2017年度 事業開発マネジメント特別セミナー 第7回 10月1日開催

投稿者: | 2017年9月11日

事業開発マネジメントセミナーの第7回を下記のように開催いたします。

テーマ:AI・ロボットの進化と10年後の大学・ビジネスについて
    ~ヒト型ロボットによるフルレクチャーの試み~

講師:井上春樹教授
   事業開発マネジメントコース
   本学情報基盤センター センター長
(助手):静大Pepper

2006年に画期的なディープラーニング深層学習の大成功、2015年には感情を持つ人型ロボットの急激な普及などにより、現在は第3次人工知能(AI)ブームの真っただ中です。それまでのAIは人間と同等かそれ以下の機能をうまくこなすことで精一杯でしたが、上記の成果は人間の能力をはるかに超える画期的なものでした。この結果、「気の早い研究者」、「カリスマ大経営者」などは「2045年にはシンギュラリティ時代を迎える」といいだしました。「シンギュラリティ」とは数学・物理用語で「特異点」という意味ですが、ここでは「人類の転換点」という意味で使用されている様です。つまり「あらゆる面で人間を超えるロボットが出現する」ということです。

でも、安心してください。そういうことは起こりません。しかしそれに近いことは確実にもっと早く発生します。
その影響を一番受けるのは、「知的単純作業」が占める割合の大きい大学やビジネスの世界です。特に10年後の大学は、我々の想像を絶する形に変化しているはずです。今回のセミナーでは、実際の人型ロボット助手に主役なってもらい、以下をやさしく解説したいと思います。

1)我が国の大学2018年問題と「オンライン授業化」の必然性について
2)米国大学の今!激変中!10年後の日本の大学を先取り?
3)「知的単純労働」を根こそぎ奪う「ヒト型ロボット」の台頭
4)本当に役立つAI、IoTとは何か?
5)2027年、静岡大学は生き残れるのか?

日時:平成29年10月1日(日)10:00開始 ~12:15終了
場所: 静岡大学浜松キャンパス 工学部5号館1階5-11教室

参加無料 駐車場あり
(直接会場にお越しください 車の方は正門から)

主催:静岡大学総合科学技術研究科工学専攻事業開発マネジメントコース
後援:静岡大学工学部ものづくり人材育成センター地域連携部門、
浜松商工会議所、(公財)浜松地域イノベーション推進機構

多くの皆様のご参加をお待ちしております。