Mizanurさん達の「細胞透過ペプチド(CPP)・トランスポータン10の単一ベシクルへの侵入の連続的な検出」の論文がChem. Phys. Lipidsに掲載されました。 (Chem. Phys. Lipids, 212, 120-129, 2018) [Abstract]。この論文では、内腔に小さなGUVを含むGUVを用いた従来の方法 (Islam et al., Biochemistry, 2014) ではできなかったCPPのGUV内への侵入に伴うGUV内腔のCPP濃度変化の連続的な測定方法の開発 (内腔にLUVを含むGUVを用いる方法)とそれを用いた結果が記載されています。CPPの濃縮効果やGUV内のCPPの拡散についても記載されています。
単一GUV法の応用例の総説
抗菌ペプチド、細胞透過ペプチド、ポア形成毒素蛋白質の機能の研究で、我々が開発した単一GUV法により新しく見出された研究内容に関する総説 (Perspective) がPCCP (Phys. Chem. Chem Phys), 16, 15752-15767, 2014に掲載されました。 [Abstract]. [PDF]