・ 分光器の初期化は、必ず使用方法に自信のある方がやってください。またはJEOLに相談したのちに行うようにしてください。
・ 分光器初期化が必要であるか、ピーク位置が大きくずれていることを確認してください。
簡易初期化
1 アドミンでログインしなおす。(管理者権限からでないと実行できません。ここではログインパスワードは記しません)
2 上の「保守」の「分光器初期化」をクリック
3 「初期化モード」で「簡易」を選択して「次へ」をクリック
4 CHを選択して次へ(CH1~CH4を選択すればよい)
5 「簡易位置合わせの実行」で「行わない」を選択
6 「実行」をクリック
簡易初期化で戻らない場合
(アドミンでログインしていること前提で記します)
1 上の「試料管理」で「Maintenance Sample」でMoまたはMgを選び、「移動」を押す。
※ CH1、CH3がずれている場合はMo
※ CH2、CH4がずれている場合はMg
(MoやMgは機器に内蔵されており、試料台の種類などに関係なくMoやMgに移動できる)
2 15kV, 10nA程度の条件にする。
3 OMモニターを用い、z位置によりピントを合わせる。その後フォーカス(WD値)によりピントを合わせる。
4 上の「保守」の「分光器初期化」をクリック
5 「初期化モード」で「完全」を選択して「次へ」をクリック
6 CHを選択して次へ(MoならCH1、CH3を、MgならCH2、CH4を選択)
7 「簡易位置合わせの実行」で「行う」を選択
8 条件を確認する。
・ 分光結晶がCH1、3ならPETが、 CH2、4ならTAPが選択されていることを確認。
・ 元素名がCH1、3ならMoが、 CH2、4ならMgが選択されていることを確認。
・ 標準試料情報の確認。
9 最後にもう一度入力情報を確認してから「実行」をクリック