テレビをみていたら(CS放送で朝見たタカラヅカニュースの再放送を、紫藤りゅう見たさにもう一回見て、チャンネルを変えたら)歌人の俵万智さんがインタビューに答えていた。歌にして答えていたのはさすがだとおもう。感動したが、聞き逃したので、ネット検索すると、
むっちゃ夢中、とことん得意、どこまでも努力できれば、プロフェッショナル(かな)
とのことである。
還暦を前にした研究者教員としては、
どんだけ夢中か、本当に得意か、どこまで努力できるか と全て疑問形になってしまう。
古来から成功するためには運鈍根が必要と言われていた。どのくらい得意かについては問題にされて来なかった。なぜか?得意なのは前提条件だったからだろう。好きなことと得意なことを分けて考える冷静さを持ち、夢中になる情熱によって、どこまで努力できるかが、今、この瞬間の問題だ。
(ということなので、夢中になれるか、どんだけ得意かはさておき、努力ぐらいはしましょうと今日は謙虚なおじさん)
3月1日は多くの高校で卒業式が行われる。4月から大学や社会で得意なことに努力を惜しまない生活をしてほしい。