量子テレポーテーション Fig.9-1 量子テレポーテーションの手順 Fig.9-2 任意の直線偏光状態にある光子A Fig.9-3(a) 1/2波長板による直線偏光の偏光操作。1/2波長板(グレー部分)を透過する際に偏光が変わる。1/2波長板を電場ベクトルの垂直成分(青)のみの位相を1/2波長(180°)ずらし、その結果、偏光は水平軸(赤)に対し鏡映操作を行った状態に変化する。 Fig.9-3(b) Fig.9-3(a)について電場ベクトルをを水平成分(赤)と垂直成分(青)に分けて表示したもの。1/2波長板は光の屈折率異方性を持ち、青成分の光の位相速度が赤成分に比べて遅く、透過直後に位相が180°遅れた状態になる。このため、青成分のみ位相が反転することになる。 Fig.9-4(a) ベル状態①の場合の光子Cへの偏光操作(操作なし) Fig.9-4(b) ベル状態②の場合の光子Cへの偏光操作(H軸に対し鏡映操作) Fig.9-4(c) ベル状態③の場合の光子Cへの偏光操作(45°軸に対し鏡映操作) Fig.9-4(d) ベル状態④の場合の光子Cへの偏光操作(45°軸に対し鏡映操作後、V軸に対し鏡映操作) 「量子光学特論」へ戻る