教員
専⾨
⽊質材料学、⽊質構造機能学
主な研究内容
⽊質教材、⽊質材料、⽊質構造、⽊質接合部の開発
研究室紹介
⽊材は、緑植物が光合成によって太陽のエネルギーから作り出した⼤切なバイオマス資源であり、⼈間が古くから利⽤してきた最も優れた材料です。21世紀に⼊り再⽣可能な最⼤バイオマス資源として、かつ循環的環境素材として新たに注⽬を浴びつつあります。
カーボンニュトラル概念により、森林で育った⽊材を町に持ち込み、⼈間社会に⽋かせない原料として活⽤、その利⽤価値が無くなったものは、燃料として熱エネルギーに変換、その際、排出されたCO2を森林が吸収するという循環社会の構築こそ、我々⼈類が地球上で⾃然と共存できる唯⼀⽅法と考えられています。
そこで、本研究室では、次世代を担う⻘少年に適切な⽊材加⼯教育が出来るように、⽊材加⼯教育⽅法の研究と⽊質教材を開発・提案すると共に、⽊質材料の現代的有効利⽤と伴う⾼機能性素材としての応⽤⽅法の開発を様々⽅向から試みています。