
令和7年10月20日、、徳島大学において計画停電に伴う措置として、低温培養室で試薬保冷のために設置されたドライアイスが原因と考えられる酸欠事故が発生し、学生が死亡するという痛ましい事案がありました。(https://www.tokushima-u.ac.jp/docs/65554.html)
停電時には、試料や実験機器の保冷、電力確保等のために、ドライアイスや発電機を使用する場面が想定されますが、これらの使用に伴い、以下のような重大な危険が生じるおそれがあります。特に、停電時の部屋全体の冷却にドライアイスは絶対に使用しないでください。
つきましては、下記の事項を十分にご確認のうえ、ドライアイスの安全な取り扱いを徹底してくださいますようお願いいたします。
1.ドライアイス使用に伴う酸欠事故の防止
- ドライアイス(固体二酸化炭素)は昇華により二酸化炭素ガスを発生します。
- 密閉された室内や換気の不十分な場所で使用すると、酸素濃度が低下し、意識喪失や窒息の危険があります。そのため、部屋を冷やす目的での大量のドライアイスの使用は、やめてください。
- また別の目的で使用する際は、必ず換気の良い場所で取り扱い、不用意に大量のドライアイスを保管・使用しないようご注意ください。
2.発電機使用に伴う一酸化炭素中毒の防止
- 発電機の排気ガスには一酸化炭素が含まれています。
- 屋内や半屋外(シャッター内、通風の悪い場所等)で使用すると、一酸化炭素中毒により重大な健康被害や死亡するおそれがあります。
- 発電機は必ず屋外の十分に換気された場所で使用し、排気ガスが屋内に流入しないようご注意ください。
3.その他
- ドライアイスや発電機を使用する際は、施錠管理徹底や関係者への周知(メールや掲示物等による)を確実に行い酸欠事故を防いでください。
