日時

2021年09月24日 (金) — 2021年11月12日 (金)

会場

静岡市役所静岡庁舎 3階食堂スペース「茶木魚(ちゃきっと)」アクセスJR静岡駅から徒歩約10分。静鉄電車「新静岡駅」から徒歩約5分。しずてつジャストラインバス「県庁・静岡市役所葵区役所」下車。
※当日は、会場の駐車場が利用できないため、公共交通機関または周辺の駐車場をご利用ください。

受講料

無料 (連続参加を基本とします)

お申し込み

下記のうち、どちらか一つを選んでお申し込みください。

【①会場受講】
静岡市コールセンターに電話でお申し込みください。
TEL:054-200-4894(年中無休・8時~20時)

【②オンライン受講】
静岡市Webサイト内の電子申請からお申し込みください。
URL:https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_002384.html
※オンライン配信は「Zoom]を利用します。

申込期間

会場、オンラインともに9月1日(水)から9月17日(金)まで

問い合わせ先

静岡市生涯学習推進課
〒420-8602 静岡市葵区追手町5-1
TEL:054-221-1207 FAX:054-221-1758

静岡市Webサイト

概要

市内5大学が「SDGs」をテーマに様々な切り口から講義をお届けします。

全5回出席された方には修了証書を授与します。

本講座は「しずおか県民カレッジ」の連携講座です。

静岡市・5大学連携事業(静岡英和学院大学/静岡県立大学/静岡大学/東海大学/常葉大学・50音順)

各回情報

第1回

「誰一人とり残さない」をあらためて考える
  • 日時:2021年09月24日 (金) 18:30 — 20:00
  • 講師:静岡大学サステナビリティセンター センター長 堂囿俊彦

SDGsは「誰一人とり残さない」世界の実現のために必要な目標です。それでは、「誰一人とり残さない」とは何を意味しているのでしょうか?SDGsが広まるなか、通常このようなことは問題になりません。しかし、この問いを考えるさいに鍵となる「人間の尊厳」は、さまざまな批判にさらされてきました。今回は、SDGsの思想的背景を紹介しながら、みなさんとともに、「誰一人とり残さない」についてあらためて考えてみたいと思います。

第2回

営農型太陽光発電と農業の持続可能性
  • 日時:2021年10月01日 (金) 18:30 — 20:00
  • 講師:静岡県立大学学長補佐・食品栄養科学部 谷 晃 教授

SDGsおよび脱炭素化社会の達成には再生可能エネルギーの普及が必要です。太陽光発電の一形態として、農地の上に太陽光パネルを設置して、農業を営みながら売電し収入が得られる営農型太陽光発電が普及しつつあります。作物生産物の収入に加えてエネルギー生産による売電収入が得られることは、農家の経営安定化や後継者確保、さらに農地の維持につながります。本講演では、営農型太陽光発電のメリット、デメリット、将来性などについてお話しします。

第3回

持続可能で健康的な食事
  • 日時:2021年10月15日 (金) 18:30 — 20:00
  • 講師:静岡英和学院大学短期大学部 小山ゆう 准教授

私たち人間が「食べ物」と呼んでいるものは、地球上の植物や動物であることを忘れてはなりません。環境破壊問題が叫ばれ、絶滅危惧種が増えている現代において、それでも食事をしていく私たち人間にとって、栄養、食品、食事の在り方は大変複雑です。その中でも地球環境への負担を考慮し、かつ健康的な食事が可能かどうかについてお話します。

第4回

科学技術コミュニケーションのすゝめ
  • 日時:2021年10月29日 (金) 18:30 — 20:00
  • 講師:常葉大学造形学部 村井 貴 講師

SDGsへアプローチする手段のひとつとして、専門家と市民をつなぐ「科学技術コミュニケーション」があります。多様な立場を持つ人々がひとつのテーマについて対話することで、社会をあらゆる視点で考えることができるようになります。本講座では、対話形式で、事例を紹介しながら、科学技術コミュニケーションとSDGsに迫ります。

聞き手:櫻井弘道(科学技術コミュニケーター)

第5回

未来と世界と人間を考え、動く力:大学が目指す人づくり
  • 日時:2021年11月12日 (金) 18:30 — 20:00
  • 講師:東海大学海洋学部 川﨑一平 教授

SDGsの達成には、国・地方自治体などの行政機関だけではなく、企業、学校等の教育機関、民間団体などの組織体から、個々人の取組みに至るまで、様々なレベルでの連携が必要です。しかし、どのような活動体や制度が作られたとしても、それを支え動かしていくのは、ひとりひとりの人間であることには違いありません。人づくりという大きな使命を担ってきた大学の今後のありかたをご紹介していきたいと思います。