FE-SEM、SEM-EPMAを使用できるユーザーについて(2022年8月1日以降)

 

FE-SEMの使用ルール

管理人の許可が必要な使用方法

以下の使用方法をする際は、あらかじめ管理人(川本)の許可が必要です。

・ 試料を傾斜させるような使用方法(EBSDによる分析や、傾斜させての観察)
・ 51mmまたは薄片用の試料台以外の使用
・ 設定する試料の高さが4mm以上になるような使用方法
・ WD9mm以下でピントを合わせて観察
・ 粉や塵が散る可能性のある試料の観察

また上記の使用方法をする場合は管理者(川本)の許可が得られた場合でも、2人以上で慎重に観察することを原則とします。

(管理者(川本)が「特に熟練した使用者」であると認め、1人で行ってもよいと判断した場合は1人でも使用可能です。)

 

通常のユーザーが使用する場合のルール

FE-SEMの使用方法を理解しており、なおかつ上記「管理者の許可が必要な使用方法」に挙げられている特別な使用法を用いない場合は、1人で観察することが可能です(試料交換は、複数人で間違いのないように行って欲しいです)。1人で使用できるとは、試料を出し入れし、観察、分析、終了作業を1人で行うことができるを意味します。不具合が起こった場合は管理人を呼んでください。助けます。

試料交換については2人以上で慎重に行うことを原則とします。
(管理者(川本)が「特に熟練した使用者」であると認め、1人で行ってもよいと判断した場合は1人でも試料交換可能です。)

 

※ 当然ですが、講習会に参加していない方は1人で観察することはできません
どのような観察法であっても、講習会参加者と2人以上で使用するようにしてください。

 

 

SEM-EPMAの使用ルール

通常のユーザーが使用する場合のルール

SEM-EPMAの使用方法を理解しているユーザーは1人で観察することが可能ですが、心許ないユーザーは、よりよく知っている人と2人以上で観察してください。

 

管理人の許可が必要な使用方法

以下の使用方法をする際は、あらかじめ管理者(川本)の事前の相談が必要です。使用できない場合もあります。悪しからずご了解ください。

・ 試料台表面から4mm以上飛び出している試料
・ エポキシ系樹脂やアロンアルファ、シアノボンド以外の樹脂を使用した試料
・ その他、試料室や検出器を汚す可能性のある試料