化学の進化なくして、産業技術の進歩はあり得ない!


 2013年4月に発足した静岡大学工学部化学バイオ工学科は、改組前の物質工学科材料科学コースの応用化学系と化学システム工学コースの環境化学系、および化学工学系を引き継いだ「環境応用化学コース」と、旧物質工学科材料科学コースの高分子・分子触媒分野と化学システム工学コースのバイオ分野、ならびに農工融合を目指した農学部との連携により誕生した「バイオ応用工学コース」の2コースからなります。
 日本のものづくり産業が岐路に立たされた現在、これらかの発展のためには、新たなる産業技術のイノベーションが求められています。技術力を高めるためには、化学・工学・工業・輸送・医療・情報・農業すべての産業分野のコアとなる「物質・素材」の新たな可能性を引き出すしかありません。応用化学やバイオ工学分野には未来を切り拓くポテンシャルがあります。
 社会に貢献できる人材となるべく、化学の面白さと奥深さを一緒に学んでみませんか?

学科長 新谷 政己