【第212回】健やかに育って欲しい

      【第212回】健やかに育って欲しい はコメントを受け付けていません

投稿者:鈴木 秀志(昭和53年教育学部小学校課程保健体育科卒:教育学部同窓会副会長)


今、子どもたちが健やかに育つ環境は、厳しさを増している。特に「スマホ」の普及は、子どもたちの健やかな成長に大きな影を落としている。
「スマホ」は確かに便利な物であり、子どもたちを守るツールにもなっている。しかし、「スマホ」は、子どもたちの成長に多大なる悪影響を及ぼしている。そして、問題な事は、この悪影響について社会全体が無関心であり、その実態について無理解な事である。
悪影響が浸透してからでは、遅いのである。

ここで、私なりに「スマホ」の悪影響について分析してみる。

・子育てが変わる
→ 子どもの目を見て授乳しない事による愛着障害・脳の発達異常
→ 多面的発達不全(五感・筋力・体温調節)を起こす。

・睡眠時間の激減 → 学校でイライラ・自己肯定感低い・学力低下

・スマホがらみの事件 → いじめ・個人情報流失・性犯罪

・いろいろなメディア依存・ネット依存 → 不登校・ひきこもり

以上のように、「スマホ」の過度の利用により、様々な弊害が起きている。

今まで、「スマホの問題は家庭の問題」として片付けられてきているが、家庭・学校・地域・行政が一体となって取り組まなければ、この問題はいつまでも解決されない。いや、より一層深刻な問題となっていく。

スマホの利用方法については、条例を出して対応している自治体が出はじめ、「SNS利用」に関しては、オーストラリア・フランスなど国毎に規制をかける動きが出ている。

「スマホ」問題は、個によって状況が様々である。社会全体で「スマホ」利用に関して真剣に取り組み、子どもたちが健やかに育っていく事をせつに願う。