/ 11月 6, 2006/ 集中講義

担当教員:新井 敏康 教授(神戸大学大学院自然科学研究科)

日時:2006年11月6日(月)、11月7日(火)、11月8日(水)

理学部 C309室 / 受講対象:数学科3年生と4年生と大学院生

概要: ゲーデルの不完全性定理の証明の概要と、 それに関連した様相論理に親しむことを目標とする。 ゲーデルの不完全性定理の証明を様相論理として捉えた provability logic を通して、 様相論理の意味論やソロベイの構成法について学ぶ。 授業は、以下のように進めて行く予定である。

  • ゲーデルの不完全性定理 (1) 形式化 (2) 算術化(coding) (3) 証明可能性述語 (provability predicate)の満たすべき条件
  • ゲーデルの証明から様相論理 provability logic GL へ。 GL の意味論 (1) Kripke models (2) 完全性 (3) 有限モデル特性 算術での準備
  • ソロベイの定理—GL の算術的な完全性

この講義の講義ノートです。

レポートに関する解説を、 11月21日 14:30 から(1時間、もしくは1時間半程度)C215 にて行います。

Share this Post