faculty/ 1月 12, 2024/ staff

准教授 宮﨑さおり Saori Miyazaki
静岡大学 浜松キャンパス
(教員室)工学部7号館502号室
(実験室)工学部3号館別館151号室
Tel & Fax: 053-478-1634
E-mail: miyazaki.saori[at]shizuoka.ac.jp
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研究キーワード
植物遺伝子工学 / 生殖 / 再生 / 環境変動 / レドックス

研究内容
再生・生殖の植物遺伝子工学
植物は分化全能性が高く、葉から個体を再生することが動物より容易で、切り口などからの葉や根の再生は自然界でも観察されます。動物でも次世代の発生を担う、生殖細胞系列の細胞は分化全能性が高いと言え、動植物で共通に保存されている機構も多く報告されています。植物遺伝子工学を用いて、植物の特異性を再生医療などに利用できるかを考えていくために、植物の再生と生殖について調べます。
環境変動化下における環境ストレスと植物の生体内レドックス制御
高温や強光は生体内に活性化酸素を作り、細胞膜の損傷やDNA切断を引き起こし、過剰な場合には細胞癌化などの要因の1つとなります。一方で、中程度の活性化酸素は動植物で発生にポジティブに働くことも知られています。植物は呼吸に加えて光合成も行うので、活性化酸素の処理と生体内でのレドックス制御機構を特に発達させています。植物の発生を通して、植物生体内のレドックス変化を可視化し、環境変動でどれくらい影響を受けるのか調べます。

工学部留学生担当
留学生支援全般と日本人学生の短期・長期の留学相談に応じています。