CBBI-21とICFRM-21で成果発表

10月19~20日の日程でスペイン・グラナダで開催された21st International Workshop on Ceramic Breeder Blanket Interactions(CBBI-21)、および9月22~27日の日程で同市で開催された21st International Conference on Fusion Reactor Materials(ICFRM-21)で、近田が招待講演を行いました。また、ICFRM-21では、M2の城田くんと松浦くんがポスター発表を行いました。
講演番号と発表タイトルは以下の通りです。

CBBI-21
16 近田
“Microstructural change anddeuterium permeation of ZrO2-coated steelexposed to solid tritium breeder pebbles”

ICFRM-21
C.12 松浦(M2)
“Effect of solid tritium breeder pebbles on hydrogen isotope permeation behavior of reduced activation steel and ceramic coating”

C.15 城田(M2)
“Corrosion acceleration of functional ceramic coatingsby lithium-lead exposure under gamma-ray irradiation”

I260 近田
“Deuterium permeation and retention in F82H after exposure to pressurized water”

偶然にも2ヶ月連続でスペイン開催の国際会議に参加しましたが、心境はISFNTとはかなり違い、4年前に開催地が発表されて以来、コロナ禍を経てようやく来れたという思いが大きかったです。一方、発表の準備に関しては史上最高の大変さでした。。。それはともかく、M2の学生は初の海外での国際会議の現地参加。この経験を今後の糧にしてもらえたらと思います。
会期中は、スペインの食はさることながら、アルハンブラ宮殿ツアー、そして「グラナダの夕べ」を堪能しました。

そして、次回のICFRM-22は、静岡市で開催されます!!
これから現地委員の先生方と準備を進めていくことになりますが、参加者のみなさんが静岡を楽しんでいただけるような工夫ができたらと思っています。
2025年9月、静岡でお待ちしています!



日本原子力学会2023年秋の大会で成果発表

ISFNT-15と前後してしまいましたが、9月6日~8日の日程で名古屋大学東山キャンパスで開催された日本原子力学会2023年秋の大会で、M2城田くんとM2松浦くんが口頭発表を行いました。M2になると学会発表も慣れてきて、しっかりと発表と質疑応答ができていたと思います。
講演番号と題目は以下のとおりです。

2L02 城田(M2)
「ガンマ線照射下における機能性被覆の腐食挙動に対するリチウムの効果」

2L03 松浦(M2)
「機能性セラミック被覆における固体トリチウム増殖材との共存性及び水素同位体透過共同に及ぼす腐食影響」

ISFNT-15で成果発表

9月10~15日の日程で、スペイン・ラスパルマス(グラン・カナリア島)で開催された15th International Symposium on Fusion Nuclear Technology(ISFNT-15)で、D1Lai Laiさん、M1伊藤くん、M1清水さんがポスター発表を、また近田が口頭発表を行いました。
講演番号と題目は以下のとおりです。

PS1-23 伊藤(M1)
“Development of repair technology for functional ceramic coating by recoating”

PS1-28 Hnin Lai Lai Wai(D1)
“Deuterium permeation and lithium-lead corrosion behaviors of ceramic-metal joint coating”

PS2-27 清水(M1)
“Fabrication and characterization of enamel coating as a promising hydrogen and oxygen diffusion barrier”

P5A3 近田
“Electrical properties of ceramic coatings after heavy-ion irradiation and lithium implantation”

今回は4年ぶりの核融合関係の国際会議の現地参加で、久しぶりの海外の研究者との再会がとてもうれしかったです。連日のポスターセッションにもたくさんの研究者が参加し、お互いの声が聞こえづらいほどの盛況ぶりでした。また、今回の口頭発表は偶然メイン会場でできることになり、最近の活動を発表することができてよかったです。今後も継続的に研究成果を発表できるように、活発に活動していきたいと思います!

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