(浜松ロボット産業創成研究会)
ロボット共同開発会議を開催のお知らせ
浜松ロボット産業創成研究会では、様々な領域での“現場での困りごと”を、ものづくり企業をはじめとする地域企業の連携によって解決することを目的に、ロボット共同開発会議を開催しています。
今後、少子高齢化による生産人口減少で労働力不足が将来的な課題と目される建設業界では、人の作業支援を行うロボットの開発が進められています。
そこで今回、企業連携による建設ロボット開発の先進事例として、清水建設、アクティブリンク、エスシー・マシーナリ3社共同開発による「配筋アシストロボ」の取り組みについて、清水建設のご担当者さまよりご紹介いただきます。
また、地域総合建設業者である須山建設が現場での導入を目指して試作開発中の「コンクリート床給水ロボット」の取り組み発表と、製品化に向けた課題を発信していただきます。
建設作業支援ロボットの開発にご興味のある企業は、ぜひご参加ください。
▼参加のお申込はこちら▼
https://www.hamamatsu-cci.or.jp/events/show/673
- 日 時:平成29年3月14日 (火) 14:00~18:00
- 会 場:浜松商工会議所会館10階 BC会議室(交流会:1階 101会議室)
- 内 容:先行事例の講演
- 3社連携による「配筋アシストロボ」開発について
清水建設 土木技術本部 開発機械部 大木智明 氏- 【概要】清水建設とロボットを製造・販売するアクティブリンク、建設機械のレンタル・開発などを行うエスシー・マシーナリの3社共同で、工事現場などで重い鉄筋の配置作業を支援する「配筋アシストロボ」を開発。これまで7人程度の作業員で運んでいた200キログラム前後の鉄筋を、半分以下の3人で運ぶことができる。
- 参考URL(http://www.shimz.co.jp/news_release/2016/2016028.html)
- 建設作業支援ロボットの開発について
すやま創意くふう研究所(須山建設) 理事所長 内山重一 氏- 【概要】工場やビルなど面積が広い床にコンクリートを流し込む作業の後に余剰な水がしみ出てくる。ひび割れの原因になり、工程にも影響するため左官業者が水を除去している。この作業を省人化するため須山建設が名工大・静岡理工大などと連携し、床を吸水しながら走るロボットを試作開発。製品化に向けた実用試験が行われている。
- 【製品化に向けたニーズ・企業】
- 余剰水の吸水口やキャタピラに付着したコンクリの洗浄方法に関する改善提案
- 吸水タンクからの排水方法に関する改善提案
- 開発(製品化)したロボットを量産できる企業
- 交流会(参加希望者のみ)16:30~
- 定 員:80名 ※浜松ロボット産業創成研究会員を優先させて頂く場合があります。
- 参加費:会員 2,000円(非会員 5,000円)※浜松商工会議所会員
- 申込締:平成29年3月13日(月)
- 主 催:浜松商工会議所 浜松ロボット産業創成研究会
- 問合先:浜松商工会議所 工業振興課
TEL 053-452-1116/FAX 053-459-3535
E-mail:kogyo[at]hamamatsu-cci.or.jp
- 3社連携による「配筋アシストロボ」開発について
▼参加のお申込はこちら▼
https://www.hamamatsu-cci.or.jp/events/show/673