教育言語学
深い学びの根幹には、主体的な運用と対話的な相互作用に関わる「ことば」があります。人のあらゆる省察と行動にことばが欠かせないことを踏まえ、その意味を実践的に検討し、福祉・倫理・環境という側面から各種教育課題への対応を考察していきます。こうしたことばの教育的貢献機能の根拠と背景を探究するのが教育言語学です。教育目標(SDGs)としての生態学的多様性・均衡性・持続可能性についても理解を深めることができます。
「人と人とが分かり合うにはどうしたら良いか」「人が人を育てていくにはどうしたら良いか」を問い続け、人間でなくてもことばを操れるようになっていく新しい時代に、ことばが果たすべき役割とは何かを考えていきましょう。