静大フェスタ 電界放出型走査電子顕微鏡説明会2日目

電子顕微鏡の一般への説明会では、虫の脚などを拡大して見せることが多いようです。私たちの説明会では、そういう印象的なものは準備せず、研究室で普段行っている卒業論文や修士論文の試料を見てもらっています。

印象に残る虫などお持ちでしたら、貸してもらえたら見るかもしれせん。

また、説明後は参加者と自由なお話ができたのもお互い楽しかったとおもいます。小学5年生、中学1年生から高校3年生まで来てくれました。保護者の方や、友達と来てくれた人もいました。

一つ面白いことがありました。最初、学生さんたちは緊張していているようで、いつもは起きないハプニングが起きました。両日ともに、最初のセッションで起きました。初日は試料交換時に試料台を鏡筒と試料交換室の境界付近に落としました。この時は、実は心の中で、説明会はこのまま終わるかと観念しました。気を取り直して、一回押して引いたら、リカバーできました。ラッキーでした。こんなこと一度も起きたことないのにね。二日目はささやかなミスでした。EDS検出器が斜めに試料に近づいてくる様子を見せたいと思った学生さんが、いつも押さないカメラマークのボタンを押しました。するとZ軸(試料の高さ)が動いて、通常の状態に戻れなくなりました。学生さんは「これだったかなと思って」とのことでしたが、この時は「わからないことをしないように」とキツく言いました。その後、試料交換のボタンを押して、元の状況に戻りました。普段とは異なる状況、今回だと見物客の前で説明しながら操作すると、「普段はやらない変なことをする」と覚えておきましょう。いつもとは異なった注意が必要です。ハプニングも楽しめたとしたら大成功です。