高校生探究・情報コンテスト2025の発表登録一覧です.
発表件数は52件です.
[2025年10月29日 17:40:36 更新]
すべてセッション1 | A会場セッション1 | B会場セッション1 | C会場セッション2 | A会場セッション2 | B会場セッション2 | C会場
 |
#01 【最終】 (セッション1) (A会場) |
| 量子コンピュータを用いた自動運転の研究 |
| 放送部探究チーム |
| 持田 尚亮 (セントメリーズインターナショナルスクール) |
本研究では、量子コンピュータのQUBOアルゴリズムを活用し、列車の自動運転における進路選択をリアルタイムで最適化する制御システムを構築した。従来の古典的手法では困難とされてきたNP問題である経路分散問題に対して、量子コンピュータによる高速計算が可能となった。センサーデータに基づいて列車の位置を把握し、進路を即時に最適化することで、衝突の回避や遅延の抑制を実現している。将来的には、鉄道や自動車の運行において、エネルギー効率の最大化や安全性の向上に貢献する技術としての活用が期待される。 |
 |
#02 【最終】 (セッション2) (A会場) |
千葉県キャベツ産地の気象データを用いた小売価格の決定要因分析
-2024年から2025年冬に小売価格の歴史的高騰をもたらした気象環境要因の特定- |
| 国立お茶の水女子大学附属高等学校 お茶めラボB |
| 湯浅 璃虹 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 横内 敬子 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 山田 結菜 (国立お茶の水女子大学附属高等学校) |
本研究では、2024年12月から2025年1月にかけて歴史的高騰を記録した千葉県産キャベツの小売価格がどのような気象環境要因により引き起こされたのかを、産地でキャベツの栽培指導を担う専門家へのヒアリング調査、生育過程の気象データと小売価格統計を用いた時系列相関解析により明らかにした。小売価格は需要と供給によって決まるとされるが、高騰したキャベツにおいては需給バランスではなく「夏季の異常高温という特定の時期の特定の気象要因」が記録的な価格高騰を誘発したことがわかり、収穫期13~24週間前の播種~定植期における異常高温が半年後の小売価格に影響することを新たな知見として提示した。キャベツ価格予測のモデル化を行い、今夏の気温から半年後の価格を予測したところ463円~495円/kgと算出され、今年も平年と比べてかなり高騰する見込みである。この先の気象状況に着目しながら、今冬に本研究が予測したキャベツ小売価格の高騰が起きるかどうかを確認・検証していきたい。 |
 |
#03 【最終】 (セッション1) (A会場) |
QGISを活用したヒグマ出没情報の可視化とゾーニング管理の設計
-北海道札幌市を対象とした地理的・気象的要因分析に基づく都市計画の提案- |
| 国立お茶の水女子大学附属高等学校 お茶めラボC |
| 横内 敬子 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 山田 結菜 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 湯浅 璃虹 (国立お茶の水女子大学附属高等学校) |
本研究では、札幌市が公開するヒグマ出没情報をPythonによりジオコーディング(座標変換)してQGIS上に展開し、作成した六角メッシュ分布図から2エリアのヒグマの出没集中域(A、Bゾーン)を特定して、このエリアに対する地理的特徴の分析を行った。加えて気象データを用いた分析を行い、「前年の夏の気温が当年の山の実の豊凶と熊の出没傾向に影響する」という森林総合研究所の研究成果が、札幌市のヒグマ出没動向においても適合していることを示した。これらの分析結果を基に、札幌市内のヒグマ出没集中域に対して北海道大学が提唱するゾーニング管理の考え方を適用した都市設計の検討を行い、今後の街づくりの課題と方向性を提案する。 |
 |
#04 【最終】 (セッション2) (A会場) |
千葉県外房エリアの自然災害伝承碑が伝承する防災教訓
-元禄地震の災害碑・古記録の調査分析に基づく津波ハザードマップの改良提言- |
| 国立お茶の水女子大学附属高等学校 お茶めラボD |
| 山田 結菜 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 湯浅 璃虹 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 横内 敬子 (国立お茶の水女子大学附属高等学校) |
自然災害伝承碑は、過去にその土地で起きた災害の様相や教訓が刻み込まれているが、ここに残された伝承が地域で活用されているとは言い難い。本研究では、九十九里浜南部元禄津波浸水推定図に示される自然災害伝承碑のうち、①千人塚(山武郡蓮沼村)、②溺鬼供養塔(山武郡九十九里町)、③元禄地震供養碑(長生郡長生村)の3ヶ所を調査地点に選定し、有識者ヒアリング、文献調査、現地調査による碑文の解読と地形的特徴の分析、ハザードマップを用いた伝承内容の比較検証を行った。その結果、現在運用中の津波ハザードマップによる浸水想定は、いずれの地点も今回調査した碑文が残す津波被害の伝承よりも過小評価となっており、津波浸水想定の計算に伝承や教訓が反映されていないことが明らかになった。災害碑文が残す教訓をどのようにハザードマップに反映し、どのように地域防災に生かしていくのかは今後の課題である。 |
 |
#05 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| 高校生produce!AIで始める筋トレ生活 |
| ChangeAnge |
| 山下 隼輔 (岐阜県立岐阜商業高校 ビジネス情報科), 林 晏嗣 (岐阜県立岐阜商業高校 ビジネス情報科), 髙橋 真帆 (岐阜県立岐阜商業高校 ビジネス情報科), 小島 湊司 (岐阜県立岐阜商業高校 ビジネス情報科) |
私たちは、AIを活用して日常生活に無理なく取り入れられる筋トレ方法を探究している。
運動不足や姿勢の悪化など、生活の中で見落とされがちな身体の問題に注目し、
AIによるフォーム解析やトレーニング管理機能を活用することで、家庭でも正しく効率的に筋トレができる仕組みを検証。
学校や部活、バイトで忙しい高校生でも続けられる、手軽で効果的な運動習慣の提案を目指している。 |
 |
#06 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 「使う」から「活かす」へ 〜ICT教育の深い活用〜 |
| 酒井 琴子 (静岡県立浜北西高等学校), 中野 友稀 (静岡県立浜北西高等学校), 松井 大和 (静岡県立浜北西高等学校) |
本探究は、深いICT活用を①主体性②対話・協働③創造・表現④問題解決と定義し、学校全体の実態を調査した。生徒は深い活用への意欲が高い一方、実際は資料閲覧に偏り、教員はスキルやアイデア面に課題を抱えていた。このギャップを埋めるため、ICT支援員常駐や研修、環境整備、生徒サポーター制度などを提案。県議会議員・教育委員会への提案を通じ、深い学びを支えるエコシステム構築を目指す。 |
 |
#07 【最終】 (セッション1) (A会場) |
| 発光する生物は電気に成り変わるのか |
| 齋藤祐希奈 (浜松商業高校), 蒲生千郷 (浜松商業高校), 山賀琉愛 (浜松商業高校) |
発光する生物を調べ、どのような原理で発光しているのか、なぜ発光する必要があったのか、発光することによってどのような影響を自然環境に与えているか、実際に電気のもととして使えるのか、を調べる。主として取り上げるのはクラゲやウミホタルなどの海洋生物、ヤコウタケなどのキノコ類、カモノハシなどの地上で暮らす発光することのできる生物。常に実用化されている例も挙げつつ、自分たちなりの考えを導き、実用化できる可能性がないかを考える。 |
 |
#08 【最終】 (セッション2) (A会場) |
| スマホ依存は高校生の幸せを奪うのか |
| 伊藤涼乃助 (浜松商業高校), 能勢大吾 (浜松商業高校), 藤田虎大 (浜松商業高校), 松浦青蓮 (浜松商業高校), 松尾琉翔 (浜松商業高校), 谷中紫輝 (浜松商業高校) |
SNSの利用が当たり前となった現代、使い方によって心に与える影響は大きく異なる。本探究では、SNS依存度と幸福度の関係に注目し、アンケートやインタビューを通して使用時間や利用目的・SNSとの向かい方を調査する。得られたデータを基にSNSが幸福度に与える影響を明らかにし、よりよい付き合い方を考える。 |
 |
#09 【最終】 (セッション1) (A会場) |
| スマホ依存とデトックスの必要性 |
| 田幡隼都 (浜松商業高校), 海野翔 (浜松商業高校), 内山結稀 (浜松商業高校) |
私たちは、デジタルデトックスを実践し、スマホなどのデジタル機器から一定期間離れて生活をすることでデジタルデバイスの使用時間を減らし、どのような精神、体の変化の効果が現れるのか検証をしていきます。また、クラスや駅前などの場所でアンケートを取り日頃のスマホの使用時間や依存度を調べて、日頃のスマホ依存傾向にあるひとの特徴や使用理由を調べ結果を分析・考察をしていきます。 |
 |
#10 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 子供のスマホ利用どこまで許すべき?? |
HONY
浜松学院興誠高等学校 子ども教育コース2年 |
| 鈴木日菜 (浜松学院興誠高校), 蒲澤乃彩 (浜松学院興誠高校), 後藤音羽 (浜松学院興誠高校), 杉森結菜 (浜松学院興誠高校) |
私たちは保育基礎の授業や総合的探究の時間を通して、子どもに関する学びを深めてきました。将来は幼稚園教諭・保育士・小学校教諭を目指しています。保育実習で5歳児クラスを担当した際、タブレット端末を使った活動に触れ、園児から「親のスマホの使い方もわかるよ~」という声を聞きました。近年注目される「スマート保育」にも関心を持ち、子どもとICTの関わりについて探究を進めています。 |
 |
#11 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| 外見至上主義社会における食育の大切さについて |
| 澤地柚葉 (松商学園高等学校) |
日本の社会的問題を調べたところ若年層における低体重化が問題になっていたので、低体重化の原因およびソーシャルメディアとの関係性について探求した。 |
 |
#12 【最終】 (セッション2) (A会場) |
| AIを用いた鶏の暑熱対策システムの開発 |
| かけこっこー |
| 木佐森 俊哉 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科), 佐藤 迅 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科), 片桐 碧斗 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科), 田辺 陽暉 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科) |
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センターのご指導を頂き、AIによる画像認識とRaspberry Pi 5を用いてリアルタイムに鶏のパンティング状態を検出し、対策するシステムを目指している。まず、webカメラで鶏を撮影し、鶏ごとに開口、閉口を認識し、パンティング状態を判定する。そして扇風機、ブザーを作動させ、LINEで警告メッセージを送信する。これにより、鶏一羽ごとの状態をリアルタイムでモニタリングが可能になり、鶏舎管理の負担を軽減できると考えられる。 |
 |
#13 【最終】 (セッション1) (A会場) |
| 中学生向け教材用のロボット制作 |
| 松井 斗優悟 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科) |
中学生向けの教材としてセンサを有した自走ロボットを用意し、中学生にロボット制御を実践してもらうことでプログラミングに興味を持ってもらう。ロボットは超音波センサを四方に搭載した車型。迷路を自動で抜け出すプログラムに挑戦してもらう。実際にロボットの動きをイメージする経験をしてもらうことで論理的思考を養う。そして、これらを通し、物の制御やプログラミングの楽しさを知ってもらう。 |
 |
#14 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 高校生の防災意識向上プロジェクト |
| 佐野未歩 (浜松湖南高等学校), 野末美優 (浜松湖南高等学校) |
私たちの通う高校は水辺にあり、海からも比較的近い場所に位置しています。しかし、防災訓練での生徒の様子からは、あまり真剣さが感じられず、防災意識が高いとは言えませんでした。そのことに危機感を持ち、探究活動を始めました。まず、学校での防災の取り組みを調査しました。次に、生徒の防災に関する意識や知識を把握するため、アンケートを行いました。今は、そのアンケート結果をもとに、どのようにすれば生徒に防災に興味を持ってもらえるのか考えています。 |
 |
#15 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| 日本語教育~学習者にとっての難しさと要因となる特徴について~ |
| 木之下紬 (浜松湖南高等学校) |
この探究では日本語教育をテーマに、日本語がどのような点で学びにくい言語なのかを言語的・文化的側面から分析しました。書籍やデータ、翻訳表現の検討を通して、文法の自由さや助詞の使い分け、婉曲表現などが理解を難しくしていることが明らかになりました。今後はこうした特徴への効果的な教授法の開発につながるよう、さらなる調査を続けていきたいと考えています。 |
 |
#16 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| どうして占いやおみくじが親しまれるのか |
| 水野芹香 (浜松湖南高等学校), 沼倉明里 (浜松湖南高等学校) |
私たちは普段から私たちの生活に馴染んでいるおみくじや占い、これらがどうして人々に親しまれているのかと興味を持ちました。普通は疑問に思わないようなことですが、私たちはそれを探究の問いとして捉え、アンケートや様々な情報などからおみくじや占いに関することを調べました。 |
 |
#17 【構想】 (セッション1) (A会場) |
| 「金属3Dプリンターが拓く『宇宙でのものづくり』:月面基地建設や火星移住の実現可能性」 |
| 竹村美保 (浜松聖星高校), 木下陽 (浜松聖星高校), 大竹雄大 (浜松聖星高校), 川瀬創太 (浜松聖星高校) |
本探究では、金属3Dプリンターが宇宙開発にもたらす革新的な可能性を探る。特に、月面基地建設や火星移住といった未来の計画において、地球からの物資輸送に頼らず、現地資源を活用した「宇宙でのものづくり」が不可欠となる。金属3Dプリンターが、宇宙空間や惑星上で必要な部品や構造物を製造することで、どのように自給自足体制を築き、これらの壮大な計画の実現可能性を高めるのかを明らかにする。技術的な側面や克服すべき課題についても考察する。 |
 |
#18 【最終】 (セッション2) (A会場) |
| AI医療の将来の展望〜AIは医療をどう変えるのか〜 |
| 鬼頭海結 (浜松聖星高校), 東風谷明璃 (浜松聖星高校), 谷凜 (浜松聖星高校), 中村心 (浜松聖星高校), 美濃煌來 (浜松聖星高校) |
AIは診断支援、新薬開発、個別化医療、遠隔診療を高度化し、医療を大きく革新すると考えられる。医師の負担軽減や医療費抑制、アクセス向上などに貢献すると考えられるが、護身リスクや倫理的問題への対応が重要になるのではないだろうか。このように多少のデメリットはあるが、AIは効率と質の向上をもたらし、未来の医療の中心になるのではないか、と考察する。 |
 |
#19 【中間】 (セッション1) (A会場) |
水の抵抗を減らす形は空気にも有効?
クロカジキ・カワセミの頭部形状を応用した
ノーズコーンの効果を探る |
| 井口敢介 (浜松聖星高校) |
本探究では、モデルロケットの飛行性能(最高到達高度・滞空時間)向上を目指し、ノーズコーンの形状に着目しました。水中での抵抗が少ないとされるクロカジキの吻と、新幹線にも応用されたカワセミのくちばしの形状を参考に、独自のノーズコーンを設計・製作します。3Dプリンターを活用し、これらの生物模倣型ノーズコーンと標準的な形状を比較する飛行実験を行います。生物の優れた形状が、空気中でのロケットの飛行性能にどのような影響を与えるのかを検証し、自然界の知恵を工学に応用する可能性を探ります。 |
 |
#20 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 男ことば女ことばの区別は本当になくなりつつあるのか~今と昔のメディアにおける比較と国際比較~ |
| 石井 恵璃 (明星高等学校), 奥村 愛美 (明星高等学校) |
近年日本ではLGBTQに対して関心が高まっているように感じる。特に教育現場では一律名前をさん付けにしたり、女子の制服でスラックス導入が始まっていたりジェンダーレスに向けて様々な対策が行われている。しかし男女の話し方はどうだろうか。『~だぜ』、『~だわ』など、男性的、女性的な話し方が社会の動きに比例して変化しているのか、今と昔の映画の吹き替え、絵本や本を比較し検証する。また、そうすることで、言語表現とジェンダー観の関係の明確化を図る。 |
 |
#21 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| 消えゆく都市部の昆虫の保全と虫離れの改善~出発点は明星より~ |
| 藤田 理央 (明星高等学校) |
近年、都市化や森林伐採によって、昆虫の生息地が減少している。また、その影響で虫と接する機会が少なくなり、虫嫌いが増えることで環境問題の取り組みが進みにくくなるなどの問題が起こる可能性がある。今回は、明星学苑の林を対象にし、現在、虫の生態環境がどうなっているかを考察する。その結果をもとに、虫に対する悲観的な価値観を変えていく方法を模索する。 |
 |
#22 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 箱根駅伝とシューズの関係 |
| 末吉 康峯 (明星高等学校), 津田 和佳子 (明星高等学校) |
近年の箱根駅伝に出場する選手のほとんどが厚底カーボンシューズを使用しており、その普及と共に大会記録が更新されている。厚底カーボンシューズは、反発力や推進力を得やすい性能だけでなく、ランナーのフォームに影響を与えている可能性がある。本研究では、箱根駅伝ランナーを対象に、膝、肩、関節の角度に着目し、フォームへの影響を標準偏差と平均値を用いて分析する。その結果からフォームの特徴を明らかにし、より精度の高いシューズ選択と怪我予防に役立てる。ランニングを生涯スポーツとして継続する手助けになると考えた。 |
 |
#23 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| AIが支えるコミュニケーション〜私たちの円滑な対話を実現〜 |
| 遠藤 夏希 (静岡城北高校), 瀧口 愛 (静岡北高校) |
本発表では、情報伝達の誤りによる人々の不満を解消する方法を検討する。デジタルコミュニケーションに焦点化し、まずは企業に勤める社会人を対象にアンケートを実施する。そこで浮上した課題に対し、AIを活用したアプリケーションの考案によって解決を図る。以上より、人々の大小様々な不満を解消し、学校・会社内外におけるデジタルコミュニケーションの活発化を促す。 |
 |
#24 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| 弱視者のためのピクトグラムの開発 |
| 曽根川 嘉美 (広島なぎさ高等学校) |
ピクトグラムを伝達する対象者は、外国人観光客や識字が困難な人等幅広い人々を対象としていますが、その中に弱視者も含むことができればさらに豊かで優しい社会を創造することができるのではないかと考えました。現在普及しているピクトグラムのデザインの多くは弱視者の方にとっては識別することが困難ではないかと考え、本研究では、そのような方が少しでも正確に識別できるピクトグラムを開発することを目的としたものです。 |
 |
#25 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 見ながら学べるリーフレット作り |
| 齋藤 悠空 (宮城県角田高等学校), 佐藤 凜香 (宮城県角田高等学校), 渋口 侑志 (宮城県角田高等学校) |
皆さんは、最近、海外からの観光客が増えていると感じませんか?実際に外国人観光客は増加しています。そこで私たちは、観光地で役立つ案内リーフレットの作成を企画し、「見て学べる案内リーフレット作り」をテーマに活動しています。現在、仙台市の瑞鳳殿にご協力いただき、やさしい日本語と英語の二言語を用いたリーフレットの作成を進めています。完成したリーフレットと、やさしい日本語の魅力を皆さんにお伝えします! |
 |
#26 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 記憶に残りやすい授業の仕方 |
| 佐々木誠斗 (宮城県角田高等学校), 清水 友哉 (宮城県角田高等学校), 佐藤 晴喜 (宮城県角田高等学校), 村上 彩世 (宮城県角田高等学校) |
私たちは、「記憶に残る授業の仕方」をテーマに探究しています。皆さんも、小・中学生の頃に苦手教科があったのではないでしょうか。私たちは、そんな教科でも記憶に残るようにするにはどうすればよいか、実際に小学校へ出向き、探究しています。その結果、「もの」を使った授業が効果的ではないのかと考えています。小学校で模擬授業を行い、カードやスクリーンなどを用いてどのような結果が得られたか、考察し発表します。 |
 |
#27 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| せんせい探知機~身近なものを便利に~ |
| そうとこめ |
| 松下宗右 (静岡県立浜北西高等学校), 柴田昊明 (静岡県立浜北西高等学校) |
日常生活の中には、目では直接確認できない情報が多く存在する。その中でも今回は「教員の在室状況」のような見えない情報を、誰でも簡単に把握できるようにする仕組みの開発を目指した。視覚的に情報を提供することで、行動の効率化や無駄な移動の削減につながることを目指す。
|
 |
#28 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| フィンランドの幼児教育の実態とは?また教育の質の高さにつながる鍵になるものは何か? |
| 福地 絢心 (静岡県立清水南高等学校) |
今夏、「トビタテ!留学JAPAN」第10期生としてフィンランドを訪れ、幼児教育の実態とその質の高さの背景を探ります。子どもの幸福度の高さは、質の高い教育と自然環境にある、という仮説のもと、保育施設の視察や関係者へのインタビュー、自然環境の調査を通して、多角的に幸福度向上の要因を探究します。この活動の成果を本コンテストで発表します。 |
 |
#29 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| 観光DXで観光地の利便性を高める |
| 天野 ひな (静岡県立清水南高等学校) |
静岡に来る外国人観光客が増えて、静岡の観光地としての利便性を高めたいと考えた。そこで、デジタル技術を活用して観光体験や業務効率を向上させる取り組み「観光DX」に着目し、トビタテ!留学JAPAN10期生(ふじのくにグローバル人材育成事業2期生)として、アジアのIT先進国であり人気の観光地である韓国と香港で探究活動を夏休みに行う。その成果を発表する。 |
 |
#30 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| Game Creation ~ゲーム開発における「楽しい」の設計~ |
| 科学情報コース1 |
| 阪上 元翔 (浜松学芸高等学校), 阿部 直也 (浜松学芸高等学校), 太田 颯祐 (浜松学芸高等学校), 鈴木 慧 (浜松学芸高等学校) |
学校を舞台としたゲーム開発を通じて、学校紹介も行えるような仕組みを開発しています。ユニティを用いてプログラミングを行い、その動作や操作性についての検証を行っています。ゲームを通じて、 |
 |
#31 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| 稲の生育からみる農薬使用の有効性 |
| 科学情報コース2 |
| 沼野 真璃奈 (浜松学芸高等学校), 乾 颯真 (浜松学芸高等学校), 野末 麻由 (浜松学芸高等学校), 東 純崇 (浜松学芸高等学校) |
米不足やコメの価格高騰に伴い、安定した米の供給にむけて観測した気温による積算温度からの生育予想と、実際の生育観察のデータから米の生育を考察しました。実際にこの地域で二期作や二毛作の効率を上げるにはどのような生育カレンダーが適しているか、また気温上昇の影響によって増産は可能になるかを検証しています。 |
 |
#32 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| ミニ四駆の走行速度に影響を与える要因の検証と考察 |
| 科学情報コース3 |
| 相津 蓮 (浜松学芸高等学校), 神谷 一颯 (浜松学芸高等学校), 中島 耀 (浜松学芸高等学校), 平井 佑弥 (浜松学芸高等学校), 松山 義琉 (浜松学芸高等学校), 安谷 連 (浜松学芸高等学校), 山本 菜帆 (浜松学芸高等学校) |
TAMIYA様と協働して、ミニ四駆をつかった子供たち向けの学びとなるイベント企画を実行しようと取り組んでいます。様々な部品交換をパッケージ化して、部品の役割や交換による効果などを楽しく遊びながら学ぶことができるイベントを考案しています。 |
 |
#33 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| 「思ったよりも」って何が原因? |
| 光岡 千裕 (豊田南高等学校), 勝田 七海 (豊田南高等学校), 川澄 春果 (豊田南高等学校) |
物を持ち上げたとき、「思ったよりも重い」「軽い」と感じることがある。この感覚のずれは、視覚や触覚、過去の経験などから無意識に予測している重さと、実際の重さとの違いによって生じる。本探究では、そのズレの原因に着目し、人間がどのように重さを予測し、なぜ誤差が生じるのかを明らかにしたいと考えている。 |
 |
#34 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 戦前日本のデモクラシーはなぜ消失したのか |
| 田中 風太 (豊田南高等学校) |
自由民権運動や憲政擁護運動、普通選挙法の制定など数々の画期を経て遂には二大政党制を確立するに至った大日本帝国の民主主義。しかし5,15事件以降政党政治は戦後まで途絶え、日中戦争に突入してからは憲政自体が終焉することとなる。一体なぜ日本のデモクラシーはこのような顛末を迎えてしまったのか。政界や陸軍、右翼団体の活動、大正より続く民主化運動やポピュリズム傾向等々を踏まえて考察することを目指す。 |
 |
#35 【最終】 (セッション2) (B会場) |
| 人工知能の進化と新しい職業の可能性 |
| テン チュンヤン (豊田南高等学校) |
私はここ数年の間に、AIの進化を見に染みて感じるようになった。その経験から、AIの歴史を踏まえて、その進化が私たちの社会にどのような影響を与えるのかを考える。特に私が注目したいのはAIの進化により、これまで存在しなかった新しい職業や役割が生まれる可能性がある点である。私はその仮説を軸に議論を展開し、最終的には、急速に変化する情報社会で、私たちはどのような意識を持つべきか明らかにし、考察していくことを目指す。 |
 |
#37 【構想】 (セッション1) (B会場) |
| 地域で暮らし続けるための障がい者福祉 |
| 松永歩穂 (静岡英和女学院) |
現在、静岡県で医ケアや重度障がいを抱る方の暮らし方は限られている。自宅や入所施設等しか選べず、入所施設は医ケア対応や重度障がいの受入れが限られ満床状態が続いている。このように親の存命中 も親亡き後も安心して暮らせる居住支援の仕組みが不足していることは、地域課題であると認識する。全ての障がい者が地域で暮らし続けられる実現の可能性を探究し、生活の質と安心を両立させる新たな地域支援 の在り方を研究する。 |
 |
#38 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 天竜着物日和 着物で楽しむサステナブルな地域文化体験プログラム |
| Team Ito |
| 伊藤 紅奏 (静岡県立天竜高等学校), 永德 玲美 (静岡県立天竜高等学校), 伊藤 雅俊 (静岡県立天竜高等学校) |
天竜区の若者流出・伝統文化継承難という課題に対し、着物を「古くさいもの」から「体験パスポート」へと再定義します。SNS世代の10~20代女性を主ターゲットとし、着物で天竜川ピクニックや工房見学(木工品作り)など3軸の体験を提供。伝統継承と地域活性化を両立させる循環型ビジネスモデルの確立を目指し、年間160万円の売上高を試算しています。 |
 |
#39 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| かるたで巡る天竜物語〜若者と文化財をつなぐ新世代の地域活性化プロジェクト〜 |
| DragonQuestⅡ チーム2 |
| 桑原 幸弥 (静岡県立天竜高等学校), 渡邉 愛里 (静岡県立天竜高等学校), 山下 夢花 (静岡県立天竜高等学校) |
天竜区が抱える若者流出と文化財の認知度不足を解決するため、「かるたで巡る天竜物語」を提案。46個の文化財を題材にしたオリジナルかるたを制作し、デジタル地図アプリと連携させて、文化財を「見るもの」から「体験するもの」へ転換します。若者が文化財との接点を増やし、地域への愛着を育むことで、将来の担い手を育成し、新たな観光消費を生み出す地域活性化プロジェクトです。 |
 |
#40 【構想】 (セッション2) (B会場) |
| 日越交流促進のためのSNSプラットフォーム構築の可能性 |
| LINKWORLD |
| 東口 晃 (佼成学園高等学校), 平 健人 (佼成学園高等学校), 浅子 星次郎 (佼成学園高等学校) |
ベトナムと日本ではビジネス交流は盛んである。他方、学生同士の交流は言語や文化の壁で限られている。今後の両国の交流の深化を目的とし、両国で多く使われているSNSであるLINEとZaloをつなぐ仕組みを作れば、学生がもっと気軽に交流できると考えた。双方が使えるチャットサービスを開発し、日越の学校で使ってもらい、交流の頻度や満足度を調べて検証する。これにより学生同士の理解が深まり、将来の人材交流や共同プロジェクトにつながることを期待する。 |
 |
#41 【最終】 (セッション1) (B会場) |
日本人ベとトナム人の英語力の差について
~学習動機の観点から~ |
| LinguaQuest |
| 齋藤 尊 (佼成学園高等学校), 渡邊 純也 (佼成学園高等学校), 山口 祐生 (佼成学園高等学校), 渡邊 皓楓 (佼成学園高等学校) |
日本では、これまで英語教育改革や、様々な教育施策が行われているにも関わらず、英語運用能力について、日本人は世界的にも下位のままである。他方、ベトナム人は日本よりも平均スコアが高い。この理由を日本人とベトナム人の学習動機にあるのではないかと考えた。ここから本研究では、日本人とベトナム人の英語学習の動機について比較し、学習動機の違いを明らかにすることを目的とした。 |
 |
#42 【最終】 (セッション2) (B会場) |
| 日本とベトナムの学生の進路選択の動機の違い |
| 50万ドン |
| 岩田 怜久 (佼成学園高等学校), 荒木 光輝 (佼成学園高等学校), 北原 蒼太 (佼成学園高等学校), 加藤 将輝 (佼成学園高等学校) |
「多くの高校生は何を目的に大学に進学するのか?」海外研修の機会を利用して国家間での大学進学動機の違いをひも解くことで、検証を試みた。日本人の15〜18歳の高校生、ベトナム人の大学生を対象に進学に対する意識や目的について質問し検証した。その結果、大学進学の選択において、共通部分と異なる部分があることが示唆された。 |
 |
#43 【構想】 (セッション1) (B会場) |
| 伊豆の国市改善案 |
| 板倉 優斗 (静岡県立伊豆中央高等学校), 内田 夢斗 (静岡県立伊豆中央高等学校), 浦澤 昊大 (静岡県立伊豆中央高等学校), 玉井 春輝 (静岡県立伊豆中央高等学校) |
伊豆の国市では若年層の人口減少が課題となっており、観光客の中心が中高年層であることから、SNSを活用したZ世代への情報発信や交通利便性の向上により若年層の観光客を増やし、地域を活性化させたいと考えています。また、物価高や家賃の上昇により子育てが困難になっている現状を踏まえ、子育て支援や家賃補助などの条例を整備し、20~30代などの若者でも住みやすい街づくりを目指します。 |
 |
#44 【構想】 (セッション2) (B会場) |
| 伊豆の国市改善案 |
| 伊勢 葵 (静岡県立伊豆中央高等学校), 岩城 恒汰 (静岡県立伊豆中央高等学校), 斎藤 悠翔 (静岡県立伊豆中央高等学校), 髙見 美雲 (静岡県立伊豆中央高等学校) |
私たちは、観光資源が十分に活かされていない伊豆の国市の現状に注目しました。観光客数が少ない背景には、宿泊施設の少なさや知名度の低さがあります。そこで空き家を民泊に改修し宿泊環境を整えることで、観光客を行け入れやすくする提案を行いました。さらに、映えるフォトスポットや地域資源を活用したイベントを企画し、SNSで魅力を発信することで知名度向上を図り、地域全体の活性化を目指します。 |
 |
#45 【構想】 (セッション1) (B会場) |
| 幼稚園における農業教育の取り入れ方に関して |
| 自然っ子ファーム |
| 笠井陽菜 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校), 海野優奈 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校学校), 今村友音 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校) |
本探求では、農業体験をメインとした幼稚園の設立の構想について発表する。最初に横浜市青葉区での開設の方法について考えた。次にこの幼稚園を日本のどの場所でも開設するために必要なものや、青葉区での設立から何年でどのくらいの拡大が可能であるかについて考察した。また、この構想が実現することで、子供の野菜嫌いの克服や、農業人口の拡大が見込まれると考えた。 |
 |
#47 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 工業高校×マーケティング 『ものづくり体験教室』を障がい福祉サービス事業所の商品販売につなげる取組 |
| 村上財団 |
| 今井 咲弥 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 菅原 航晃 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 鈴木 亮潤 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 大村 哲平 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科) |
工業高校のものづくりの力で、障がい福祉サービス事業所の商品に一工夫を行うことで単価をあげ、障がいのある方々の工賃向上に取り組んでいます。昨年度は、今年度は『ものづくり体験教室』をマーケティング理論に則り実践して商品販売につなげています。低工賃問題の解決に向けてより具体的な施策になります。 |
 |
#48 【最終】 (セッション2) (C会場) |
| ホームページを通じた「低工賃問題」啓発の効果測定 |
| 村上コングロマリット |
| 近藤 優陽 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 大竹 寿己矢 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 小野 倖汰 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 佐瀨 彪太 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科) |
障がい福祉サービス事業所と連携し、低工賃問題の改善と事業所支援を目指してオリジナルグッズを開発・販売した取り組みを紹介。ビジネス優位性を示しながら普通科の高校生にもできるプランを提示し、高校生と障がい福祉サービス事業所との連携を促す活動です。生徒たちはデザイン支援やイベント出展も行い、福祉と工業の融合を実践している。 |
 |
#49 【中間】 (セッション1) (C会場) |
| 3Dバイオプリンターを活用した臓器移植をめざして |
| 三浦 楓 (東洋大学附属牛久高等学校) |
今日医療技術は進化を続けているが、臓器移植に焦点をあてるとまだまだ課題が取り残されていることが分かった。本研究では、ドナーを必要としない3Dバイオプリンターを活用した臓器移植を実現させるため、活用例をもとにメリット・デメリットについて明らかにした。また、従来との比較を行い今後の医療への影響について考察した。
|
 |
#50 【最終】 (セッション2) (C会場) |
| 「魅力がある=人気がなる」とは限らない!! |
| 鯉田夏海 (北鎌倉女子学園高等学校) |
自分が魅力を感じる作品が必ずしも多くの人に人気になるとは限りません。私はその理由として「魅力があること」と「人気になること」は、必ずしも同じ意味ではないと考えたからです。では、魅力があるのに人気が出ないのは、なぜなのでしょうか。本稿では、アンケート結果をもとに、「魅力」と「人気」という似て非なる2つの概念について考えていきます。 |
 |
#54 【構想】 (セッション2) (C会場) |
| 5歳児検診で見つかるグレーゾーン及び発達障害傾向のある幼児への対応、検診の周知・喚起、二次障害の対策 |
| 鳥居紗衣 (クラーク記念国際高等学校浜松キャンパス) |
2025年から浜松市でも5歳児健診のモデル実施が行われます。そこで、5歳児健診の実施目的の一つである発達課題の発見について興味を持ちました。5歳児検診とは何なのか、何のためなのかを知らない人が多いと感じ、どうしたら存在を広めて生きづらさを感じている子供たちが適切な支援を受けれるようになるのかを探究しました。 |
 |
#55 【構想】 (セッション1) (C会場) |
| 天竜浜名湖鉄道で高齢化社会を活性化しよう!〜高校生の視点から提案するローカル線を使った地域コミュニティ創生〜 |
| そうじき〜新春竹馬アンバサダーの営業成績をそえて〜 |
| 柴﨑優河 (クラーク記念国際高等学校浜松キャンパス) |
少子高齢化の進展により、超高齢化社会を迎えた日本。
その一方で、高齢の方が住む過疎地域にある、ローカル鉄道などのインフラも厳しい現状に置かれている。
これらの問題を相互に解決するためのアイデアは何かないのか。
単なる地域の足でもなく、収支改善のための観光経営でもない、これからの時代の新しい地域交通のアイデアを、「通信制高校の生徒の視点」から提案する。 |
 |
#56 【構想】 (セッション2) (C会場) |
| AI先生、出番です。教室に“もう一人の先生”を |
| 小堀立貴 (クラーク記念国際高等学校浜松キャンパス), 松野勇成 (クラーク記念国際高等学校浜松キャンパス) |
今学校の先生が足りていません。
でも、AIが発展していくにつれて“もう一人の先生”として助けてくれる時代がきています。
質問に答えたり、授業をサポートしたり、AIが先生の負担を減らしてくれるんです。
人とAIがチームになれば、子どもたちの学びももっと自由に広がるはずです。
そんな未来を現実にするためと今の課題を見てください。 |
 |
#57 【中間】 (セッション1) (C会場) |
| Education For Everyone~山梨県における子どもたちの日本語教育を充実させよう~ |
| えでゅわん |
| 上田紗友美 (山梨県立甲府第一高等学校), 河野航大 (山梨県立甲府第一高等学校), 川端一志 (山梨県立甲府第一高等学校), 熊木遼介 (山梨県立甲府第一高等学校), 生原芽依 (山梨県立甲府第一高等学校) |
グローバル化が進む今、日本で暮らす外国にルーツをもつ子ども達が十分に日本語教育を受けられていない現状があります。そうした子ども達のための「居場所」の提供・運営をサポートし、さらに、そんな「居場所」を単に「勉強を教える場」ではなく子ども達が抱える不自由や悩みを「相談できる場」とすること、身近な日本人との交流のきっかけとなることを目指して探究活動を行っていきます。 |
 |
#01 【最終】 (セッション1) (A会場) |
| 量子コンピュータを用いた自動運転の研究 |
| 放送部探究チーム |
| 持田 尚亮 (セントメリーズインターナショナルスクール) |
本研究では、量子コンピュータのQUBOアルゴリズムを活用し、列車の自動運転における進路選択をリアルタイムで最適化する制御システムを構築した。従来の古典的手法では困難とされてきたNP問題である経路分散問題に対して、量子コンピュータによる高速計算が可能となった。センサーデータに基づいて列車の位置を把握し、進路を即時に最適化することで、衝突の回避や遅延の抑制を実現している。将来的には、鉄道や自動車の運行において、エネルギー効率の最大化や安全性の向上に貢献する技術としての活用が期待される。 |
 |
#03 【最終】 (セッション1) (A会場) |
QGISを活用したヒグマ出没情報の可視化とゾーニング管理の設計
-北海道札幌市を対象とした地理的・気象的要因分析に基づく都市計画の提案- |
| 国立お茶の水女子大学附属高等学校 お茶めラボC |
| 横内 敬子 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 山田 結菜 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 湯浅 璃虹 (国立お茶の水女子大学附属高等学校) |
本研究では、札幌市が公開するヒグマ出没情報をPythonによりジオコーディング(座標変換)してQGIS上に展開し、作成した六角メッシュ分布図から2エリアのヒグマの出没集中域(A、Bゾーン)を特定して、このエリアに対する地理的特徴の分析を行った。加えて気象データを用いた分析を行い、「前年の夏の気温が当年の山の実の豊凶と熊の出没傾向に影響する」という森林総合研究所の研究成果が、札幌市のヒグマ出没動向においても適合していることを示した。これらの分析結果を基に、札幌市内のヒグマ出没集中域に対して北海道大学が提唱するゾーニング管理の考え方を適用した都市設計の検討を行い、今後の街づくりの課題と方向性を提案する。 |
 |
#05 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| 高校生produce!AIで始める筋トレ生活 |
| ChangeAnge |
| 山下 隼輔 (岐阜県立岐阜商業高校 ビジネス情報科), 林 晏嗣 (岐阜県立岐阜商業高校 ビジネス情報科), 髙橋 真帆 (岐阜県立岐阜商業高校 ビジネス情報科), 小島 湊司 (岐阜県立岐阜商業高校 ビジネス情報科) |
私たちは、AIを活用して日常生活に無理なく取り入れられる筋トレ方法を探究している。
運動不足や姿勢の悪化など、生活の中で見落とされがちな身体の問題に注目し、
AIによるフォーム解析やトレーニング管理機能を活用することで、家庭でも正しく効率的に筋トレができる仕組みを検証。
学校や部活、バイトで忙しい高校生でも続けられる、手軽で効果的な運動習慣の提案を目指している。 |
 |
#07 【最終】 (セッション1) (A会場) |
| 発光する生物は電気に成り変わるのか |
| 齋藤祐希奈 (浜松商業高校), 蒲生千郷 (浜松商業高校), 山賀琉愛 (浜松商業高校) |
発光する生物を調べ、どのような原理で発光しているのか、なぜ発光する必要があったのか、発光することによってどのような影響を自然環境に与えているか、実際に電気のもととして使えるのか、を調べる。主として取り上げるのはクラゲやウミホタルなどの海洋生物、ヤコウタケなどのキノコ類、カモノハシなどの地上で暮らす発光することのできる生物。常に実用化されている例も挙げつつ、自分たちなりの考えを導き、実用化できる可能性がないかを考える。 |
 |
#09 【最終】 (セッション1) (A会場) |
| スマホ依存とデトックスの必要性 |
| 田幡隼都 (浜松商業高校), 海野翔 (浜松商業高校), 内山結稀 (浜松商業高校) |
私たちは、デジタルデトックスを実践し、スマホなどのデジタル機器から一定期間離れて生活をすることでデジタルデバイスの使用時間を減らし、どのような精神、体の変化の効果が現れるのか検証をしていきます。また、クラスや駅前などの場所でアンケートを取り日頃のスマホの使用時間や依存度を調べて、日頃のスマホ依存傾向にあるひとの特徴や使用理由を調べ結果を分析・考察をしていきます。 |
 |
#11 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| 外見至上主義社会における食育の大切さについて |
| 澤地柚葉 (松商学園高等学校) |
日本の社会的問題を調べたところ若年層における低体重化が問題になっていたので、低体重化の原因およびソーシャルメディアとの関係性について探求した。 |
 |
#13 【最終】 (セッション1) (A会場) |
| 中学生向け教材用のロボット制作 |
| 松井 斗優悟 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科) |
中学生向けの教材としてセンサを有した自走ロボットを用意し、中学生にロボット制御を実践してもらうことでプログラミングに興味を持ってもらう。ロボットは超音波センサを四方に搭載した車型。迷路を自動で抜け出すプログラムに挑戦してもらう。実際にロボットの動きをイメージする経験をしてもらうことで論理的思考を養う。そして、これらを通し、物の制御やプログラミングの楽しさを知ってもらう。 |
 |
#15 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| 日本語教育~学習者にとっての難しさと要因となる特徴について~ |
| 木之下紬 (浜松湖南高等学校) |
この探究では日本語教育をテーマに、日本語がどのような点で学びにくい言語なのかを言語的・文化的側面から分析しました。書籍やデータ、翻訳表現の検討を通して、文法の自由さや助詞の使い分け、婉曲表現などが理解を難しくしていることが明らかになりました。今後はこうした特徴への効果的な教授法の開発につながるよう、さらなる調査を続けていきたいと考えています。 |
 |
#17 【構想】 (セッション1) (A会場) |
| 「金属3Dプリンターが拓く『宇宙でのものづくり』:月面基地建設や火星移住の実現可能性」 |
| 竹村美保 (浜松聖星高校), 木下陽 (浜松聖星高校), 大竹雄大 (浜松聖星高校), 川瀬創太 (浜松聖星高校) |
本探究では、金属3Dプリンターが宇宙開発にもたらす革新的な可能性を探る。特に、月面基地建設や火星移住といった未来の計画において、地球からの物資輸送に頼らず、現地資源を活用した「宇宙でのものづくり」が不可欠となる。金属3Dプリンターが、宇宙空間や惑星上で必要な部品や構造物を製造することで、どのように自給自足体制を築き、これらの壮大な計画の実現可能性を高めるのかを明らかにする。技術的な側面や克服すべき課題についても考察する。 |
 |
#19 【中間】 (セッション1) (A会場) |
水の抵抗を減らす形は空気にも有効?
クロカジキ・カワセミの頭部形状を応用した
ノーズコーンの効果を探る |
| 井口敢介 (浜松聖星高校) |
本探究では、モデルロケットの飛行性能(最高到達高度・滞空時間)向上を目指し、ノーズコーンの形状に着目しました。水中での抵抗が少ないとされるクロカジキの吻と、新幹線にも応用されたカワセミのくちばしの形状を参考に、独自のノーズコーンを設計・製作します。3Dプリンターを活用し、これらの生物模倣型ノーズコーンと標準的な形状を比較する飛行実験を行います。生物の優れた形状が、空気中でのロケットの飛行性能にどのような影響を与えるのかを検証し、自然界の知恵を工学に応用する可能性を探ります。 |
 |
#21 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| 消えゆく都市部の昆虫の保全と虫離れの改善~出発点は明星より~ |
| 藤田 理央 (明星高等学校) |
近年、都市化や森林伐採によって、昆虫の生息地が減少している。また、その影響で虫と接する機会が少なくなり、虫嫌いが増えることで環境問題の取り組みが進みにくくなるなどの問題が起こる可能性がある。今回は、明星学苑の林を対象にし、現在、虫の生態環境がどうなっているかを考察する。その結果をもとに、虫に対する悲観的な価値観を変えていく方法を模索する。 |
 |
#23 【中間】 (セッション1) (A会場) |
| AIが支えるコミュニケーション〜私たちの円滑な対話を実現〜 |
| 遠藤 夏希 (静岡城北高校), 瀧口 愛 (静岡北高校) |
本発表では、情報伝達の誤りによる人々の不満を解消する方法を検討する。デジタルコミュニケーションに焦点化し、まずは企業に勤める社会人を対象にアンケートを実施する。そこで浮上した課題に対し、AIを活用したアプリケーションの考案によって解決を図る。以上より、人々の大小様々な不満を解消し、学校・会社内外におけるデジタルコミュニケーションの活発化を促す。 |
 |
#24 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| 弱視者のためのピクトグラムの開発 |
| 曽根川 嘉美 (広島なぎさ高等学校) |
ピクトグラムを伝達する対象者は、外国人観光客や識字が困難な人等幅広い人々を対象としていますが、その中に弱視者も含むことができればさらに豊かで優しい社会を創造することができるのではないかと考えました。現在普及しているピクトグラムのデザインの多くは弱視者の方にとっては識別することが困難ではないかと考え、本研究では、そのような方が少しでも正確に識別できるピクトグラムを開発することを目的としたものです。 |
 |
#27 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| せんせい探知機~身近なものを便利に~ |
| そうとこめ |
| 松下宗右 (静岡県立浜北西高等学校), 柴田昊明 (静岡県立浜北西高等学校) |
日常生活の中には、目では直接確認できない情報が多く存在する。その中でも今回は「教員の在室状況」のような見えない情報を、誰でも簡単に把握できるようにする仕組みの開発を目指した。視覚的に情報を提供することで、行動の効率化や無駄な移動の削減につながることを目指す。
|
 |
#29 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| 観光DXで観光地の利便性を高める |
| 天野 ひな (静岡県立清水南高等学校) |
静岡に来る外国人観光客が増えて、静岡の観光地としての利便性を高めたいと考えた。そこで、デジタル技術を活用して観光体験や業務効率を向上させる取り組み「観光DX」に着目し、トビタテ!留学JAPAN10期生(ふじのくにグローバル人材育成事業2期生)として、アジアのIT先進国であり人気の観光地である韓国と香港で探究活動を夏休みに行う。その成果を発表する。 |
 |
#31 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| 稲の生育からみる農薬使用の有効性 |
| 科学情報コース2 |
| 沼野 真璃奈 (浜松学芸高等学校), 乾 颯真 (浜松学芸高等学校), 野末 麻由 (浜松学芸高等学校), 東 純崇 (浜松学芸高等学校) |
米不足やコメの価格高騰に伴い、安定した米の供給にむけて観測した気温による積算温度からの生育予想と、実際の生育観察のデータから米の生育を考察しました。実際にこの地域で二期作や二毛作の効率を上げるにはどのような生育カレンダーが適しているか、また気温上昇の影響によって増産は可能になるかを検証しています。 |
 |
#32 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| ミニ四駆の走行速度に影響を与える要因の検証と考察 |
| 科学情報コース3 |
| 相津 蓮 (浜松学芸高等学校), 神谷 一颯 (浜松学芸高等学校), 中島 耀 (浜松学芸高等学校), 平井 佑弥 (浜松学芸高等学校), 松山 義琉 (浜松学芸高等学校), 安谷 連 (浜松学芸高等学校), 山本 菜帆 (浜松学芸高等学校) |
TAMIYA様と協働して、ミニ四駆をつかった子供たち向けの学びとなるイベント企画を実行しようと取り組んでいます。様々な部品交換をパッケージ化して、部品の役割や交換による効果などを楽しく遊びながら学ぶことができるイベントを考案しています。 |
 |
#33 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| 「思ったよりも」って何が原因? |
| 光岡 千裕 (豊田南高等学校), 勝田 七海 (豊田南高等学校), 川澄 春果 (豊田南高等学校) |
物を持ち上げたとき、「思ったよりも重い」「軽い」と感じることがある。この感覚のずれは、視覚や触覚、過去の経験などから無意識に予測している重さと、実際の重さとの違いによって生じる。本探究では、そのズレの原因に着目し、人間がどのように重さを予測し、なぜ誤差が生じるのかを明らかにしたいと考えている。 |
 |
#37 【構想】 (セッション1) (B会場) |
| 地域で暮らし続けるための障がい者福祉 |
| 松永歩穂 (静岡英和女学院) |
現在、静岡県で医ケアや重度障がいを抱る方の暮らし方は限られている。自宅や入所施設等しか選べず、入所施設は医ケア対応や重度障がいの受入れが限られ満床状態が続いている。このように親の存命中 も親亡き後も安心して暮らせる居住支援の仕組みが不足していることは、地域課題であると認識する。全ての障がい者が地域で暮らし続けられる実現の可能性を探究し、生活の質と安心を両立させる新たな地域支援 の在り方を研究する。 |
 |
#39 【中間】 (セッション1) (B会場) |
| かるたで巡る天竜物語〜若者と文化財をつなぐ新世代の地域活性化プロジェクト〜 |
| DragonQuestⅡ チーム2 |
| 桑原 幸弥 (静岡県立天竜高等学校), 渡邉 愛里 (静岡県立天竜高等学校), 山下 夢花 (静岡県立天竜高等学校) |
天竜区が抱える若者流出と文化財の認知度不足を解決するため、「かるたで巡る天竜物語」を提案。46個の文化財を題材にしたオリジナルかるたを制作し、デジタル地図アプリと連携させて、文化財を「見るもの」から「体験するもの」へ転換します。若者が文化財との接点を増やし、地域への愛着を育むことで、将来の担い手を育成し、新たな観光消費を生み出す地域活性化プロジェクトです。 |
 |
#41 【最終】 (セッション1) (B会場) |
日本人ベとトナム人の英語力の差について
~学習動機の観点から~ |
| LinguaQuest |
| 齋藤 尊 (佼成学園高等学校), 渡邊 純也 (佼成学園高等学校), 山口 祐生 (佼成学園高等学校), 渡邊 皓楓 (佼成学園高等学校) |
日本では、これまで英語教育改革や、様々な教育施策が行われているにも関わらず、英語運用能力について、日本人は世界的にも下位のままである。他方、ベトナム人は日本よりも平均スコアが高い。この理由を日本人とベトナム人の学習動機にあるのではないかと考えた。ここから本研究では、日本人とベトナム人の英語学習の動機について比較し、学習動機の違いを明らかにすることを目的とした。 |
 |
#43 【構想】 (セッション1) (B会場) |
| 伊豆の国市改善案 |
| 板倉 優斗 (静岡県立伊豆中央高等学校), 内田 夢斗 (静岡県立伊豆中央高等学校), 浦澤 昊大 (静岡県立伊豆中央高等学校), 玉井 春輝 (静岡県立伊豆中央高等学校) |
伊豆の国市では若年層の人口減少が課題となっており、観光客の中心が中高年層であることから、SNSを活用したZ世代への情報発信や交通利便性の向上により若年層の観光客を増やし、地域を活性化させたいと考えています。また、物価高や家賃の上昇により子育てが困難になっている現状を踏まえ、子育て支援や家賃補助などの条例を整備し、20~30代などの若者でも住みやすい街づくりを目指します。 |
 |
#45 【構想】 (セッション1) (B会場) |
| 幼稚園における農業教育の取り入れ方に関して |
| 自然っ子ファーム |
| 笠井陽菜 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校), 海野優奈 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校学校), 今村友音 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校) |
本探求では、農業体験をメインとした幼稚園の設立の構想について発表する。最初に横浜市青葉区での開設の方法について考えた。次にこの幼稚園を日本のどの場所でも開設するために必要なものや、青葉区での設立から何年でどのくらいの拡大が可能であるかについて考察した。また、この構想が実現することで、子供の野菜嫌いの克服や、農業人口の拡大が見込まれると考えた。 |
 |
#02 【最終】 (セッション2) (A会場) |
千葉県キャベツ産地の気象データを用いた小売価格の決定要因分析
-2024年から2025年冬に小売価格の歴史的高騰をもたらした気象環境要因の特定- |
| 国立お茶の水女子大学附属高等学校 お茶めラボB |
| 湯浅 璃虹 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 横内 敬子 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 山田 結菜 (国立お茶の水女子大学附属高等学校) |
本研究では、2024年12月から2025年1月にかけて歴史的高騰を記録した千葉県産キャベツの小売価格がどのような気象環境要因により引き起こされたのかを、産地でキャベツの栽培指導を担う専門家へのヒアリング調査、生育過程の気象データと小売価格統計を用いた時系列相関解析により明らかにした。小売価格は需要と供給によって決まるとされるが、高騰したキャベツにおいては需給バランスではなく「夏季の異常高温という特定の時期の特定の気象要因」が記録的な価格高騰を誘発したことがわかり、収穫期13~24週間前の播種~定植期における異常高温が半年後の小売価格に影響することを新たな知見として提示した。キャベツ価格予測のモデル化を行い、今夏の気温から半年後の価格を予測したところ463円~495円/kgと算出され、今年も平年と比べてかなり高騰する見込みである。この先の気象状況に着目しながら、今冬に本研究が予測したキャベツ小売価格の高騰が起きるかどうかを確認・検証していきたい。 |
 |
#04 【最終】 (セッション2) (A会場) |
千葉県外房エリアの自然災害伝承碑が伝承する防災教訓
-元禄地震の災害碑・古記録の調査分析に基づく津波ハザードマップの改良提言- |
| 国立お茶の水女子大学附属高等学校 お茶めラボD |
| 山田 結菜 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 湯浅 璃虹 (国立お茶の水女子大学附属高等学校), 横内 敬子 (国立お茶の水女子大学附属高等学校) |
自然災害伝承碑は、過去にその土地で起きた災害の様相や教訓が刻み込まれているが、ここに残された伝承が地域で活用されているとは言い難い。本研究では、九十九里浜南部元禄津波浸水推定図に示される自然災害伝承碑のうち、①千人塚(山武郡蓮沼村)、②溺鬼供養塔(山武郡九十九里町)、③元禄地震供養碑(長生郡長生村)の3ヶ所を調査地点に選定し、有識者ヒアリング、文献調査、現地調査による碑文の解読と地形的特徴の分析、ハザードマップを用いた伝承内容の比較検証を行った。その結果、現在運用中の津波ハザードマップによる浸水想定は、いずれの地点も今回調査した碑文が残す津波被害の伝承よりも過小評価となっており、津波浸水想定の計算に伝承や教訓が反映されていないことが明らかになった。災害碑文が残す教訓をどのようにハザードマップに反映し、どのように地域防災に生かしていくのかは今後の課題である。 |
 |
#06 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 「使う」から「活かす」へ 〜ICT教育の深い活用〜 |
| 酒井 琴子 (静岡県立浜北西高等学校), 中野 友稀 (静岡県立浜北西高等学校), 松井 大和 (静岡県立浜北西高等学校) |
本探究は、深いICT活用を①主体性②対話・協働③創造・表現④問題解決と定義し、学校全体の実態を調査した。生徒は深い活用への意欲が高い一方、実際は資料閲覧に偏り、教員はスキルやアイデア面に課題を抱えていた。このギャップを埋めるため、ICT支援員常駐や研修、環境整備、生徒サポーター制度などを提案。県議会議員・教育委員会への提案を通じ、深い学びを支えるエコシステム構築を目指す。 |
 |
#08 【最終】 (セッション2) (A会場) |
| スマホ依存は高校生の幸せを奪うのか |
| 伊藤涼乃助 (浜松商業高校), 能勢大吾 (浜松商業高校), 藤田虎大 (浜松商業高校), 松浦青蓮 (浜松商業高校), 松尾琉翔 (浜松商業高校), 谷中紫輝 (浜松商業高校) |
SNSの利用が当たり前となった現代、使い方によって心に与える影響は大きく異なる。本探究では、SNS依存度と幸福度の関係に注目し、アンケートやインタビューを通して使用時間や利用目的・SNSとの向かい方を調査する。得られたデータを基にSNSが幸福度に与える影響を明らかにし、よりよい付き合い方を考える。 |
 |
#10 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 子供のスマホ利用どこまで許すべき?? |
HONY
浜松学院興誠高等学校 子ども教育コース2年 |
| 鈴木日菜 (浜松学院興誠高校), 蒲澤乃彩 (浜松学院興誠高校), 後藤音羽 (浜松学院興誠高校), 杉森結菜 (浜松学院興誠高校) |
私たちは保育基礎の授業や総合的探究の時間を通して、子どもに関する学びを深めてきました。将来は幼稚園教諭・保育士・小学校教諭を目指しています。保育実習で5歳児クラスを担当した際、タブレット端末を使った活動に触れ、園児から「親のスマホの使い方もわかるよ~」という声を聞きました。近年注目される「スマート保育」にも関心を持ち、子どもとICTの関わりについて探究を進めています。 |
 |
#12 【最終】 (セッション2) (A会場) |
| AIを用いた鶏の暑熱対策システムの開発 |
| かけこっこー |
| 木佐森 俊哉 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科), 佐藤 迅 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科), 片桐 碧斗 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科), 田辺 陽暉 (静岡県立掛川工業高等学校 情報技術科) |
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センターのご指導を頂き、AIによる画像認識とRaspberry Pi 5を用いてリアルタイムに鶏のパンティング状態を検出し、対策するシステムを目指している。まず、webカメラで鶏を撮影し、鶏ごとに開口、閉口を認識し、パンティング状態を判定する。そして扇風機、ブザーを作動させ、LINEで警告メッセージを送信する。これにより、鶏一羽ごとの状態をリアルタイムでモニタリングが可能になり、鶏舎管理の負担を軽減できると考えられる。 |
 |
#14 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 高校生の防災意識向上プロジェクト |
| 佐野未歩 (浜松湖南高等学校), 野末美優 (浜松湖南高等学校) |
私たちの通う高校は水辺にあり、海からも比較的近い場所に位置しています。しかし、防災訓練での生徒の様子からは、あまり真剣さが感じられず、防災意識が高いとは言えませんでした。そのことに危機感を持ち、探究活動を始めました。まず、学校での防災の取り組みを調査しました。次に、生徒の防災に関する意識や知識を把握するため、アンケートを行いました。今は、そのアンケート結果をもとに、どのようにすれば生徒に防災に興味を持ってもらえるのか考えています。 |
 |
#16 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| どうして占いやおみくじが親しまれるのか |
| 水野芹香 (浜松湖南高等学校), 沼倉明里 (浜松湖南高等学校) |
私たちは普段から私たちの生活に馴染んでいるおみくじや占い、これらがどうして人々に親しまれているのかと興味を持ちました。普通は疑問に思わないようなことですが、私たちはそれを探究の問いとして捉え、アンケートや様々な情報などからおみくじや占いに関することを調べました。 |
 |
#18 【最終】 (セッション2) (A会場) |
| AI医療の将来の展望〜AIは医療をどう変えるのか〜 |
| 鬼頭海結 (浜松聖星高校), 東風谷明璃 (浜松聖星高校), 谷凜 (浜松聖星高校), 中村心 (浜松聖星高校), 美濃煌來 (浜松聖星高校) |
AIは診断支援、新薬開発、個別化医療、遠隔診療を高度化し、医療を大きく革新すると考えられる。医師の負担軽減や医療費抑制、アクセス向上などに貢献すると考えられるが、護身リスクや倫理的問題への対応が重要になるのではないだろうか。このように多少のデメリットはあるが、AIは効率と質の向上をもたらし、未来の医療の中心になるのではないか、と考察する。 |
 |
#20 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 男ことば女ことばの区別は本当になくなりつつあるのか~今と昔のメディアにおける比較と国際比較~ |
| 石井 恵璃 (明星高等学校), 奥村 愛美 (明星高等学校) |
近年日本ではLGBTQに対して関心が高まっているように感じる。特に教育現場では一律名前をさん付けにしたり、女子の制服でスラックス導入が始まっていたりジェンダーレスに向けて様々な対策が行われている。しかし男女の話し方はどうだろうか。『~だぜ』、『~だわ』など、男性的、女性的な話し方が社会の動きに比例して変化しているのか、今と昔の映画の吹き替え、絵本や本を比較し検証する。また、そうすることで、言語表現とジェンダー観の関係の明確化を図る。 |
 |
#22 【中間】 (セッション2) (A会場) |
| 箱根駅伝とシューズの関係 |
| 末吉 康峯 (明星高等学校), 津田 和佳子 (明星高等学校) |
近年の箱根駅伝に出場する選手のほとんどが厚底カーボンシューズを使用しており、その普及と共に大会記録が更新されている。厚底カーボンシューズは、反発力や推進力を得やすい性能だけでなく、ランナーのフォームに影響を与えている可能性がある。本研究では、箱根駅伝ランナーを対象に、膝、肩、関節の角度に着目し、フォームへの影響を標準偏差と平均値を用いて分析する。その結果からフォームの特徴を明らかにし、より精度の高いシューズ選択と怪我予防に役立てる。ランニングを生涯スポーツとして継続する手助けになると考えた。 |
 |
#25 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 見ながら学べるリーフレット作り |
| 齋藤 悠空 (宮城県角田高等学校), 佐藤 凜香 (宮城県角田高等学校), 渋口 侑志 (宮城県角田高等学校) |
皆さんは、最近、海外からの観光客が増えていると感じませんか?実際に外国人観光客は増加しています。そこで私たちは、観光地で役立つ案内リーフレットの作成を企画し、「見て学べる案内リーフレット作り」をテーマに活動しています。現在、仙台市の瑞鳳殿にご協力いただき、やさしい日本語と英語の二言語を用いたリーフレットの作成を進めています。完成したリーフレットと、やさしい日本語の魅力を皆さんにお伝えします! |
 |
#26 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 記憶に残りやすい授業の仕方 |
| 佐々木誠斗 (宮城県角田高等学校), 清水 友哉 (宮城県角田高等学校), 佐藤 晴喜 (宮城県角田高等学校), 村上 彩世 (宮城県角田高等学校) |
私たちは、「記憶に残る授業の仕方」をテーマに探究しています。皆さんも、小・中学生の頃に苦手教科があったのではないでしょうか。私たちは、そんな教科でも記憶に残るようにするにはどうすればよいか、実際に小学校へ出向き、探究しています。その結果、「もの」を使った授業が効果的ではないのかと考えています。小学校で模擬授業を行い、カードやスクリーンなどを用いてどのような結果が得られたか、考察し発表します。 |
 |
#28 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| フィンランドの幼児教育の実態とは?また教育の質の高さにつながる鍵になるものは何か? |
| 福地 絢心 (静岡県立清水南高等学校) |
今夏、「トビタテ!留学JAPAN」第10期生としてフィンランドを訪れ、幼児教育の実態とその質の高さの背景を探ります。子どもの幸福度の高さは、質の高い教育と自然環境にある、という仮説のもと、保育施設の視察や関係者へのインタビュー、自然環境の調査を通して、多角的に幸福度向上の要因を探究します。この活動の成果を本コンテストで発表します。 |
 |
#30 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| Game Creation ~ゲーム開発における「楽しい」の設計~ |
| 科学情報コース1 |
| 阪上 元翔 (浜松学芸高等学校), 阿部 直也 (浜松学芸高等学校), 太田 颯祐 (浜松学芸高等学校), 鈴木 慧 (浜松学芸高等学校) |
学校を舞台としたゲーム開発を通じて、学校紹介も行えるような仕組みを開発しています。ユニティを用いてプログラミングを行い、その動作や操作性についての検証を行っています。ゲームを通じて、 |
 |
#34 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 戦前日本のデモクラシーはなぜ消失したのか |
| 田中 風太 (豊田南高等学校) |
自由民権運動や憲政擁護運動、普通選挙法の制定など数々の画期を経て遂には二大政党制を確立するに至った大日本帝国の民主主義。しかし5,15事件以降政党政治は戦後まで途絶え、日中戦争に突入してからは憲政自体が終焉することとなる。一体なぜ日本のデモクラシーはこのような顛末を迎えてしまったのか。政界や陸軍、右翼団体の活動、大正より続く民主化運動やポピュリズム傾向等々を踏まえて考察することを目指す。 |
 |
#35 【最終】 (セッション2) (B会場) |
| 人工知能の進化と新しい職業の可能性 |
| テン チュンヤン (豊田南高等学校) |
私はここ数年の間に、AIの進化を見に染みて感じるようになった。その経験から、AIの歴史を踏まえて、その進化が私たちの社会にどのような影響を与えるのかを考える。特に私が注目したいのはAIの進化により、これまで存在しなかった新しい職業や役割が生まれる可能性がある点である。私はその仮説を軸に議論を展開し、最終的には、急速に変化する情報社会で、私たちはどのような意識を持つべきか明らかにし、考察していくことを目指す。 |
 |
#38 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 天竜着物日和 着物で楽しむサステナブルな地域文化体験プログラム |
| Team Ito |
| 伊藤 紅奏 (静岡県立天竜高等学校), 永德 玲美 (静岡県立天竜高等学校), 伊藤 雅俊 (静岡県立天竜高等学校) |
天竜区の若者流出・伝統文化継承難という課題に対し、着物を「古くさいもの」から「体験パスポート」へと再定義します。SNS世代の10~20代女性を主ターゲットとし、着物で天竜川ピクニックや工房見学(木工品作り)など3軸の体験を提供。伝統継承と地域活性化を両立させる循環型ビジネスモデルの確立を目指し、年間160万円の売上高を試算しています。 |
 |
#40 【構想】 (セッション2) (B会場) |
| 日越交流促進のためのSNSプラットフォーム構築の可能性 |
| LINKWORLD |
| 東口 晃 (佼成学園高等学校), 平 健人 (佼成学園高等学校), 浅子 星次郎 (佼成学園高等学校) |
ベトナムと日本ではビジネス交流は盛んである。他方、学生同士の交流は言語や文化の壁で限られている。今後の両国の交流の深化を目的とし、両国で多く使われているSNSであるLINEとZaloをつなぐ仕組みを作れば、学生がもっと気軽に交流できると考えた。双方が使えるチャットサービスを開発し、日越の学校で使ってもらい、交流の頻度や満足度を調べて検証する。これにより学生同士の理解が深まり、将来の人材交流や共同プロジェクトにつながることを期待する。 |
 |
#42 【最終】 (セッション2) (B会場) |
| 日本とベトナムの学生の進路選択の動機の違い |
| 50万ドン |
| 岩田 怜久 (佼成学園高等学校), 荒木 光輝 (佼成学園高等学校), 北原 蒼太 (佼成学園高等学校), 加藤 将輝 (佼成学園高等学校) |
「多くの高校生は何を目的に大学に進学するのか?」海外研修の機会を利用して国家間での大学進学動機の違いをひも解くことで、検証を試みた。日本人の15〜18歳の高校生、ベトナム人の大学生を対象に進学に対する意識や目的について質問し検証した。その結果、大学進学の選択において、共通部分と異なる部分があることが示唆された。 |
 |
#44 【構想】 (セッション2) (B会場) |
| 伊豆の国市改善案 |
| 伊勢 葵 (静岡県立伊豆中央高等学校), 岩城 恒汰 (静岡県立伊豆中央高等学校), 斎藤 悠翔 (静岡県立伊豆中央高等学校), 髙見 美雲 (静岡県立伊豆中央高等学校) |
私たちは、観光資源が十分に活かされていない伊豆の国市の現状に注目しました。観光客数が少ない背景には、宿泊施設の少なさや知名度の低さがあります。そこで空き家を民泊に改修し宿泊環境を整えることで、観光客を行け入れやすくする提案を行いました。さらに、映えるフォトスポットや地域資源を活用したイベントを企画し、SNSで魅力を発信することで知名度向上を図り、地域全体の活性化を目指します。 |
 |
#47 【中間】 (セッション2) (B会場) |
| 工業高校×マーケティング 『ものづくり体験教室』を障がい福祉サービス事業所の商品販売につなげる取組 |
| 村上財団 |
| 今井 咲弥 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 菅原 航晃 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 鈴木 亮潤 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科), 大村 哲平 (神奈川県立神奈川工業高等学校電気科) |
工業高校のものづくりの力で、障がい福祉サービス事業所の商品に一工夫を行うことで単価をあげ、障がいのある方々の工賃向上に取り組んでいます。昨年度は、今年度は『ものづくり体験教室』をマーケティング理論に則り実践して商品販売につなげています。低工賃問題の解決に向けてより具体的な施策になります。 |