産業総合研究所の志村さんの案内で奈良の吉野の巡検に参加し、初日と二日目を楽しませてもらいました。
紀伊半島の三波川帯の岩石を見せてもらいました。高変成温度のところでは、石英脈が数10cmの厚さがありました。低温度ではそんなに太くはないそうです。
写真は太い脈。
同じ場所で、美しい杉脈と名付けられている雁行状の脈もありました。
別の場所で、変成温度が少し下がったところに断層沿いに茶色にところがあり、山口さんの説明では断層沿いによくある鉄を含む炭酸塩だそうです。面白い。有馬温泉の金泉と銀泉を思わせます。
鉱物名、ankerite
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0012821X10007910