久しぶりのRECLSセミナーのお知らせになります.2017年9月16日(土)に島根大学で開催される日本教育工学会の年会の初日のSIG06「協調学習・学習科学」のセッションで共催のセミナー「学習科学の最先端を知る」を開催いたします.Speakerは現在国際学習科学学会のflagship journal,Journal of the Learning SicnecesのChief Editorを勤めているProf. Jan van Aalst (University of Hong Kong)です.これまでのJLSあるいはijCSCLなどのarticleを振り返りながら,学習科学の理論的背景そしてそれに基づく方法論がどのように発展してきたかを短い時間ですが語っていただきます.
大島純による簡単な趣旨説明ののち,まず,Guest SpeakerであるProf. Jan van Aalstによる学習科学の発展についての講演を45分程度お願いしてあります.ここでは,Journal of the Learning Sciencesの論文成果を引用しつつ,学習科学がJLSの創刊から27年間にわたり,どのような成果を導き出して来たかについてお話ししていただきます.その上で,休憩を挟んで,セッションの聴衆はグループ・ディスカッションを通して,自分たちの理解をさらに深めていくためのchallenging questionsを検討する時間(30分)を取ります.その質問をカードで回収した上で,大島が対談形式でProf. Jan van Aalstとの間で議論を展開しますが,この議論へは採用された質問者やそのほかの聴衆のみなさんにぜひ参加していただきたくお願いします.
またとないチャンスです.ぜひお時間の都合をつけておいでください.