全銀システム障害関連で、多数メディアでコメント

10月10日から11日にかけて発生した全銀システム障害に関して、多くのメディアでコメントをしました。
1.2023年10月10日(火)テレビ東京WBS(ワールドビジネスサテライト)冒頭テーマ「なぜ?三菱UFJ銀など11の金融機関で一斉にシステム障害」でコメントの録画が放映

2.2023年10月11日(水)朝日新聞朝刊3面「児童手当にも影響、全銀ネット障害」でのコメント「二重に振り込んでしまった人や、着金が間に合わずに費用が発生してしまった人への対処が重要になる」
3.2023年10月11日(水)Bloomberg配信記事「全銀ネット、12日朝からの復旧目指す-経済への影響拡大懸念も」でのコメント「全銀システムに対する信頼感の喪失はあった。障害が長引けば社会経済に大きな影響がある」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-10/S2C6DRDWX2PU01
4.2023年10月12日(木)朝日新聞朝刊3面「改修難航、手作業で送金 学費・給料も影響 全銀ネット障害2日」でのコメント「「本番に近い環境でテストを行っていたか疑問だ」
5.2023年10月12日(木)毎日新聞朝刊2面「鉄壁はどう崩れたか 全銀システム、機器更新の落とし穴…障害続く」でのコメント「障害の発生は仕方がない。重要なのはその後の対応だ」「今回の更新を一般の人たちは知らなかった。どこの銀行が対象かがわかっていれば、急ぎの振り込みを事前に済ますなどの対応もできただろう。今後は更新作業の日程などを開示した方が良いのではないか」
6.2023年10月13日(金)静岡新聞朝刊8面「更新に課題 検証必須-全銀ネット復旧」でのコメント「本番に近い環境で試験ができていたかどうかが今後の検証のポイントとなる」
7.2023年10月13日(金)ABEMA Prime「同じ危機あと23回?全銀ネット障害なぜ発生」にゲストとして出演

https://www.youtube.com/watch?v=q3-ckMpSDAE
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p5209
8.2023年10月13日(金)ダイヤモンドオンライン「全銀システムの送金障害、またも突きつけられた金融業界とITベンダー「積年の課題」」でのコメント「今回の更改の際に、メインフレームと仮想化技術に精通したエンジニアを集めるのが難しかったのではないか」「本番データがない中で、机上でテストを行うのは難易度が高く、ここでも経験とスキルが豊富なエンジニアが必要だった」
https://diamond.jp/articles/-/330647 (有料記事部分に掲載)
9.2023年10月11日(水)読売テレビ「朝生ワイドす・またん!」「ゆうちょ銀行、全銀ネットでシステム障害 」
10.2023年10月16日(月)日経フィナンシャル「AI活用でリスク想定を 情報開示の強化も必要 再考 全銀システム①静岡大学 遠藤正之教授に聞く」インタビュー記事(有料会員向け)
 https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOUB130ZK0T11C23A0000000
11.2023年10月19日(木) 時事通信社「デジタル化に伴うシステム障害の頻発=銀行界に厳しい視線」 (有料配信)でのコメント「ITの進歩がありつつも、過去のレガシーシステムを維持しなければならず、運用保守のコスト負 担増や開発生産性に制約がある」「組織や経営者の意識改善 は可能であり、この実現が金融全体のデジタル・トランスフォーメーション(DX)につながるだろう」
12.2023年10月19日(木)読売新聞9面「全銀ネットが謝罪、更新ソフトに不具合 」でのコメント
「障害の発生から1週間がたつのに、原因究明に関する対応にスピード感がない。全銀ネットがシステム会社に依存している姿も浮き彫りになった」
13.週刊金融財政事情2023年10月31日号「初の全銀システム障害、一筋縄ではいかない補償対応」でのコメント「そうした(更改の準備段階でテーブルが正常化を検証する)ステップがなかったとしたら問題だ」
14.財界2023年12/6号「NTTデータグループ・本間洋の「”つくる力“と”つなぐ力”の融合を」」 でのコメント  「金融機関が全責任を負った上で、ベンダーにも求償することはあるかもしれないが、他のシステム障害も含めて、対外的には金融機関に全責任がある」「次期全銀システムでのオープン化も見据えた改革の中で発生した障害であるという視点が必要。大きな改革の初回は何らかのトラブルが出ることが多い。その意識がやや希薄だったのではないか。今後もシステムの組み換えが起こると障害が発生することは予想されるが、新技術の取込ではそのようなチャレンジは必要であり、過度に障害を責めると、かえって保守的な発想から抜け出せなくなる」
https://www.zaikai.jp/articles/detail/3381/2/1/1
【大学の広報記事への掲載】
https://www.inf.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=154870