活動内容

委員会の運営

安全衛生に関する活動を組織的に展開するために委員会が構成され、大学の安全に関する議論や決定を行っています。本学には静岡キャンパスと浜松キャンパスの2か所に安全衛生委員会が設置されています。
月に一度開催し、大学全体での安全に関する事項などを共有、議論などを行っています。その他、他委員会と調整委員会で必要とされる事案に関しては随時開催し、議論や意見交換を行っています。

  • 安全衛生委員会:月1回開催
  • 安全衛生専門委員会:月1回開催
  • 他委員会との調整委員会:随時

 

安全教育の推進

安全衛生センターでは、安全・衛生に関する教育面にも力を入れています。
大学内の研究実験では危険有害作業が伴う場合があるので、安全を確保するためにも教育の実施と受講は必須としています。化学物質の管理と取り扱い、実験で出る廃液や廃棄物、高圧ガスの取扱い、局所排気装置やX線装置取扱などの安全講習などを定期的に実施し、学生対象に必要な講義や実技を伴った講習を開催しています。
より充実した講習会が開催できるよう、安全衛生に関する作業マニュアル整備や教育用教材(オンデマンドや外国語対応)の作成に取り組み、内容の充実を図りながら様々な形で今後も実行していきます。

  • 雇入れ時の安全衛生教育:年2回(4月・10月)
  • 学生への安全教育
  • 安全衛生教育講習会開催等
  • 局所排気装置の定期自主検査者の養成

 

定期巡視・安全パトロールの実施

研究室での安全を確保するためには日常の安全衛生点検や、安全パトロール(巡視)がとても重要です。大学内では自主的な安全衛生点検を推進し、部局で選任された衛生管理者がその管理状況をチェックするという巡視を週1回は必ず実施しています。
自主的に管理が行えるように基準を統一した安全衛生管理チェックシートを導入。このチェックシートですべての部署が統一基準となっているため自主的に管理が行えるように工夫しています。

安全パトロール 安全パトロール 安全パトロール

  • 事業場の安全衛生巡視
  • 安全衛生週間活動(安全パトロール等 7月・10月)
  • 薬品管理室巡視

 

化学物質の管理

大学内で実験研究で使用する化学薬品は多くのものが危険・有害性を有しており、取り扱いには十分な知識と経験ならびに注意が求められます。そのため、厳しい管理と適切な取り扱いのための厳格な規制があります。これらの化学物質は事故が発生しやすいため、取り扱いごとにリスクアセスメントを行いに必要な講習を実施しています。
また、少量多品種の薬品類を法規制に法った適正な管理を行うために、コンピュータ管理による薬品管理システム(SimpReag)を静岡大学では導入しています。

作業環境測定 薬品説明会 薬品庫

  • 薬品管理システム(薬品・高圧ガスの検収、登録、使用者登録、鍵管理システム管理、サーバー保守)
    説明会
  • 作業環境測定の実施:年2回(静岡:7~8月、12~1月)(浜松:8~9月、2~3月)
  • 局所排気装置の定期自主検査:年1回

 

廃液に関する業務

実験研究で排出された廃液は、流しに流すと環境汚染につながります。そのため、全てポリタンクに回収され処理業者へ委託しています。委託業者は適切な処理ができる設備を有しているところと契約し、定期的に現地確認をして適切な処理の確認を行っています。

  • 廃液回収・搬出(静岡キャンパス:年7回搬出、浜松キャンパス:5~6回搬出)

 

健康管理

教職員及び学内外関係者の定期健康診断やメンタルヘルスをサポートし、安心して学びや仕事に取り組めるようにしています。

  • 定期健康診断実施準備:年1回
  • ストレスチェック実施準備:年1回
  • 特殊健康診断実施:年2回

 

その他、安全衛生センターの業務

  • 世界禁煙デーに伴う禁煙活動週間(5/31)
  • 労働安全衛生法に基づく労働基準監督署への届け出業務
    1. 機械等の設置・移転・変更等申請
      • X線装置、局所排気装置(有機溶剤等)、動力プレス、乾燥設備、粉じん作業設備等、鉛設備等、アセチレン溶接装置
    2. 適用除外申請
    3. 報告・届け出事項
      • 総括安全衛生管理者・衛生管理者・産業医の選出と解任
      • 事故報告
      • 定期健康診断及び特殊健康診断結果報告
    4. 表示・掲示業務
      • 有害な作業環境、ボイラー、圧力容器、有機溶剤、特定化学物質、電離放射線、酸欠等
    5. 立ち入り禁止区域の指定
      • 有機溶剤貯蔵所、特定化学物質、電離放射線、酸欠等
  • リスクアセスメント
  • 安全ピクトサイン

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