☆SUCCESマンスリー☆vol.177 2026年6月号

ゴールデンウイークが終わり、普段のペースが戻ってきましたね。
皆さんはどんな連休でしたか。
連休明けでちょっとぼんやりしがちな時期ですが、無理せずいきましょう。
静大TVでは春のビッグフェスティバルの動画公開予定です。
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☆春のビッグフェスティバルが開催されました。
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■編集長からのメッセージ
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2026年4月、静岡県警サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザーを拝命しました。
日々刻々と変化するデジタル空間において、県民の安全を守る一助となるべく、
これまでの情報基盤開発・運用の現場で培った知見を還元して参ります。

昨今のサイバー犯罪情勢を俯瞰すると、
かつての「境界防御」という概念は過去のものとなったことを痛感します。
IPAの「情報セキュリティ10大脅威」において、ランサムウェア被害が
10年連続で上位に君臨している事実は、攻撃手法がいかに洗練され、
もはや「感染を前提とした対策」がスタンダードになったかを物語っています。
特に教育機関や中小企業を標的とした攻撃は、単なるデータの暗号化に留まらず、
二重・三重の脅迫へと巧妙化しており、被害の深刻さは増すばかりです。

このような状況下で感じていることは、
技術の進化と「セキュリティ基礎」の解離です。
現在、AIの利用は組織のガバナンスフェーズへと移行しており、
生成AIを用いた偽情報の拡散や巧妙なフィッシング詐欺は、
もはや判別困難なレベルに達しています。
しかし、実際の事故原因は多要素認証の承認疲れを突いた
アカウント侵害や、設定ミス、あるいは誤送信といった、
人間が介在する境界の緩みが発端となっているケースが多いです。
情報セキュリティの要所は、今や「いかに守るか」から
「いかに素早く復旧し、継続するか」へとシフトしました。
バックアップは存在しても、復旧手順が属人化していたり、
訓練不足で戻せなかったりすれば、それは無に等しいと言わざるを得ません。

結局のところ技術を扱う人間の素養が最後の砦である、と感じます。
高度なAIや堅牢なインフラを導入しても、
それを運用する側のリテラシーが伴わなければ、脆弱性は解消されません。
我々は、資産管理、認証の強化、そして復旧訓練といった
「セキュリティ基礎」を今一度強く認識すべきかと思います。
デジタル空間における安心・安全は、
決して一過性の対策で得られるものではありません。

テクニカルアドバイザーとして微力ながらお手伝いさせていただくと同時に、
我々センターの持つ知識や技術を融合させ、利用者が安心して
デジタル技術の恩恵を享受できる利便性の高い社会となるよう努めて参ります。
(永田副センター長)

■WWP便り
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https://wwp.shizuoka.ac.jp
現在のWWPサイトは合計536件です。(直近30日新設サイト:2件)
☆PICK UP!☆
静岡大学 キャンパスミュージアム
https://wwp.shizuoka.ac.jp/campusmuseum/
静岡キャンパス理学部B棟1階にあり、
様々な研究資料や調査資料などを展示されています。
静大TVに紹介動画がありますので、是非ご視聴ください。
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/370/3115

■静大TV新着番組
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松野編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします!

◇◇令和8年度 静岡大学 入学式 SUTV NEWS
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/76/3279
グランシップにて令和8年度静岡大学入学式が行われました。
式典の様子や新入生へのインタビューがございます。是非ご覧ください。

◇◇静岡大学 春のビッグフェス2026 ダイジェスト
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/424/3280
4月25日・26日の2日間、静岡キャンパスにて
春のビッグフェスティバルが開催されました。
こちらの動画はダイジェスト版となっておりますが、
後日、長編版も公開予定です。そちらもあわせて是非ご覧ください。

■クラウド便り
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大学全体のパブリッククラウドサーバ活用台数は116台です。

■イベント実績
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◇◇春のビッグフェスティバル
4月25日(土)、26日(日) 静岡キャンパス

■イベント予定
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◇◇令和8年度全学一斉地震防災訓練 5月26日(火)

◇◇2026年 春のJACOフォーラム 6月19日(金) 13:00~16:00
少し先のイベントとなりますが、こちらのフォーラムにて
センター長の長谷川先生が、基調講演を行います。
題名は「 AIがもたらす変革とマネジメント活用の実践」です。
ぜひご聴講ください。
https://www.jaco.co.jp/%e3%80%8e2026%e5%b9%b4-%e6%98%a5%e3%81%aejaco%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%a0%e3%80%8f%e3%81%ae%e3%81%94%e6%a1%88%e5%86%85/

■教員近況
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◇◇山田 宏昭 客員教授
あるサイトの情報によると、2026年度の学生の人気職種No.1は、
IT関連だそうです。これは2年連続のようです。在宅勤務との相性が
良いことや、都会で働ける可能性が高いことが理由のようです。
ひと昔前は、IT企業にはブラックなイメージがありましたが、
最近は相当ホワイトです。生成AIによって、効率化できる業務も
大いにありますし、今後も働き方の改善に大きく期待が持てます。
ただ、生成AIによる改善は、技術者の仕事が奪われるリスクも
あることは周知のとおりです。安易に飛び込むと、将来に詰まる
可能性がありますので、就活生の皆さんは、本当にやりたいことを
自身に問い続けながら、就職活動をしていきましょう。

◇◇塩崎 雅基 客員教授
新年度を迎え、フレッシュな入学生が加わりました。私自身も本年度より
博士後 期課程へ進学し、新たな一歩を踏み出しています。数年ぶりの
学生生活と業務の 両立により、忙しい日々が戻ってきましたが、
充実した毎日を過ごしています。 今後は自身のキャリアパスを見直しつつ、
新たなステップに向けて挑戦を続けて いきます。

◇◇長谷川 孝博 センター長
連休を挟んでも日常が単調すぎて近況報告には困っています。
そこで、思い出話をします。
NEC PC9801 VX2 1986年10月発売。
20歳の時、私が最初に手にしたコンピュータでした。マイコンですね。
当初は父が仕事用に勇んで購入しましたが、
父にはコンピュータが合わなかったようです。
たちまち両目が真っ赤になってしまい、
それはもう、顕著なコンピュータアレルギー反応でした。
父には気の毒でしたが、息子としては、ありがたく譲り受けさせてもらいました。
VX2の詳細がありましたので、ご参照ください。
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrohard/1384486.html
私としては涙目になるぐらい懐かしい。
グラフィック面640×400ドット ・・・高精細!
前機種とのサークル表示は約35倍 高速・・円描画でベンチマーク
主メモリも大容量の640KBを最初から備え、最大4.6MBまで拡張可能
ネットワークもありません、その先のインターネットもないわけですから。
HDDもありませんから、
フロッピィディスクの上段に一太郎のようなシステムディスクを挿し、
下段にファイルを保存するデータディスクをセットして使います。
フロッピィディスクを挿さないとどうなるか、
N88 BasicなるBasic言語が起動します。これでプログラムをやっていました。
すなわち、OSがないのです。MS-DOSのフロッピィディスクを挿入してはじめて
Disk Operating SystemというOSを使えるようになります。
懐かしくて長くなりました。これが最初のマイコンです。
当時の恩師が言っていました。自分の学生時代は、紙テープだったと・・・

■編集後記
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気が付くと桜の見頃は終わっていました。先月の話ですが。
今年は咲き始めたころに雨が降ってしまって残念でした。
それでもきれいに咲いているところを足を止めてじっくり
眺めようと思っていたのですが。

静岡キャンパスでは例年どおり春フェスが開催されたところです。
以前の春フェスは四月に入学したばかりの新入生たちそれぞれの
学科で出店をして親睦と団結をはかったりする行事の意味も
ありましたが、今年の参加団体をみるとそのような学科単位の
参加はないようですこしさみしく感じます。

とはいえステージや室内展示などはいつもどおりに充実していて
出店の代わりにはキッチンカーもありますし、今年も楽しく開催
出来たようでよかったです。
(編集員 A)
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また来月号でお会いしましょう!



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