2025年秋の学会発表

当研究室のメンバーが筆頭または共著となった学会発表をご紹介します。

・第15回中部森林学会大会(静岡大学, 2025/11/8)
工藤渉、武津英太郎、花岡創(2025)深層学習と深層学習とUAV LiDARを活用したスギ個体の検出と樹高推定手法の高度化
要旨集はこちらから:https://www.chubu-shinrin.jp/programme2025.pdf

・第14回森林遺伝育種学会(東京大学, 2025/11/7)
加治屋杏奈、田邊純、花岡創、福田陽子(2025)アカエゾマツ精英樹の⽊材性質におけるクローン値と産地の気象要因との関係
要旨集はこちらから:https://www.fgtb.jp/pdf/FGTB_meeting2025_abstract.pdf

・日本木材学会北海道・東北支部会 第57回研究発表会(札幌コンベンションセンター2025/11/11)
遠藤圭太、川村健太、織部雄一郎、花岡創、倉本哲嗣、半智史(2025)組織培養技術を利用した絶滅危惧種オガサワラグワの野生復帰への取組

新しい論文が公開されました

当研究室の学生が投稿した論文2本が、中部森林研究に掲載されました。

  • 鈴木夢人、三浦雅弘、大宮泰徳、花岡創 (2025) UAVと深層学習モデルを用いたテリハボクの着果量評価技術の開発. 中部森林研究. 73: 19-23
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/chufr/73/0/73_19/_article/-char/ja
    本論文では、UAVを用いてテリハボクの樹冠を撮影し、AIモデルを用いて果実を検出・定量する技術を開発し、その精度を評価した結果を報告しました。
  • 中村亮介、袴田哲司、斎藤央嗣、花岡創 (2025) 成長と材質形質に優れた無花粉スギ品種候補木の選抜.  中部森林研究. 73: 39-44
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/chufr/73/0/73_39/_article/-char/ja
    本論文では、当研究室が選抜に携わった無花粉スギ品種の選抜に関する詳細を報告しました。

ご興味があれば、ご一読ください。

 

ラジオに出演しました

2025年4月18日
花岡がJ-wave INNOVATION WORLD 、DREAM PITCHのコーナーに出演させていただきました。

https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/dreampitch/250418.html

樹木の遺伝学に関する研究、無花粉スギの開発、形質評価へのドローンやAIの活用などについて紹介させていただきました。
森林遺伝育種学を皆さんに知っていただくきっかけになったようであれば、嬉しいです。

最近の学会発表の報告

2025年3月に開催された学会大会で当研究室が筆頭または共著として、発表した内容を報告します。

花岡創、Gan Yi, Wang Quan, 飯尾敦弘、楢本正明 (2025) 種多様性の高い林分における個体レベルのLeaf Area Densityの推定. 第136回日本森林学会大会. PF-21, 北海道

Annna Kajiya, Jun Tanabe, So HANAOKA, Yoko Fukuda (2025) The effect of climatic factors of provenance on clonal variation of radius, basic density, and. microfibril angle in Picea glehnii plus-trees. ISWST 2025, 7FS-OP2-01, Sendai

三浦昌弘、千吉良治、大宮泰徳、松下通也、加藤一隆、花岡創 (2025) 優良個体の選抜のためのテリハボクの成長及び着花・着果性の調査. 第136回日本森林学会大会, PF-20, 北海道

矢崎健一、花岡創、山岸松平、小笠真由美、種子田晴彦、福田陽子 (2025) 短波近赤外反射スペクトル及びひずみゲージを用いた木部水ポテンシャルの推定. 第75回日本木材学会大会. A20-01-1115, 仙台

 

今後も様々な研究に取り組んでいきます。