國澤くんの発見した新物質の論文が出版されました。合成条件を最適化するのに時間がかかりました。
Hibiki Kunisawa, Ryutaro Okuma, Toshihiro Nomura,
Diamminecopper(I) divanadate(IV,V),
IUCrData 11 (8), x260886 (2026).
V2O5層間に[Cu(NH3)2]分子が挿入されていて、NaV2O5とよく似た二次元性の高い構造をしています。Cuは+1で非磁性ですが、Vの酸化数は+4.5で混合価数物質です。低温で磁気相転移もしくは電荷秩序がありそうですが、数日間で劣化してしまうので詳細な物性測定は難しいか。
