大切にしていること

死生学カフェでは、生と死にかかわる多様な課題について、対話を通して探究を試みます。

以下の方針を守りながら、対等で開かれた対話の場を創り上げていきましょう。

 

  1. 死とともに生きる

「死とともに生きることを学ぶ」(死生学)という姿勢を大切にしましょう。「死」をタブー視したり、遠ざけたりするのでなく、逆に「生きる」ことを忘れ、「死」ばかりを見つめるのでもなく、「死とともに生きる」知恵を身につけましょう。

 

  1. 共に探究する

参加者のなかには、かけがえのない人との「死別」を経験された方、深刻な「死」の体験をされた方がおられるかもしれません。あるいは終末期ケアの専門職がおられるかもしれません。わたしたちは、その貴重な経験に耳を傾けたいと思います。ただ同時に、生と死には常に未知の部分が残されている、だからこそ共に探究するのだという謙虚さを大切にしたいと願っています。

 

  1. 対等で開かれた対話に挑戦する

カフェには、社会的地位や権威から自由に、対等の立場で議論するという伝統があります。カフェは市民に開かれた討論の場を提供し、それを通して市民社会の成立に大きな役割を果たしてきました。このカフェの精神を継承し、相手に対して尊敬の念を抱きながら、対等な立場で、開かれた言葉で対話を試みましょう。

 

  1. 聴くことから始める

聴く人がいなければ対話は始まりません。対話の第一歩として、相手の語りに真剣に耳を傾けることから始めましょう。といっても、すべての言葉に納得、共感する必要はありません。むしろ納得いかないところ、安易に共感できないところを糸口に発言を試みることで、注意深く対話を創り上げていきましょう。

 

  1. 自由に発言する

 一つひとつの発言は、対話的探究への貴重な貢献です。空気を読んだり、他の参加者の評価を気にしたりすることなく、自由に発言してください。あなたの生き方とそれを支える考え方を反映させて、重厚な見解、ユニークな意見、ふとした疑問を提起してください。

 

  1. 参加者のプライバシーを尊重する

すべての参加者が心を開き、安心して発言できるように、インターネット上も含めて、カフェで知った個人情報を第三者に提示することは控えましょう。

 

皆さんにとって新しい出会いと豊かな対話の場となるように、カフェを運営する世話人たちがお手伝いいたします。生と死は、すべての人間の共通課題です。真摯に、しかし焦らずに、じっくりと探究を進めていきましょう。