第10回学習科学ワカモノ勉強会
今回は、「学習科学と一人一台の学習環境」をテーマにApple Japan合同会社を会場に開催します。
「学習科学」と呼ばれる研究分野では、認知学習を研究する人、教育を研究する人、システムを開発する人、教科教育を研究する人、授業を実践する人たちが集まって、認知学習研究の知見を基盤に、現実場面で学習の質を高めていく挑戦をしています。また最近は、21世紀型スキル・21世紀型能力等、21世紀を生き抜く力を育成するために、「新たな学び」を教室で実現していく必要性が強調されています。今回は「タブレット端末等の一人一台の学習環境」をキーワードに、新た学びを実現していく上でいかに子どもたちの学びのツールとして活用可能か、という点について、学習科学の知見を踏まえながら、参加者のみなさまと議論していきたいと考えています。
日時: 2013年11月9日(土)13:30-17:00
内容:
主に初等中等教育を対象に、学習科学の視点からタブレット端末等の効果的な活用方法について、これまでの研究実践等をいくつか紹介したうえで、グループに分かれて議論していきます。最終的には、学習科学の知見を反映させた活用方法について発表し合い、シェアしていく予定です。議論の際には、学習環境をデザインする上での4つの視点「学習者中心」「知識中心」「評価中心」「共同体中心」や、21世紀型スキル、協調的な知識構築・知識統合等の知見も踏まえながら検討していきたいと考えています。
会場:Apple Japan合同会社(六本木ヒルズ)(当日のアクセスの詳細は、参加申込者に改めてメールいたします)
参加方法:以下のフォームから事前申込みをお願いします。参加費は無料です。(大変申し訳ありませんが、定員に達した場合は締め切らせていただきます。先着順です。メールアドレスの記入はお間違えのないようお願いします。)
終了後懇親会も予定しています(懇親会の予約を円滑にするため、キャンセルは3日前まででお願いします)。みなさんと交流しませんか?参加は自由です。
企画者:益川弘如(静岡大)、望月俊男(専修大)、北澤武(東京学芸大)、尾澤重知(早稲田大)、齊藤萌木(東京大)、舘野泰一(東京大)