浜松の街も再びコロナの拡大が始まっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
幸いにも現在は9月中旬から本格的に始まった21代機体の製作に勤しんでおります。
さて、その機体製作に欠かせない作業の一つである「桁焼き」ですが、ついに明日で21代としては予定していた本数を焼き終えることになりました。実はコロナが無ければ10月中には桁焼きは完了していたのですが、コロナによってサークル支援金が全額無しとなってしまった以上、後々の他の部品の製作や試験飛行の費用の捻出をするため、2本多く桁焼きを行うことになりました。
明日製作する桁は、機体の中央翼から一つ隣に位置する翼に用いるものであることから、積層数も多く、桁径も大きなものとなります。11月の浜松の気温はなかなかに低く、焼き時間も最短の5時間では収まらなさそう……。
とはいえ機体の完成のためには欠かすことのできない作業。最後まで気を抜かず、求められる性能をしっかりと実現したいところです。そして前述のとおり、21代としては最後となる桁焼きということで、一つ一つの工程が現役時代最後となるのかと思うと寂しさもありますが、この桁焼きが最後となるということは、今後の21代の活動が事故無く安全に成し遂げられるということでもあるため、寂しいとは言っていられませんね。
それでは次の更新をお楽しみに!