近田が責任著者として投稿した論文”Gamma-ray-induced migration of hydrogen isotopes in zirconium oxide coatings at room temperature”が、International Journal of Hydrogen Energy誌にacceptされました!
この論文は、一昨年度修了生の中澤くんの成果を論文にまとめたもので、重水素を導入したセラミックス被覆に種々の条件でガンマ線を照射すると、軽水素および重水素の移行挙動が変化することを明らかにしました。この結果は、核融合炉で発生するガンマ線によって、材料から水素同位体を除去できる可能性を示しており、核融合炉における燃料サイクルに大きなインパクトを与えると考えられます。今度、正式に出版され次第、プレスリリースを出す予定です。