NuMat 2024で成果発表

10月14~17日の日程で、シンガポールで開催されたNuMat 2024: The Nuclear Materials Conferenceで、M1村松くんが口頭発表、D3Lai Laiさんがポスター発表、近田が招待講演を行いました。
講演番号と題目は以下のとおりです。

3.C.17 村松(M1)
“Gold-ion irradiation effects on electrical properties and deuterium permeation in ceramic coatings”

P2.028 Hnin Lai Lai Wai(D3)
“Synergistic corrosion mechanisms in ceramic-iron joint coatings under lithium-lead exposure and gamma-ray irradiation”

3.I.27 近田
“Simultaneous corrosion and deuterium permeation measurements for zirconium oxide coating under exposure to ceramic breeder pebbles”

初めて参加したNuMat、常夏のシンガポールということで、先月のSOFTと対照的でした。村松くんは、初海外が国際会議かつ口頭発表で、発表の準備も気持ちの準備も大変だったと思いますが、しっかりと発表でき、座長の方もとても褒めていました。Lai Laiさんはすでに場慣れた様子で、むしろ村松くんのサポートに注力してくれてとても助かりました。

NuMatは、他の会議と違うスタイルで、レセプションやディナーはなく、代わりに夕方のポスターセッションでビールやワイン片手に議論できる工夫がされていたりと、来年静岡で開催されるICFRM-22に向けてとても参考になりました。いよいよ残り一年を切りました!

SOFT2024で成果発表

9月23~27日の日程で、アイルランド・ダブリンで開催された33rd Symposium on Fusion Technology(SOFT2024)で、近田がポスター発表を行いました。
講演番号と題目は以下のとおりです。

P4-117 近田
“Gamma-ray irradiation effects on fusion materials: hydrogen isotope retention and corrosion by liquid metals”

第24回から毎回参加しているSOFT、今回で10回目の参加になりました。久しぶりに対面で参加できたこともうれしかったですが、M1の時に初めて参加した国際会議であり、国際会議の良さを教えてくれたSOFTに戻って来れた気がして、とても感慨深かったです。

それはさておき、猛暑だった日本からダブリンに来ると、気温が15℃程度ととても寒く、曇りがちの天気も相まって、アイルランドらしさを感じた一週間でした。一方、会議は熱気に満ちており、スタートアップ企業の発表も多く見られました。この業界がますます盛り上がり、核融合炉の実現に向けて研究を加速できたらと思います。

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