IoT Lab Demonstration(テストベッド実証)

IoT推進ラボよりご案内がありましたのでご紹介します。

物流分野:IoT・人工知能技術の活用による物流効率化のための調査

○公募期間:11/15(火)~12/6(火)12:00
○詳細URL:
https://www.chotatujoho.go.jp/csjs/pr005/ProInfoSearchJpnInitAction.do?pctKind=10
(公告開始日:平成28年11月15日で検索してください。)

1.事業目的
近年、トラック輸送において、迅速な積載状況の把握や混載可否の確認が困難であることに起因した積載率の低下に伴う物流コストの押し上げや需給の不均衡が大きな課題となっております。本調査では、荷主と物流事業者間におけるこうした需給の不均衡を解決する上で、どのような情報の把握と活用が課題となっているのか、実績データ等を用いながら詳細な要因を分析するとともに、その結果を踏まえ、IoTや人工知能技術等の活用による解決策を検討し、制度的課題を整理することを目的とするものです。

2.事業内容
上記の目的に照らし、以下の調査を行います。
(1)積載状況や混載可否の迅速な確認を実現すべく、荷主と物流事業者間で把握・活用すべき情報の整理。
(2)上記情報の取得におけるIoTや人工知能の技術等の導入可能性の検討及び実証実験による効果の検証。
(3)上記(1)、(2)を踏まえた、IoT・人工知能技術等の活用による積載率の向上に向けた解決策を広く全国的に普及する方策、及び将来的に必要な制度・ルールの整備についての検討。

物流分野:物流効率化のための物流スポット市場構築に関する調査

○公募期間:11/15(火)~12/6(火)12:00
○詳細URL:
https://www.chotatujoho.go.jp/csjs/pr005/ProInfoSearchJpnInitAction.do?pctKind=10
(公告開始日:平成28年11月15日で検索してください。)

1.事業目的
現在、深刻なドライバー不足に陥っているトラック輸送において、積載率を向上させ、人手不足に対応した物流の効率化を図るとともに、地球環境にも配慮した持続可能な物流体系を構築することが喫緊の課題となっております。こうした課題を解決するためには、(営業貨物自動車を対象とした)物流効率化のためのスポット市場の構築が必要といえます。当調査では、物流効率化を目的とし、IoT技術等を活用した需給マッチングシステムを構築するとともに、当該システムによるリアルタイムでの荷主による荷量(需要)と物流事業者による空きスペース・空き時間(供給)のマッチングを行います。加えて、その効果を検証するとともに、マッチングの仕組み・制度の両面から課題及び解決策を検討します。

2.事業内容
上記の目的に照らし、以下の調査を実施します。
(1)需給マッチングシステムを構築し、荷主事業者と物流事業者のマッチングを実際に行い、システムを使用した荷主・物流事業者数、マッチングの成立数・成立率等のデータを取得。
(2)上記データに基づいた、物流費削減効果、CO2削減効果についての算出。また、サービスの利便性、オペレーションの合理性の観点から、より効果的な仕組みを構築するために必要となる要素や、解決すべき課題の整理、並びにその解決策の検討。加えて、将来的に必要な制度・ルールの整備についての検討。
(3)上記(1)、(2)を踏まえた、物流スポット市場を全国的に普及するための方策の検討。