涼しい秋風に高く澄んだ空。
気持ちの良い季節になってきましたね。
スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、芸術の秋…
皆さんの秋の楽しみ方はどれですか。
情報基盤センターでは
今月もフレッシュな情報をお届けします。
どうぞご覧ください!
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☆令和5年度 秋季学位記授与式の撮影を行いました!
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■編集長からのメッセージ
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ゲームチェンジャーは20世紀末に生まれた言葉のようです。
それまでの情勢や力関係を根底から覆す人や物や技術と言った
ところでしょう。それがスポーツならわくわくするイメージであるし、
それが国家間の力関係の間に生まれたとなると、
なにかきな臭さを感じるところもあります。
半世紀ほどの人生で、ブラウン管テレビが我が家に来た日
のことをまだ覚えています(幼年期)。
1923年 – 高柳健次郎先生が電子式走査方式の研究を開始し、
その後「イ」の字を表示させたのは1926年12月25日です。
1968年の生まれの私には、さすがにタイムラグが大きすぎるので、
おそらく私の記憶は白黒のテレビがカラーになった日ものだった
ように思います。モノクロの昭和はよかった・・・
その後のパソコン(中学生)、インターネット(大学生)、
スマートフォン(センター着任後)、ChatGPT(今年)、
これらが自分史のゲームチェンジャーです。
ゲームチェンジャーには、それまでのやり方や価値観を覆す
破壊力がありますから、利害関係の台風のような側面もあります。
世界的なメインストリームになるにはキャズム(谷底)も超え
なければなりません。「キャズム理論」ネット参照。
数ヶ月前、なるほどこれもひとつのゲームチェンジャーだなと、
ネット広告のキャッチコピーがすんなりと受け入れられる技術を知り、
寝食だけは忘れず没頭していました。先月号の近況に書いた通りです。
今年10年目を迎えた静岡大学テレビジョン(SUTV)を通じ、
かねてから現場取材の難しさを耳にしていました。
この数年ではイベント会場での録画、配信、双方向性の会議と
技術難度の高い、一昔前ならテレビ局が総力を挙げて行うような
ライブイベントの要求も一気に高まりました。
この一週間ほどで、場合分けを整理しました。
居室・研究室・スタジオ
固定型 録画・配信・双方向
移動型 定義しない
教室・講堂
固定型 録画・配信・双方向
移動型 録画・配信・双方向
移動会場・商用会場(時間借)
固定型 定義しない
移動型 録画・配信・双方向
学術会合、おそらく商用会合においても大いに苦労してきたのは、
下半分の移動型の録画・配信・双方向の音響映像(AV)システムです。
短時間かつ省力でのAVシステムの展開と配置、
撮り直しでのできない一回きりの本番、迅速かつ省力の撤収、
これらの要件を満たすAVシステムには総合力が求められます。
(長谷川センター長)
■WWP便り
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https://wwp.shizuoka.ac.jp
直近30日で3件のWWPサイトが新設され、合計464サイトになりました。
☆PICK UP!「安全衛生センター」
https://wwp.shizuoka.ac.jp/anei-center/
学内の組織にもWWPは利用されています。
学内での活動や関連する法律などについて、内容いっぱいに解説されています。
■静大TV新着番組
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竹石編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします!
◇◇令和5年度 秋季学位記授与式 静岡地区
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/69/3048
◇◇令和5年度 秋季学位記授与式 浜松地区 – 静岡大学 SUTV NEWS
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/69/3047
9月11日に静岡キャンパス大学会館、9月12日に浜松キャンパスS-Portにて
学位記授与式が挙行されました。
式典への出席は、卒業生、修了生に加え
今年からご家族もご出席されました。
卒業生インタビューも行いこれから抱負などを語っていただいています。
■クラウド便り
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大学全体のパブリッククラウドサーバ活用台数は120台です。
http://v.sutv.shizuoka.ac.jp/cloudserver
■イベント実績
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◇◇サイバーセキュリティ対策実践講座
主催 株式会社浜名湖国際頭脳センター
会場 アクトシティ浜松研修交流センター
2023年9月28日10:00~16:00
『組織体質改善のためのマネジメントシステム』
長谷川センター長が5回シリーズの1回目の講師を務めました。
午前中の2時間の配信試験も成功しました。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
◇◇秋季入学式
2023年10月5日 静岡キャンパス 大学会館、および
10月6日 浜松キャンパス S-Port大会議室にて秋季入学式を挙行しました。
本年度は、アジアブリッジプログラム(ABP)の学生さんが
多数出席されておりました。
静岡大学テレビジョンで取材をさせていただきました。
この様子は近日中に公開予定です。楽しみにお待ちください。
◇◇9月某日 ISMS・ITSMS定期サーベイランス審査
浜松オフィス、静岡オフィス、情報企画課の
ISMS・ITSMS定期サーベイランス(外部審査)を3日間行いました。
ISMS「改善の機会」4件、Good Point4件
SMS「改善の機会」2件、Good Point3件
の審査結果であり、改善の機会よりGood Pointの所見が多い
20年目にしてはじめての年になりました。
審査結果に甘んじることなく、
来年審査のISMS規格改訂へ進めて参ります。
■イベント予定
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◇◇ 2023年度 第7回 事業開発マネジメント特別セミナー
日時:令和5年11月25日(土) 10:00開始 ~12:00終了
会場:静岡大学浜松キャンパス工学部5号館5-11教室
題目:オンライン学術会議を支援する新しい音響映像システム
会場参加とVimeo配信オンライン視聴(事前申請要)の同時開催です。
いずれも参加無料 詳細は10月末に掲載予定です:
https://wwp.shizuoka.ac.jp/mot
長谷川センター長が90分講演(+20分質疑応答)を行います。
◇◇静大祭
今年も静大祭と静大フェスタの季節が近づいてまいりました!
両キャンパスでの日程は下記のとおりです。
○11月3日(金)-5日(日) 静岡キャンパス
「静大祭」「キャンパスフェスタ(土日のみ)」
○11月11日(土)-12日(日) 浜松キャンパス
「静大祭in浜松」「テクノフェスタ」
フェスタの詳しい情報は下記のサイトに随時掲載される予定です。
静大フェスタ
https://wwp.shizuoka.ac.jp/festa/
静岡大学テレビジョンで取材を行い、ダイジェスト番組を公開予定です。
お楽しみに!
過去の模様は下記からご視聴いただけます。
https://sutv.shizuoka.ac.jp/
◇◇情報学部公開講座2023「インフォマティクス変化の兆候」
会場:静岡大学浜松キャンパス 共通講義棟 共31教室
日時:2023(令和5年)年11月11日(土) 10:30-12:00
3名の先生が登壇されます。
静大TVで取材を行い、内容を静大TVにUP予定です。
昨年の様子は静大TVにて以下リンクからご覧いただけます。
https://sutv.shizuoka.ac.jp/subchannel/381
■教員近況
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◇◇ 田住 一茂 客員教授
みなさまご無沙汰しております。
ようやく残暑も終わり涼しくなってきましたね。
相変わらず在宅勤務中心の生活を送っております。
最近の IT トレンドはやはり生成型 AI でしょうか。
プレビューにはなりますが、
Windows11 23H2で Microsoft Copilot in Windows
が利用可能になりましたので、ご興味のある方はお試しください。
また、少し先になりますが IT Pro 向けイベント Microsoft Ignite が
11/15-16 (オンライン) で開催されます。
https://ignite.microsoft.com/en-US/home
いろいろなセッションが日本語字幕付きで視聴可能ですので、
こちらもご興味のある方はぜひご参加ください。
それではまたお会いできる日を楽しみにしております。
◇◇ 柴田 昌幸 客員教授
10月になり、季節は酷暑から少しずつ秋に移り変わりを感じるようになり、
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
近況では、生成AIを業務に活用して、作業の負担軽減、より効率的な業務運営
を目指す機運となり、今後、生成AIを活用した業務プロセスの改善が始まって
います。
その中で私は、あまり詳しくは記載出来ませんが、来年早期に外国人向け情報誌
の業務設計を行っています。
少ないスタッフで迅速なフォロースルーを実現する為に生成AIを組み込んだ
業務プロセスができないか模索しています。
しかし、機密情報の取り扱い、著作権への配慮はどうしたら良いかわからず
ひたすらAI関連のオンラインセミナーに参加してスキルチャージ中です。
特に著作権の判断が難しく、コンテンツに引用文献を明記してみたらと考え、
生成AIに「〇〇説明文章作成とともに何から引用したのか?」なんて質問すると
「・・引用した文献については、私の情報源には含まれていないため、具体的な
引用文献についてはお答えすることができません」と返ってきます。
また、文化庁の著作権セミナー(R5/6)によると、機械(AI)が自動的に作った
生成物について、基本的には著作物性が認められず著作権は発生しないとなって
いますが、人が思想感情を創作的に表現するための「道具」としてAIを使用した
ものと認められれば、著作物に該当し、AI利用者が著作者となると考えられる。
ちょっとヘビーな感じですが、未来に向けて、明るい展望を持ち、楽しみながら
頑張っていく予定です。
皆様の健康とご活躍を祈り、以上が私の近況報告でした。
◇◇ 遊作 真亜佐 客員教授
少し話が遡りますが、7月〜9月、海外で2ヶ月間、
夏のワーケーションをしました。
訪れたのは東南アジア、タイ、インドネシア、フィリピンの3ヶ国。
移動と滞在を組み合わせながら、コロナ禍以来4年ぶりの海外渡航。
すべての国で入国規制は緩和され、念の為用意した
ワクチン接種証明書の提示も必要ありませんでしたが、
しばらく旅をしないうちに、いろいろな変化がありました。
まず、どの国も入国カードの記入は不要だったこと。
そしてインドネシアとフィリピンでは、税関申告書の
オンライン事前申請が必要でした。
空港ではどの国も紙を使用しておらず、すべてがオンライン。
また、東南アジアでは「Grab」などの配車アプリが
かなり浸透していて、タクシー移動に関しては、
事前の値段交渉や、料金トラブル等の煩わしさもなくなりました。
街ゆく人々の平均年齢が明らかに若く、どの国もモノにあふれ
エネルギッシュでしたが、急速な発展の光と影がより色濃く見て取れ、
いろいろなことを体感した貴重な2ヶ月でした。
比較的物価の安い東南アジアを巡る旅でしたが、帰国してから、
こんなにも良質な商品、良質なサービスが安価で手に入る日本は、
この先どこまで続くだろう・・と感じたのも事実です。
これから先も、さまざまな国を訪れてみたいものです。
■編集後記
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読書の秋ですが、書籍が場所を取ってしまうのが悩みです。
先日、自宅PCを買い替えて動作が良くなったため、上記の解決を兼ねて
電子書籍への移行を検討し、アプリやサービスを調べたのですが、
利用料金、購入したい書籍が電子化されているか、
登録した場合のアカウント管理など考慮することが多いです。
通販のため登録済みの書籍販売サイトで試しに購入してみましたが、
かさばらないことに加え、購入から閲覧可能になるまでの流れも手軽で、
何冊も購入しそうになります。
財布の紐を緩めすぎないように気を付けながら、検討を重ねます。
(編集員:鮫島)
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また来月号でお会いしましょう!