容
機能性材料の熱弾性問題、エネルギー変換教材の開発
研究室紹介
私たちの研究室では、主に、機能性材料の熱弾性問題の解析や中学校技術におけるエネルギー変換教材の開発を⾏っています。形状記憶合⾦などの機能性材料の機械的特性を調べ、熱や⼒学的外乱によって発⽣する材料内部の変形や⼒を解析します。さらに、このような材料を⽤いて、「⾛る、歩く、⾶ぶ」といった動くエネルギー変換教材の開発を⾏います。⾛る教材では、形状記憶合⾦エンジンカー・スターリングエンジンカー、歩く教材では、受動歩⾏模型・準受動歩⾏模型・ゼンマイやサーボモータを⽤いた歩⾏模型、その他にも、機械式振⼦時計、からくり模型などを開発しています。幼⼩中学校園での授業実践やイベントでのものづくり教室を通じて、⼦どもたちから学び、さらに改良を重ねます。また、産学連携で、ものづくり教材やおもちゃの商品開発を⾏い、地場産業との定例研究会で研究能⼒を⾼めています。県や市の公共機関とも連携し、ものづくりを通した世代間交流による、⾼齢者の⽣きがい、⼦どものものづくり経験などについても取り組みます。国際協⼒では、モンゴルのものづくり教育に対する⽀援を⾏っています。イースター島でモアイ像を歩かせるなど⾯⽩いことを常に考え、実⾏します。