①理論研究
1)近代ドイツを中心とした教育思想史研究、2)教師教育の理念および制度に関する研究、3)学問の自由および研究倫理に関する研究を進めています。また、他大学との共同研究として「だっこやおんぶ」(Babywearing)に関わる学際的研究、青少年支援(Youth work)に関わる国際比較研究、大学の国際教育推進に関する研究にも参画しています。
②実践研究
「自分で考えること(自律的思考)」をキーワードとして、その形成を図るための実践的な研究を進めています。研究室では学生たちが中心となって「考える防災」、「考え、議論する道徳」をテーマに教材・授業開発を行ってきました。これまで開発した授業案は全国70校以上の学校で採用され、兵庫県等主催「1.17防災未来賞(ぼうさい甲子園)」では学生たちの取組が「ぼうさい大賞」(2016,2017,2018,2021)を受賞し、朝日新聞社主催「大学SDGs Action! Awards 2021」ではグランプリとオーディエンス賞をいただきました。
2017年には上記のうち「近代ドイツ教育思想史に関する研究」と「防災教育に関する理論的・実践的研究」の2件が、大学改革支援・学位授与機構より「卓越した研究業績(SS)」と評価されました。2021年度においては「近現代ドイツ教育思想史に関する研究」と「防災教育の関する理論的・実践的研究」が同校より「卓越した研究業績(SS)」と評価されました。関連記事はこちら
今後も理論と実践の往還をはかりながら、学校、家庭、地域をトータルに展望する教育・研究活動を推進していきたいと考えています。