RECLSについて

設置の経緯

教員の資質能力の向上に関して、学習科学の教育及び研究を推進することが求められている。学習科学の教育・研究を推進することにより、(1)教員養成の質の向上(2)教員研修の質の向上を実現する。

組織

教育部門

    • 学部における教員養成
    • 現職教員に対する研修
    • 教職大学院
    • 研修(教員免許更新講習、教育委員会・教育センターとの連携、公開講座など)

 

研究部門

    • 大学教員による研究
    • 教職大学院・共同大学院における実践的研究
    • 教育委員会・教育センター・小中高等学校等との共同研究
    • 学習科学研究の取り組み支援
    • 学習科学入門者対象の勉強会開催
    • 学習科学研究者育成の支援

 

スタッフ

  • 河﨑美保(センター長)(静岡大学大学院教育学研究科)
  • 村山功(静岡大学大学院教育学研究科・教職大学院)
  • 大島純(静岡大学大学院総合科学技術研究科・情報学専攻)
  • 大島律子(静岡大学大学院総合科学技術研究科・情報学専攻)
  • 山口悦司(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)(学外協力研究員)
  • 北澤武(東京学芸大学)(学外協力研究員)
  • 望月俊男(専修大学ネットワーク情報学部)(学外協力研究員)
  • 益川弘如(聖心女子大学)(学外協力研究員)
  • 大浦弘樹(東京理科大学)(学外協力研究員)
  • 河野麻沙美(上越教育大学)(学外協力研究員)
  • 大﨑理乃(信州大学)(学外協力研究員)
  • 長沼祥太郎(九州大学)(学外研究員)

学習科学研究業績 (2010~)

【書籍】

  • 益川弘如訳(2012)「教育における3つの時代の変化」稲垣忠編訳、Collins, A., Halverson, R.著, 『デジタル社会の学びのかたち 教育とテクノロジの再考』, 北大路書房, 125-141.
  • 大島純益川弘如(編)(2016). 学びのデザイン:学習科学(日本教育工学選書).ミネルバ書房:東京.
  • 大島純. (2016). 教育工学と学習科学の接点.大島純益川弘如(編),学びのデザイン:学習科学(日本教育工学選書)( 11–15).ミネルバ書房:東京.
  • 大島純. (2016). 学習科学:新しい学びの探究.大島純益川弘如(編),学びのデザイン:学習科学(日本教育工学選書)( 16–43).ミネルバ書房:東京.
  • 大島純益川弘如. (2016). あるべき学びの再考とその基盤となる学習理論の枠組み.大島純益川弘如(編),学びのデザイン:学習科学(日本教育工学選書)( 44–55).ミネルバ書房:東京.
  • 大島律子大島純. (2016). 協調学習理論に基づく授業設計の理解.大島純・益川弘如(編),学びのデザイン:学習科学(日本教育工学選書)( 148–156).ミネルバ書房:東京.
  • 森敏昭・秋田喜代美・大島純・白水始(監訳).(2018).学習科学ハンドブック 第二版 第1巻: 基礎/方法論.北大路書房:京都
  • 大島純・森敏昭・秋田喜代美・白水始(監訳).(2016).学習科学ハンドブック 第二版 第2巻: 効果的な学びを促進する実践/共に学ぶ.北大路書房:京都
  • 秋田喜代美・森敏昭・大島純・白水始(監訳).(2017).学習科学ハンドブック 第二版 第3巻: 領域専門知識を学ぶ/学習科学研究を教室に持ち込む.北大路書房:京都
  • 大島純千代西尾祐司(編).(2019).学習科学ガイドブック.北大路書房:京都

【論文】

  • 大島純・太田健介・新原勇介・大島律子.(2010). 協調学習のプロセスと個人の貢献を測定する試み−発言のネットワークを用いた学習者の対話分析−.日本教育工学会論文誌,33(3),333-342.
  • スカーダマリア,M.・ベライター,C.・大島純.(2010).知識創造実践のための「知識構築共同体」学習環境.日本教育工学会論文誌,33(3),197-208.
  • 大島純・三宅なほみ. (2011). 人ロボット共生学における「知恵の協創」.日本ロボット学会誌, 29(10), 875-878.
  • 大島純. (2011). リフレクションを促す学習環境のデザイン指針.教育システム情報学会誌, 28(3), 253-261.
  • Oshima, J., Oshima, R., & Matsuzawa, Y. (2012). Knowledge Building Discourse Explorer: A social network analysis application for knowledge building discourse. Educational Technology Research & Development. DOI: 10.1007/s11423-012-9265-2.
  • Matsuzawa, Y., Oshima, J., Oshima, R., & Sakai, S. (2012). Learners’ Use of SNA-based Discourse Analysis as a Self-Assessment Tool for Collaboration. Int. J. of Organisational Design and Engineering, 2(4), 362-379.
  • 大島律子・湯浅且敏・大島純・上田芳伸.(2013). グループ活動を形成的に分析・評価する授業デザインの検討.日本教育工学会論文誌, 37(1), 23-34.
  • 安斎勇樹・益川弘如・山内祐平(in press)創発的コラボレーションを促すワークショップの活動構成 : アナロジカル・ジグソーメソッドの効果の検討,日本教育工学会論文誌
  • 三宅なほみ・大島純益川弘如.(2014). 学習科学の起源と展開.科学教育研究38(2),43–53.
  • 大島純.(2014). 学習科学研究のパラダイム.教育メディア研究20(2),3–9.
  • 遠藤育男益川弘如大島純大島律子.(2015). 知識構築プロセスを安定して引き起こす協調学習実践の検証.日本教育工学会論文誌, 38(4), 363–376.
  • Oshima, J., Oshima, R., & Fujita, W. (2018). A Mixed-Methods Approach to Analyze Shared Epistemic Agency in Jigsaw Instruction at Multiple Scales of Temporality. Journal of Learning Analytics, 5(1), 10–24.
  • Splichal, J. M., Oshima, J., & Oshima, R. (2018). Regulation of collaboration in project-based learning mediated by CSCL scripting reflection. Computers and Education, 125, 132–145.
  • 大﨑理乃大島純. (2019). 社会意味ネットワーク分析とテキストマイニングの混合法による知識創造型学習の評価の提案.日本教育工学会論文誌43(1), 13-29.
  • Oshima, J., Tsunakawa, T., & Oshima, R. (2020). An assessment of idea emergence in subject-matter collaborative learning. Frontiers in Education, 5, Article 21. DOI:10.3389/feduc.2020.00021
  • Oshima, J., Oshima, R., & Saruwatari, S. (2020). Analysis of students’ ideas and conceptual artifacts in knowledge-building discourse. British Journal of Educational Technology, 51(4), 1308–1321.
  • Yamaguchi, S., Oshima, R., Oshima, J., Shiina, R., Fujihashi, T., Saruwatari, S., & Watanabe, T. (2021). Speaker Identification for Business-Card-Type Sensors. IEEE Open Journal of the Computer Society.

【その他】