【第50回】同窓生による同窓生のための「就職相談室」の紹介

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投稿者:滝下 光夫(昭和39年工業短大電気科卒, UT相談室室長)

前回のリレーエッセイ「格子のある縦長の窓」のお話しを懐かしく拝読させていただきました。今はなき木造平屋の教官室の思い出をたどっていましたら、個性豊かな当時の金原、二階堂、鍋島・・・の諸先生方を懐かしく思い起こしました。ありがとうございました。

さて、ここで私は浜松キャンパスにて「同窓生の再就職活動を支援している就職相談室」について紹介させていただきます。正式呼称は「UT(ユーティー)相談室」と申しています。

工学部の大先輩の故影山静夫先生(静大名誉教授・前UT相談室顧問)からは「このような活動がある大学がいい大学・・・」と言われて励まされた活動です。先輩から受け継いで、今年で28年目を迎えています。

UT相談室ってどんな活動をしているか
同窓会の浜松工業会浜松支部の事業として、会員(同窓生)の再就職に関するご相談に対処する同窓生によるボランティア活動です。地元の中小企業は静大卒の優秀な技術者を求めておりますので、企業にもお役に立つことが出来ます。
相談申込み対象者はUターンして地元浜松及び近郊での再就職先を探される方々として、UT相談室にてサポートをします。Uターン希望者は親の介護、跡取り、勤務先の事業縮小による希望退職を余儀なくされている方等さまざまです。求人先と求職者の間に立って、適切な情報提供と希望される企業との出会いの場を提供します。しかしながらご希望の企業とのマッチングではご意思に沿えない場合もあります。

相談室は総員8名で対応しています
相談室委員全員が工業会浜松支部の役員を長年経験された方々です。それぞれに忙しい仕事をもちながらも、それぞれの得意分野を生かしつつ、長年の経験、多くの情報や幅広い人脈を活かして、篤く親身になって相談者に寄り添いお世話をさせていただきます。時には厳しいアドバイスをする場合があり、正に人生相談となってしまうこともあります。

いずれの場合も浜松工業会事務局のご協力をいただきながら、相談室委員は真摯に、納得をいただくまで粘り強く対応するよう心掛けています。そのような相談員一同は同窓会を通じて大学へ恩返しをしたい、後輩のため、母校のために少しでも役に立つことをやってみたいという思いを共有しています。相談申込みは今年前半では5件ありました。

“無事に再就職でき、ありがとうございました”との後輩からのお礼の言葉に接した時には、”お役に立てて良かった”といった、この活動を続けて行くことの意義をかみしめることができます。

詳しく知りたい方は浜松工業会浜松支部HPhttps://sanaruhama.org/)へどうぞ。