新年度を迎え、忙しい日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか。
センターの窓口には、新入生が、M365やWi-Fi接続など、
情報系システムの相談に沢山いらっしゃいます。
そんな新入生の初々しい風をいっぱいに受けながら、
今月もメルマガをお届けします!
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☆令和7年度学位記授与式と令和8年度入学式が開催されました。
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■編集長からのメッセージ
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新年度はじめからまたAIの話ではありますが、少し攻めたテーマにします。
2つの話題から大学でAIを活用すべき理由を展開してみます。
【1】AIとの問答の考察
[問い掛け]AI進化を次のように語るのはどうかと聞いてみました。
・便利アプリとしてのAI
・ブラウザを操作するAI
・PCそのものを操作するAI
・PCの外に出るフィジカルAI
[良い点]
『知能そのものではなく「行為主体としてどこまで世界に作用できるか」で捉えている』
と、AIは良い視点と評価してくれました。
[注意点]
数か月前なら盛り上げて終わっていたように思いますが、
『ただし、会話能力、推論能力・ツール利用の能力・自律性の向上・身体性の獲得』
は並行して起こっていますと、注意を促してくれました。
この指摘は理解していましたが「なるほど誤解を与えかねない表現だった」と
有用な気付きを与えてくれました。最後にAIは、
[改善提案]
AIは『私は次のように言い換えると、より整理しやすいと思います』
と前置きした上で『AIの進化は「答えるAI」から「操作するAI」へ、
さらに「現実に作用するAI」へ進んでいる』と、まとめてくれたのです。
この種のAI問答には「ハルシネーションの弊害」は介在しにくいと思います。
感性の問題であり、別な考え方や表現の提案であり、
良質の気づきや学びがある。
鵜呑みにしない心構えはあるべきですが、
それは教師やメンターを含む人の話を聞くときの姿勢と同じでしょう。
モヤっと頭にイメージした発想を数行で投げてみるだけで、
その本質や広がり、観点までも変えて世界を深めてくれるのです。
とくに改善提案のための前置きは秀逸で、
ひとつの考え方・表現だと感じます。
取捨選択はあなたの自由であることをさらりと柔らかく告げています。
良い点の評価⇒注意点⇒改善提案(AIの考え)
あなたの考えを聞かせてもらったから、私AIの考えも披露します。
これは対人間同士の会話でも見習うべき
円滑と有意義を兼ね備えた会話手法です。
【2】AIを引っ提げてやってきた大学院生
東京大学の経済学の教授の寄稿文が話題になったようです。
経済学をほとんど学んでいない修士2年の学生が、
生成AIを使いながら独学で高水準の経済学研究を行い、専門家を驚かせた。
教授はフィールドトップの学術誌に挑戦できる水準にあると感じた。
AIの助けで専門外でもここまで到達できる事実は、
研究者に希望と衝撃を与える一方、研究とは何か、
研究者とは何かを改めて問い直させる出来事となった。
https://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/kouhou/1599/end.html
AIを駆使して研究レベルを上げましょうと言っているのではありません。
それは軽率に響き、広くは受け入れがたいだろうと直感できます。
AIが与える「希望と衝撃」や「研究とは何か、研究者とは何か」とまで
考えさせてしまうツールの真価に教育機関は対峙すべきと思います。
最近、毎回悩みながら自己捻出したこの文章を複数のAIに投稿し、
その評価を自分なりに考察しながら味わっています。
今回も修正したくなる秀逸な提案もありましたが、そのままにしておきます。
是非、試してみてください。
(長谷川センター長)
■WWP便り
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https://wwp.shizuoka.ac.jp
現在のWWPサイトは合計534件です。(直近30日新設サイト:2件)
☆PICK UP!☆
「静岡大学カーボンニュートラル推進チーム」
https://wwp.shizuoka.ac.jp/cn/
カーボンニュートラル特別教育プログラムの動画も静大TVで公開しています。
この機会にカーボンニュートラルについて考えてみるのはいかがでしょうか。
■静大TV新着番組
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油井編集員が皆様に静大TVの新着おすすめ番組をご紹介いたします!
◇◇令和7年度 静岡大学 学位記授与式 静岡・浜松地区
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/422/3273
https://sutv.shizuoka.ac.jp/video/422/3274
令和7年度学位記授与式の動画です。
卒業の日に感じるさまざまな想いが、インタビューの中に映し出されています。
友達に支えられ、学生生活を楽しんでいた様子が、
その表情や言葉から伝わってきます。
■クラウド便り
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大学全体のパブリッククラウドサーバ活用台数は116台です。
毎年年度末には数台のクラウドサーバが減少する傾向にあります。
クラウドサーバの貸与と継続申請の管理策が機能して、
役割を終えたクラウドサーバを管理者の判断で終了するためです。
■イベント実績
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◇◇学位記授与式
3月17日(火)アクトシティ浜松、3月24日(火)静岡グランシップ
既に静大TVにて授与式の様子があがっています。ぜひご覧ください!
◇◇入学式
4月4日(土)静岡グランシップ
まもなく静大TVにて動画が公開されます!
撮影には長谷川先生も参加されました!乞うご期待!
■イベント予定
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◇◇春のビッグフェスティバル
4月25日(土)、26日(日) 静岡キャンパス
今年も学生の元気でエネルギッシュな姿をばっちり撮影します!
■教員近況
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◇◇水野 信也 客員教授
4月に入り、スマートフォンを置き忘れてしまい、
3日間スマートフォンなしで過ごしました。
スマートフォンがさまざまな面で便利なことは以前から分かっていましたが、
今回あらためて、生活にどれほど密接に関わっているかを実感しました。
特に困ったのは連絡手段です。以前は相手の電話番号を覚えていたり、
メモを取っていたりしましたが、今ではそうした情報の多くを
スマートフォンに頼っています。
また、別の電話番号からかけても相手に出てもらえないことが多く、
公衆電話を探すのにも苦労しました。
支払いの場面では、自動販売機で久しぶりに現金を使いました。
最近は現金をあまり持ち歩かないため、購入できるか少しひやひやしました。
災害時にはスマートフォンが使えなくなることも十分に考えられます。
そのため、災害時に備えた準備の大切さを改めて認識しました。
◇◇山崎 國弘 客員教授
eduroamインターネット回線で使用しているルータ更改作業を実施しました。
1日間の作業予定が原因不明のネットワーク動作不安定で1年間の作業になりました。
機器のログにエラーは記録されず、動作条件を変えて検証試験を10回近く繰返しても
大学のネットワーク以外では事象の再現ができず原因不明のままでした。
ルータLAN側パケットをキャプチャし異常な通信を見つける古典的な手法で
ようやく原因が把握できました。
無線LANに接続したままの端末によるARPキャッシュの「汚染(不一致)」が
原因と判明しようやくルータ交換作業が完了しました。
最近は機器の故障が少なく技術者がトラブル対応の経験をする機会が減り、
機器は正常に動作しているが他デバイスの影響で問題が発生する場合は
原因調査の難易度が高くなった気がします。
それでもレイヤ2通信の詳細な解析結果と仮説でAIに問い合わせると
おおむね妥当な回答が得られたことに技術の進歩を感じました。
非常に多くの技術者のブログ等の情報から得られた知見で、
現在のネットワークと情報システムが複雑に連携している環境の運用は
集合知が重要であることを再認識しました。
◇◇永田 正樹 副センター長
【フルート奮闘記:その20 竹の観察】
前回で、竹の栽培を検討する、としましたが現状は栽培までには至っておりません。
これまでと同様に外出した際に竹林を探しているのですが、
何か所かよさげな場所を見つけました。
なんと、そのうちの1つは大谷キャンパス内です。灯台下暗しでした。
今は刈り取りの時期ではないので、時期がきたら担当部署へ相談してみます。(つづく)
■人事
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◇◇退職
今春で、情報基盤センターを退職された皆様です。
静岡大学の情報基盤の発展にご貢献いただきました。
心より感謝申し上げます。
・技術職員(塚平)
大学卒業後から8年間、情報基盤センターの業務に携わらせていただき、
ありがとうございました。
ネットワーク機器・サーバの管理運用、アカウントの管理、セキュリティ対策など、
大きい組織のネットワークならではな様々なことを学び、経験させていただきました。
直近では認証システム、情報基盤システムなどの更改が控えているかと思いますので、
滞りなく進みますことを願っております。
今後も皆さまがご健康でご活躍され、
静岡大学・情報基盤センターが益々発展することを心よりお祈り申し上げます。
・パート事務職員(竹石)
この度任期満了の為、退職いたします。
4年と4カ月という短い期間ではございますが、大変お世話になりました。
業務では窓口対応や静大TV、MS事務局など、様々な経験をさせていただき、
多くの学びと成長の機会をいただきました。
至らない点も多々あったかと思いますが、
皆さまの温かいご指導とご支援のおかげで、今日まで務めることができました。
心より感謝申し上げます。
在職中に培った経験を活かし、これからも精進してまいります。
皆さまのご健康と益々のご活躍をお祈り申し上げます。
◇◇着任
4月より、静岡オフィスに新たなメンバーが加わりました。
徐々にオフィスや大学に慣れて、活躍されることを期待しています!
・パート事務職員(森)
4月1日より情報基盤センターにパート職員として着任いたしました。
学生時代の恩師からこちらの職場をご紹介していただき、
働かせていただくことになりました。
今までPCを使う職種には就いたことがなく、
ご不便をお掛けしますが温かく見守っていただければ幸いです。
職歴では飲食店のアルバイトでホールスタッフを3年ほど経験していますので、
窓口対応にその経験を活かして即戦力になれたらと思います。
事務職に携わるのは今回が初めてなので、
一日もはやくお力になれるよう努力してまいります。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
■編集後記
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4月は始まりの季節ですね。校内で新入生の皆さんの姿を見ると、こちらまで
少し気持ちが引き締まります。
新しい環境、新しい出会い、新しい学び。そんな「新しさ」に出会う時期です。
生成AIも新たなものから身近なものになってきましたね。
AIの活用で可能性が広がる一方で、AIが出力したデータの著作権やAIモデルを
構築するのに欠かせない学習データの出どころなど、考えなければならない
課題も少なくありません。便利さだけを追うのではなく、その背景にも目を
向けることが必要なのだと思います。それでも、AIが業務を助けてくれる
場面は確実に増えており、私自身も業務で使うツールづくりなどに活用しています。
様々なAIモデルを使いますが、AIモデルや学習データ、設計の違いによって、
印象も“出来”もずいぶんと変わるものです。その様子を見ていると、
どこか毎年話題になる某ワインのように感じることもあります。
新年度の始まりに、新しい技術の可能性を楽しみながら、違いを味わう感性は
忘れずにいたいものです。
(編集員:スタッフY)
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また来月号でお会いしましょう!