物理学会@東大駒場

物理学会でポスター発表を行いました。色んな人とお話できて、実りある学会になりました。

  • 野村 et al.、Martyiteにおける二次元結晶水の中性子構造解析、ポスター、2026/9/14
  • 國澤、野村 et al.、Cu20クラスター物質Cumengeiteの磁性、ポスター、2026/9/14

日本語記事(2次元水・マグノンBEC)

日本語の解説記事が出版されました。

  1. 野村肇宏、鬼頭俊介、甲賀研一郎、
    鉱物中の二次元結晶水が示すフェロアキシャル秩序、
    日本結晶学会誌 68 (3), 166-170.
  2. 野村肇宏、スキルミオン物質Cu2OSeO3におけるマグノンのボース‐アインシュタイン凝縮、
    物性研だより第66巻(2) (2026).

Layered vanadate

國澤くんの発見した新物質の論文が出版されました。合成条件を最適化するのに時間がかかりました。

Hibiki Kunisawa, Ryutaro Okuma, Toshihiro Nomura,
Diamminecopper(I) divanadate(IV,V),
IUCrData 11 (8), x260886 (2026).

V2O5層間に[Cu(NH3)2]分子が挿入されていて、NaV2O5とよく似た二次元性の高い構造をしています。Cuは+1で非磁性ですが、Vの酸化数は+4.5で混合価数物質です。低温で磁気相転移もしくは電荷秩序がありそうですが、数日間で劣化してしまうので詳細な物性測定は難しいか。

2026夏成果報告会

今年度の成果を共有しました。論文になりそうなネタもいくつか得られて、実りのある半年になったと思います。次回は冬休み前を予定しています。

MPMS

週末に東大物性研で國澤くんと新物質たちの磁化を測定しました。面白くなりそうな物質が2件。研究をまとめられるよう、集中して取り組みます。

2026年度

GWも明けて本格的に2026年度がスタートしました。今年度のテーマは、「一点突破」です。人的・時間的リソースを集中させて、何か大発見を目指します。

 

4月は学術変革会議@姫路などがありました。新年度はいつもバタついてしまいます。

現代ビジネス

ネットニュースで記事が出ました。ありがとうございました!

「2次元の氷」の可視化に初めて成功…結晶構造がまだ解明されていない水分子の「驚きの姿」

https://gendai.media/articles/-/165062

JACS & PRL Press Releases

水の研究と超強磁場の研究についてプレスリリースを行いました。予想以上に反響があって嬉しいです!

 

単層の氷の構造を初めて可視化 -渦状に並んだ水分子がつくるフェロアキシャル秩序を実証-

https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=11658

 

スピン四量体で初めてマグノンのボース−アインシュタイン凝縮を発見 -スキルミオン物質に潜む未知の超強磁場物性を明らかに-

https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=11664