投稿者:鳥海 康宏(昭和32年 農学部農芸化学科2回卒)
昭和32年卒業前、求人募集の少ない中、担任の長島先生から声を掛けて頂き静岡で就職、静岡には多くの先輩がご活躍されていたので、色々とお世話になり助かりました。5年後、名古屋に移りましたところ、農芸化学科卒業生と学会で来名中の先生との懇親会が時々開らかれ、その後この会は中部地区同窓会と称し、私もサポート隊としてお手伝いし、平成19年まで継続されましたが中部支部発足に伴い解散、多くの先生方に大変お世話になり、特に衛藤先生には大学の様子を折りに触れ聴かせて頂き感謝しています。
一方農芸化学科2回生の同級会は久し振りに同級生の昇格就任を祝い開催され、この席で平成8年から幹事持ち回りで一年置きに開催することに決め再発足しました、各地の旅行を兼ねた同級会で楽しみも増えました、平成18年以降、毎年開催に切り替え継続しています、しかし残念なことに参加をお願いする恩師も少なくなり、同級生も3分の1に減りましたが現在の参加者はもう少し続けようと頑張っています。
今までご参加頂いた恩師は5名の方々ですが既に3名の方が他界され、想い出だけが残りました。中林先生からは同窓生を大切にする心を教えて頂きました、金兵先生にはご参加をお願いした際に、『君達には上手に教えることは出来なかったが、同級会には参加させて頂きます』とのお話通り、時には遠い長崎での同級会にもお出掛け頂き、平成20年の白寿まで12年間に亘り参加して、人間の誠実さと愛を教えて頂きました。
尚平成8年、もう一つの始まりは中部支部同窓会の発足でした、発足後、関連部署との連携もなく危惧していたところ、平成22年に東日本支部が発足し、漸く大学、本部同窓会と三支部の連携が始まり本部同窓会の活性化に進んだことは関係各位のご努力のお陰と感謝します。将来は農学部だけに止まらず、全学部が結集し全学部同窓会を活性化し大学評価向上に繋げて頂き度、期待しています。