高柳記念未来技術創造館

浜松キャンパスには「高柳記念未来技術創造館」があります。

本学の大先輩である高柳健次郎先生(1899~1990)が、大正15年12月「イ」の字をブラウン管に映し出すことに成功し、現代のテレビの基礎を打ち立てました。

高柳健次郎先生は、浜松高等工業学校(静岡大学工学部の前身)の関口壮吉初代校長の薫陶を得て、世界に先駆けてテレビジョンの開発に成功しました。ま た、「自由啓発」の理念の下で学んだ多くの卒業生は、技術者として日本の「ものづくり」技術の発展に貢献しています。今日の情報社会の基礎 となったといっても、過言ではありません。

藤岡清登氏の寄贈によるコレクションがあり、初期の頃からのテレビジョンの歴史を見ることができます。

2026 年に、高柳健次郎先生が世界で初めて「イ」の字の受像に成功してから 100 周年を迎えます。
高柳先生はその後、テレビジョンに関する技術の基盤を築き、テレビ産業の発展においてリーダーシップを果たしました。