プラズマ・核融合学会年会で成果発表

11月22日~25日の日程でオンライン開催されたプラズマ・核融合学会第38回年会で、B4松浦くん、M2法月くん、M2三浦くんが口頭発表を行いました。事前の入念な準備が功を奏し、良い発表と質問への受け答えができたと思います。
講演番号と題目は以下のとおりです。

23Da03 松浦(B4)
「低放射化フェライト鋼およびセラミックス被覆の固体増殖材ペブルとの共存性と重水素透
過挙動に与える影響」

23Da07 法月(M2)
「セラミック-鉄接合被覆の重水素透過挙動およびリチウム鉛中腐食挙動」

24Dp07 三浦(M2)
「機能性セラミックス被覆の重⽔素透過挙動に対する照射-腐⾷相乗効果」

(法月くんと松浦くんのオンライン発表の様子を撮り忘れてしまいました。)

ICFRM-20で成果発表

10月24~29日の日程でオンライン開催された20th International Conference on Fusion Reactor Materials(ICFRM-20)で、近田が口頭発表を、またM1藤原くん、M2法月くん、M2三浦くんがポスター発表を行いました。
講演番号と題目は以下のとおりです。

Contribution number 177 W_OS_1_C Presentation 5 近田
“Compatibility of tritium permeation barrier coatings in water cooled ceramic breeder blanket”

Contribution number 180 藤原(M1)
“Correlation between electrochemical properties and hydrogen isotope permeation behavior of heavy-ion irradiated ceramic coating”

Contribution number 186 法月(M2)
“Compatibility of ceramic-iron joint coating in flowing liquid lithium-lead”

Contribution number 189 三浦(M2)
“The synergy of heavy-ion irradiation and lithium-lead corrosion on deuterium permeation behavior of ceramic coating”

スペインのグラナダで開催される予定だったこの国際会議、今回はオンライン開催となってしまいましたが、研究が進めにくい状況の中、最終的にはしっかりと発表を作り上げられたと思います。口頭発表のQ&Aセッションでは、(座長をしながら)様々な観点から質問をいただきありがたく思いました。

2年後の次回こそは、現地開催を期待したいと思います!

プラズマ・核融合学会誌に解説記事が掲載!

プラズマ・核融合学会誌9月号に、近田が執筆した解説記事が掲載されました!どなたでも読むことができますので、ぜひご覧ください。

内容は、ここ数年のトリチウム透過低減被覆研究の最新の成果を解説したものです。読み返してみると、本当にたくさんの学生や共同研究者の方々に支えられたからこそ研究を進めてこれたのだと改めて実感しました。研究の進展を紹介できるとともに、ここ数年の奮闘の記録の意味でも掲載を感慨深く思います。

執筆にあたり、編集委員の先生方や学会事務局の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました!

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