当研究室では、これまで林業用苗木の生産現場では使われてこなかった資材を用いることで、苗木生産における低コスト化と省力化の実現を目指しています(日本甜菜製糖株式会社との共同研究として実施しています)。また、気象条件とスギ苗木の成長を定期的にモニタリングし、気象条件から成長を予測するモデルを開発することも目指しています。
日々、ぐんぐんと伸びる苗木を眺めるのは楽しくもあり、でも、頻繁に1000本近い苗木を計測してもらうのは大変でもあります。
炎天下の中で調査を頑張った後に、演習林宿舎から徒歩5分の場所にある阿多古川で涼んでから帰宅するのが最近の流れになっています。こういう楽しみがあるのも、演習林で研究する醍醐味ですね。