1 右の「データツリー」から、保存したい定量結果の元のスペクトルを選択
2 左上ボタンを「EDX」→「アナライザー」→「元素確認」と選択し、元素確認のウィンドウから定量結果に反映したい元素を選択する。
3 上の「組成の計算」を選択し、「設定」ボタンから各種設定
3-1 「結果ノーマライズ」にチェックが入っていることを確認
※ X線強度をキャリブレーションしている場合、又は照射電流をキャリブレーション時の値に設定している場合はチェックを外してもよい
3-2ーA 岩石試料などの酸化物の場合は、「ストイキオメトリーによる元素」で「酸素」を選択し、酸素のイオン数を指定
※ 陽イオンの価数を変えたい場合は下の元素リストから変更可能
3-2ーB 金属資料あるいは酸素などもスペクトルから計算したい場合は「全元素」を選択
3-3 右上の定量スタンダードを選択
・ 出荷時のメーカースタンダードを使用する場合は「ファクトリ」を選択
・ 入荷後のメーカースタンダードは「ユーザー」→「定量スタンダード(2021年12月01日)」を選択
・ その後のスタンダードを使用する場合は 「ユーザー」で上記以外のものを選択
3-4 下の「適用して保存」を押し、閉じる
4 真ん中「定量結果表示」の「結果タイプ」から、表示したい結果を選択
5 定量結果の表示
5-A 単一スペクトルの結果を表示する場合
5-A-1 左上「使用可能なテンプレート」で単一スペクトルの「概要表」を選択
※ 定量にかかわる情報が詳細に表示される
5-B 単一スペクトルの結果(簡易)を表示する場合
5-B-1 左上「使用可能なテンプレート」で複数スペクトルの「概要表」を選択
5-B-2 右のデータツリーから定量結果の元のスペクトルを選択
5-B-3 右のデータツリーウィンドウ下の「選択した収集内容の追加」を選択し、複数スペクトルの「概要表」ウィンドウにデータを表示させる
5-B-4 5-B-3の操作を繰り返し、複数スペクトルの定量結果を表示させていく
※ 表示されているスペクトルの定量結果を消したいときは、概要表ウィンドウ下の「すべてのスペクトルをクリア」「選択したスペクトルのクリア」などを押す
5-C 単一スペクトルの結果を詳細に表示する場合
5-C-1 左上「使用可能なテンプレート」で「結果表(カスタマイズ可能)」を選択
5-C-2 「定量結果表示」ウィンドウの右上「表示項目編集」から、表示したい項目を選択する
6 保存 (管理者のやり方)
6-1 あらかじめ、定量結果を保存するためのエクセルファイルを作成して開く
6-2 定量結果に表示されている数字をマウスを使って全部選択し、「右クリック」→「コピー」
6-3 エクセルファイルにペースト(+必要な情報の書き足しやエクセルシートの整理)
6-4 次のスペクトルの定量結果についても同様の操作で保存していく
※ この方法のみだと、分析点にかかわる情報などが保存できないため、分析点がわかるように工夫する必要がある。
「画像のスキャン」の「電子画像」に分析点が表記されたている場合は、この画像を保存するとよい