日時
2021年06月05日 (土) — 2021年10月16日 (土)
会場
あざれあ(静岡県男女共同参画センター)6F大ホール →第3回からオンライン開催に変更
受講料
無料
定員
各回115名
対象
Zoomウェビナーに参加可能な方
※事前にZoomのインストールと動作確認を行ってください。
オンライン受講
必要事項を記入し、「オンライン受講希望」と明記してメールにてお申し込みください。
メール:kaiho@suml.cii.shizuoka.ac.jp
【申込必要事項】氏名(ふりがな)、住所、年齢、電話番号、メールアドレス、受講される回
オンデマンド配信
後日オンデマンド配信(期間限定配信)もございます。
オンデマンド配信をご希望の方は必要事項を記入し、「オンデマンド受講希望」と明記してメールにてお申し込みください。
メール:kaiho@suml.cii.shizuoka.ac.jp
【申込必要事項】氏名(ふりがな)、住所、年齢、電話番号、メールアドレス、受講される回
お問い合わせ
静岡大学地域創造教育センター 地域人材育成・プロジェクト部門
TEL:054-238-4817
メール:kaiho@suml.cii.shizuoka.ac.jp
概要
***8/28開催の第3回以降、対面開催をとりやめ、オンライン開催に変更いたします***
年号が平成から令和に変わりましたが、この数十年で痛感させられたことは、時代が進み技術が進歩しても、われわれの社会や生活が多種多様なリスクに直面しており、意外なほど脆弱な基盤の上にあるということではないでしょうか。
令和3年度静岡大学・読売新聞連続市民講座では、感染症、自然災害、事故、対面及びネットワーク上の人間関係のリスク等に向き合い、乗り越えるべき方途を展望し、またその中で新たな可能性を探っていきます。
各回情報
第1回
私たちの周りにあるリスクとそのマネージメント
- 日時:2021年06月05日 (土) 14:00 — 16:00
- 講師:村越 真(静岡大学教育学部/ 防災総合センター・教授)
Covid-19 の蔓延は、私たちの周りのリスクを改めて意識させましたが、身の回りのリスクはそれだけではありません。科学技術、災害、様々な事故、ネットを含めた人間関係のリスク等、実は多種多様なリスクに囲まれて私たちは生活しています。それらは社会的にも管理(マネジメント)されている一方で、個人としてマネジメントすることで安全・安心を確保できます。本講座では、身の回りのリスクを概観すると同時に、そのマネジメントの考え方について紹介します。
第2回
化学のチカラで感染症に立ち向かう
- 日時:2021年07月10日 (土) 14:00 — 16:00
- 講師:鳴海 哲夫(静岡大学工学部・准教授)
わたしたちの生活は医薬品、農薬、食品、化成品などを多くの有機化合物に支えられています。有機化学は、有機化合物の形や振る舞い、作り方や使い方を研究する学問です。新しい機能を持った有機化合物を合理的にデザインして合成することは、有機化学の重要な使命であり、わたしたちの生活を豊かにするきっかけになります。本講座では、実社会に関連した有機化合物の化学を概観するとともに、感染症に立ち向かう有機化合物について紹介します。
第3回
ネットのリスクをどう教えるか
- 日時:2021年08月28日 (土) 14:00 — 16:00
- 講師:塩田 真吾(静岡大学教育学部・准教授)
わたしたちの周りには様々なリスクがあります。特に、子どもたちの周りには、交通事故、SNS での炎上など様々なトラブルにつながるリスクが溢れています。本講座では、「SNS などのネットのリスク」をテーマに、リスクをどのように教えていくかを紹介します。
第4回
感染症のリスクに向き合う
- 日時:2021年09月25日 (土) 14:00 — 16:00
- 講師:鈴木 哲朗(浜松医科大学医学部・教授)
新型コロナウイルスの話題の中で、「正しく恐れる」という言葉を最近よく耳にします。ウイルス感染を軽んじることは問題ですが、ウイルスに対する不安から、感染者や医療従事者などに対して差別的な対応をとってしまうなどの事例も発生しています。感染症のリスクに適切に備えるため、ウイルスはどのように増殖するのかといった感染症の原因ウイルスの特徴とその対処法などをご紹介します。
第5回
感染症ウイルスを測る
- 日時:2021年10月16日 (土) 14:00 — 16:00
- 講師:朴 龍洙(静岡大学グリーン科学技術研究所・所長)
人類は、歴史が始まって以来細菌やウイルスといった病原体との果てしない戦いを続けています。感染症による被害を最低限に止めるためには、迅速に病原体を同定する必要があります。本講座では、人類がどのような方法で病原体の姿を捉え、対処してきたのか。現在のどのような方法でウイルスの存在を確認しているのか。今後血糖値を測るようにウイルスも簡単に迅速に測る技術はあるのかについて概説します。