☆SUCCESマンスリー☆  vol.72   2017年9月号

_____/~\_____ 猛暑日が続いておりますが、
____//∨\\____ 皆様いかがお過ごしでしょうか。
___/         熱中症などにはご注意ください。
__/    静岡大学  静岡大学では、夏季オープンキャンパスが行われ、
_/  情報基盤センター たくさんの高校生が訪れています。
/            その様子を静大TVで公開中です。是非ご覧ください。
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☆SUCCESマンスリー☆  vol.72   2017年9月号
SUCCES : Shizuoka University Cloud Computing Eco System
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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ PICK UP!_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

【イベント】8月8日 工学部、情報学部のオープンキャンパスは
台風のため中止となりました。
ご来場くださった皆様にお詫び申し上げます。
浜松キャンパスには遠方からお越しくださった学生さんやご家族の姿も多く、
少し残念そうにキャンパスを見学している姿が印象的でした。
最新情報ですが、一部の研究室の様子を取材させていただきました。
近日中に静大TVで公開予定です。
どうぞお楽しみに!
【イベント】8月10日 理学部、農学部のオープンキャンパスが行われます!

■ 編集長からのメッセージ ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

この季節はどうしてもISO関連の話題に触れたくなります。当センターと情報企画課
の20名ほどのスタッフでISO27001(ISMS)とISO20000-1(ITSMS)のマネジメント
活動を長年行っています。監査と審査が終日行われる実日程だけで7日あります。
日頃やっているところを診てもらうのが監査と審査の理想ではありますが、8月と9月
はどうしても整理と準備に追われがちです。それでも我々のISO活動は緩やかながら
改善と改良が重ねられ、着実によくなっていると信じています。
今年もひとつ新しい管理策の取り組みを実装し、成果を上げることができました。
そのことをお話しします。
ISMSの管理策のひとつにペネトレーション診断とか脆弱性診断とか呼ばれるものが
あります。5年ほど前だったと思いますが審査員からよくこれらの言葉を聞くように
なりましたが、当時は、どのように実装してよいか検討もつきませんでした。
いくつかの研究会で、ペネトレーション診断を実施している他大学の情報系センター
の発表が聞かれるようになりました。しだいに同診断の機構や運用の理解が進み、
ISMS管理策との焦点が結ばれてきました。
そしてついに(ようやく?)「うちでも実施しなければならない!」と確信に至り
ます。昨年、ペネトレーション診断のためのツールを購入し、準備を進めてきました。
実装を担当した技術スタッフは、できるだけ短時間で効率良く診断ツールが完了
できるように手順の改善を行い、同時に多数の被験者が通信情報の管理や診断結果に
容易に行える支援システムも併せて開発してきました。そして現在、数ヶ月を空けて
複数回の診断を完了することができました。まだ診断回数は少ないながら、期待した
以上の改善が観察されました。
有効性測定で言うところの「効果:大」以上です。
今後も定期的な診断と結果へのフィードバックを促すことで、新しいフェーズのISMS
に移行できるように感じています。
審査員が毎年繰り出す「ペネトレーション診断やっていますか?」への回答は、いつも
よれよれでしたが、今年はアピールポイントのひとつに代わります。
この夏もまた何か新しい進化と深化の種を拾えることを期待しています。
(編集長1:長谷川副センター長)

■ ニュース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇8月8日 クラウド便り:大学全体のクラウドサーバ活用台数240台になりました。
プライベートクラウドサーバ数71台ですので、大学全体のクラウドサーバ活用台数は
311台になりました。
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/cloudserver

■ 静大TV新着番組 ━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

名倉編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします!

◇◇夏季オープンキャンパス2017
https://wwp.shizuoka.ac.jp/sutv/?p=1078
夏季オープンキャンパスが各学部で開催されております。私も取材に参加させて
いただきましたが、参加された高校生の皆さん、しっかりと夢を持っている方が
多くとても立派でした。上記サイトにまとめております。どうぞご覧ください!

◇◇静岡県中小企業家インターンシップ2017
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/h7yn
これから就職活動をされる皆様、各企業様のご紹介番組です!これからどんな
企業に就職しようかお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

◇◇平成28年度 地域創造学環フィールドワーク報告会 午前の部 – 静岡大学 –
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/sk08
学生さんが各地域ごとにチームに分かれて行なった活動を報告されています。
どの地域にも、それぞれ重要な課題であり、注目すべき内容かと思います。
また、研究にご協力くださった地域の方々も報告会に参加してくださっているよう
です。嬉しいですね!私も静岡県在住者として、学生さんのこれからの研究に期待
しています!
午後の部も是非ご覧ください。
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/v8bi

■ イベント実績 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇7月19, 20日 「第11回ビジネスマッチングフェアinはままつ」がアクト
シティ浜松にて開催されました。浜松信用金庫、株式会社アバンセシステム、
静岡大学の共同開発「銀行サービスシステムforPepper」を出展しました。
http://www.hamamatsu-bmf.jp/
K-mix「おひるま共同組合」にパート事務職員の宇田さんが出演しました!
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/w9nl

◇◇7月21日 長谷川副センター長が「情報セキュリティと情報活用の狭間で」
と題する講演を静岡文化芸術大学にて行いました。
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/m8vs
静岡文化芸術大学では、十年以上の長きに亘り情報処理授業を担当させてもらって
います。今回は教職員皆様に対する情報セキュリティに関する90分の 講演の機会を
頂きました。新しいセキュリティ教材の資料も増やすことができ、大変有意義でした。
関係皆様に感謝申し上げます。

◇◇8月1日 浜松医科大学で開催されたFD(Fucalty Development)セミナーの講師を
井上センター長が務めました。タイトルは「反転授業とヒト型ロボットによる新しい
大学教育について」です。ここでも静大ペッパーが講義全体の約半分を担当すると
いう大活躍でした。また、日本語、英語、中国語による模擬授業もスムーズにこなし
ました。
大変強力な助手として正確な情報発信が可能になりました。

■ イベント予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇情報基盤センターにてITSMS内部監査を行います。

◇◇情報基盤センター、企画部情報企画課にてISMS・ITSMS定期サーベイランスを
行ないます。

■ 教員近況 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇山田宏昭 客員教授
ITの発達により、在宅勤務が本格的に導入される世の中になりました。
家庭の事情を考慮し、働き方の選択肢が増えることは大変良いことだと思います。
その一方で、見張りがいない環境の中で仕事をするので、
個々の責任感も試されることになるでしょう。
私は昔から、家の中では集中力が持続せず、机で勉強することができない人間でした。
IoTで常に「やる気」を監視してもらえないと、私には在宅勤務はできないでしょう。。

◇◇中村吉勝 客員教授
本格的な猛暑の季節がやってきました。8月5日は、福岡近郊で39.8℃と過去
記憶の無い気温となっています。
また、1ヶ月前の朝倉地区での水害、支流の河川氾濫で多数の流木、土石流が
民家に襲いかかり、甚大な被害となっております。
朝倉は、昔ながらの三連水車が有名で、美味しい農産物、果実、お酒などを
作る良い地域です。
一刻も早く、朝倉の皆様が安堵できる環境に復旧することを望んでおります。
さて、静大では、本格的な情報基盤センター更改が始まります。
統合認証においては、機能は現行踏襲しながらも、仮想環境を最大限活用した
環境構成とし、運用面においては、プラス・ワン・サービスと銘を打って、
運用効率が上がるサービス改善を1つでもシステムに組み入れる取り組みを
行っております。
より向上した静大情報基盤センターの姿を描きながら、進めて行きたい所存です。

◇◇長谷川博彰 客員教授
こんにちは。2020年度大学入試や高校入試への記述式導入、AO受験「志望理由書」、
就活時の応募小論文など、論述力や小論文作成力が求められる時代になってきました。
長年研究している日本語文章力の向上を支援するツール
「小論文・高速自動採点サービス」
を特に教育機関にご案内する活動で忙しくしております。

◇◇永田正樹 教育研究支援員
【フルート奮闘記:その2 腹式呼吸、アンブシュア】
前回(6月号)に登場した「ソラシのワルツ」を、なんとか卒業しました。
今は、ドヴォルザークの「新世界 第2楽章」(遠き山に日は落ちて)や、ベートーヴェン
の「交響曲第9番 第4楽章」(歓喜の歌)などを教材として練習してます。
このように書くとすごいことをしてそうですが、実際は有名なサビ?の箇所を
1フレーズだけなので、10秒くらいで吹き終わってしまいしょんぼりしています。
ところで、指づかいよりも呼吸や息づかいに難儀しています。「腹式呼吸」とは、
おなかを出したり引っ込めたりして横隔膜を上下させ腹筋を使って呼吸することです。
「アンブシュア」とは、フルートを吹くときの唇の形のことです。フルートでは、
きれいな音を出すには指づかい以上に息づかいが重要になりますので、これらの
基礎練習を徹底的に先生から指導されます。練習法としては、
限界まで息を吸って限界まで吐いて、さらに限界まで息を吸う、などを繰り返します。
この練習がかなりきつくて、最初はいいのですが続けていくと息が吸えなくなり、
それでも息を吸えと言われ、泣きそうになりながら口をぱくぱくさせています。
エサを食べる瞬間の魚みたいです。
しかし、うまく息が出ると自分でもびっくりするくらいきれいな音になるので、
この音を持続できることを目標にがんばっています。
ちなみに、まだ楽譜は読めないのでこちらもがんばります。(つづく)

■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

猛暑日が続いていますね。今年、静岡県内は雨が少なく、虫が大量発生している
ようです。
家の庭の木に毎年蝉がたくさん来ているのですが、今年は一段と多いような
気がします。テレビの音が聞こえないくらい、早朝から大合唱です。
その木の横を通らないと車に辿りつかないので、蝉が飛ばないように毎日そっと
横切るのですが、先日、人間の気配に気付いたのか案の定飛んでしまい、
私の顔に激突してきました。
虫が大の苦手なので、その日は一日中本当にショックで泣きそうでした。
たまに蜂に追いかけられる夢をみますが、蝉にも追いかけられそうです。
(編集員:名倉)



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