11月8日に、共同研究をしているドイツ・ユーリッヒ研究センターのAnne Houben博士が来学され、セミナーで講演していただきました。ディスカッションでは、各学生の研究内容について、貴重なアドバイスをたくさんいただきました。
また、昼食にはお好み焼きと富士宮やきそばを振る舞い、好評でした!
11月8日に、共同研究をしているドイツ・ユーリッヒ研究センターのAnne Houben博士が来学され、セミナーで講演していただきました。ディスカッションでは、各学生の研究内容について、貴重なアドバイスをたくさんいただきました。
また、昼食にはお好み焼きと富士宮やきそばを振る舞い、好評でした!
10月27~11月1日の日程でアメリカ・ラホーヤにて開催された19th International Conference on Fusion Reactor Materials(ICFRM-19)で、M2中村くんと近田がポスター発表を、またM1中澤くんが口頭発表を行いました。
講演番号と題目は以下のとおりです。
No.212 中村(M2)
“Effects of helium implantation with heavy ion irradiation on deuterium permeation in yttrium oxide coating”
No.213 近田
“Deuterium permeation mechanism in ceramic coatings under gamma-ray irradiation”
7c7 中澤(M1)
“Gamma-ray irradiation effect on deuterium retention in reduced activation ferritic/martensitic steel and ceramic coatings”
また、研究室OBで現在総研大の齋藤くんも参加し、観光等含めて一緒に行動しました。
近田が第8回のMiya-Abdou Award for Outstanding Technical Contributions to the Field of Nuclear Technologyを受賞しました!この賞は、2年毎に開催されるISFNTにあわせて選考され、核融合炉技術に関する全分野の40歳以下の若手研究者を対象としています。今回、近田が学生時代から取り組んでいるトリチウム透過低減被覆の研究開発が受賞対象となり、ISFNT-14のディナーの時に表彰式が行われました。教育機関の所属研究者が受賞するのは歴代2人目で、日本の大学教員としては初の受賞となります。
このような名誉ある賞をいただくことができたのは、選考委員会の方々、推薦状を書いてくださった各国の先生方、日頃共同研究でお世話になっている方々、研究に一所懸命に取り組んでくれた学生、そして家族の支えがあったからこそです。みなさまに心より感謝申し上げます。
数少ない大学教員の受賞ということで、今後もさらに質の高い教育と研究ができるよう努力を続け、核融合炉の実現に貢献したいと決意を新たにしました。今後とも、近田研究室をどうぞよろしくお願いいたします。