事業開発マネジメント特別セミナーの今年度第5回目を下記のように開催します。
テーマ：東日本大震災からこれまで
『福島県飯舘村を例とした、放射性物質で汚染された環境の修復と今後の課題』
講師：万福裕造氏
（国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境研究部門 上級研究員）
概要：福島第一原子力発電所の事故に起因した環境汚染からの回復は、様々な社会的制約（法令、資金、時間、住民や関係者の心情など）により、混沌とした状態が作り出され、科学的には最適と思われる技術を即時に適用することが出来ないジレンマが生じています。これらを進展・打開するためには、学術的な背景を持つ実践的な方策を見出す必要があり、理工学から社会科学など分野横断型の連携を礎に慎重に進める必要があります。放射性物質によって汚染された地域の早期の環境回復のために発生した除去土壌の再利用や県外最終処分に対して“技術の社会受容”の課題に実践的に取り組むため、「さまざまな事案に関わる利害関係者の多面性、価値観の多様性を理解し、総合的に見られるようになる」ことについて学ぶことを目的としています。
日時：令和3年9月5日(日)10:00開始 ～12:15終了
Microsoft Teamsによる遠隔講義
電子メールソフトとウェブブラウザがあれば、受講できます
受講希望者は9月2日（木）までにお申し込みください
申込先：チラシをご参照ください
主催：静岡大学総合科学技術研究科工学専攻事業開発マネジメントコース
後援：浜松商工会議所、(公財)浜松地域イノベーション推進機構、
静岡大学工学部ものづくり人材育成センター地域連携部門
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
