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国立大学法人情報系センター協議会は、全国の国立大学法人総合情報処理センター及び情報処理センター等が参加し、センターに関する問題などについて情報交換及び意見交換を行い、その問題を解決することを目的にしています。
2023年度は、静岡大学・浜松医科大学が共同開催校として、第20回 国立大学法人情報系センター協議会総会を開催します。

大学の情報基盤整備は、世界的な情報化社会の変化やそれを支える革新的な技術の進展に迫られて、走り続けなければならない運命を背負っているようである。クラウドコンピューティング(IaaS)やソフトウェアサービスのクラウド化(SaaS)が学術情報基盤へ定着するまでに約10年の歳月を要してきた。安定したクラウド活用もつかの間、この数年はオンライン教育やテレワーク等の情報基盤サービスの要求に迫られてきた。それは、かつて大学が経験したことのなかった高い可用性を求められる情報ネットワークサービスであった。多くの大学は、情報基盤の前進、情報セキュリティ対策、情報基盤経費の制約、三つ巴の困難をそれぞれの創意工夫や改革的取組で克服してきた。今、この数年間を振り返れば、大学の情報基盤の性能はかつて経験したことのない勢いで飛躍的に高められ、また多くの構成員が学術情報基盤の利便性と重要性を再認識する機会となったのではないだろうか。
今年度の総会では、各大学の情報基盤整備事業における、この数年間の新しい取組や方針の変化、そこで得られた成果や残された課題を共有し、情報系センターの立場から今後の大学の情報基盤の調達と運用の在り方について闊達な意見交換を行いたい。

総会終了後、4年ぶりとなる懇親会（参加費5,000円）を開催します。
場所：はままつ地ビールレストラン　マイン・シュロス　アクセス（アクトシティ浜松から徒歩５分）
時間：18:00～20:00